イタリア語の変意語 alterato

変意語(alterato)とは名詞や形容詞の語尾に接尾辞というものが加わることでもともとの言葉に特定の意味が加わった言葉のことをいいます。会話などでもよく出てくるのでどのような規則、そして言葉があるのかみていきましょう。


名詞や形容詞の語尾に -ino/a などの接尾辞 suffisso がついてもともとの言葉に特定の意味が加わる変意名詞と変意形容詞について見ていきましょう。接尾辞もそれが指しているものの性と数によって語尾変化します。

1.縮小辞(1) -ino/a, -etto/a,  -ello/a;

 『小さい、かわいい、ちょっと』という意味が加わったもの。量や質が小さい・少しという意味から『かわいい、愛らしい』といった愛称/親称を込めた意味もある。

  1. bene   良い
  2. cucchiaio スプーン
  3. nipote 甥/姪
  4. gatto  猫
  5. telefono  電話
  6. macchina 車
  7. strada  道/通り
  8. casa  家
  9. chiesa 教会
  10. forno  オーブン、窯
  11. vino  ワイン
  12. vento  風
  1. benino 少し良い/まぁまぁ
  2. cucchiaino ティースプーン
  3. nipotino/nipotina 甥っ子/姪っ子
  4. gattino  仔猫
  5. telefonino  携帯電話
  6. macchinina  おもちゃの車
  7. stradina  路地/小さな道
  8. casetta    可愛らしい/小さな家
  9. chiesetta  可愛らしい/小さな教会
  10. fornello  ガス台
  11. vinello 低アルコールワイン・軽いワイン
  12. venticello  微風、そよ風

esempi 例;

  • Come stai?  – Sto benino, grazie. E tu?  
    どう、元気? - まぁまぁだね、君は?
  • Ho una nipotina bella.  
    私には可愛い姪っ子がいる。
  • Ieri abbiamo visto un gattino sulla strada. 
    昨日私達は道で仔猫を見た。
  • Guarda quella chiesetta! é carina!  
    見て、あの愛らしい教会!可愛い!

2.縮小辞(2)-uccio/a ;

上記の『小さい、かわいい』という意味以外に少し軽蔑・侮蔑的な意味を含んだものもある。

  1. canna   管、パイプ
  2. caldo 暑い、熱い
  3. femmina  女性
  1. cannuccia   ストロー
  2. calduccio 暖かい、温かい
  3. femminuccia 女々しい

3.拡大辞 -ono/ona ;

『大きい、デカい』という意味が加わったもの。語句によっては軽蔑・侮蔑的な意味を含んだものもある。また接尾辞がつくことによって形容詞から名詞的な意味になるものがある。

  1. bene  良い
  2. carta  紙
  3. cena  夕飯
  4. film  映画
  5. gatto  猫
  6. ombrello  傘
  7. grasso 太っている
  8. pigro  怠惰な
  9. testa  頭
  1. benone とても良い
  2. cartone 段ボール
  3. cenone 晩餐
  4. filmone 凄い/素晴らしい映画
  5. gattone  デカい猫
  6. ombrellone パラソル
  7. grassone / grassona 太っている人
  8. pigrone /pigrona 怠け者
  9. testone / testona 頭でっかち

esempi 例;

  • Mia mamma sta preparando la cenone per la Pasqua. 
    お母さんは復活祭のための晩餐準備をしているところだ。
  • Andrea ha visto un filmone con gli amici. 
    アンドレアは友人と素晴らしい映画を見た。
  • Davvero sei testone! 
    マジで君は頭でっかちだ!

4.軽蔑辞  -accio/a ;

悪化、軽蔑的、侮蔑的な意味が加わる。

  1. carta 紙
  2. figura 外観
  3. giornata 日
  4. parola 言葉
  5. tempo 天気
  1. cartaccia  紙クズ
  2. figuraccia  無様/みっともない様子
  3. giornataccia ついていない日/嫌な日
  4. parolaccia  下品な言葉/スラング
  5. tempaccio 悪天候

esempi 例;

  • Ho fatto una figuraccia….  
    無様なことをしてしまった‥
  • Che giornataccia!   
    なんてついていない日だ!
  • I bravi genitori non dicono parolacce davanti ai figli. 
    良き両親は子供の前でスラングを言わない。

いかがでしたか。聞いたことのある変意語は出てきましたか。語尾が変化することでニュアンスが変わる言葉があるのはとても面白いものです。


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    イタリア語でとっさの叫び声 Uffa! 

    イタリア語でとっさの叫び声 Uffa! 

    驚いた時やため息などのとっさの叫び声には言葉と共に感情が多く表現されます。疲れた時や苛立った時などにでてくる「あ~ぁ」や「マジで!」といった感情豊かな心の声をイタリア語でなんというのかみていきましょう。


    間投詞又は感嘆詞( interiezione / esclamazione) は驚いたときのとっさの叫び、不意の呼びかけに応答などで感情豊かな心の声といえます。これらの言葉には名詞の性や数、動詞の活用形変化はありません。情熱的で感情豊かなイタリア人のように様々な間投詞があります。イタリア語に慣れてくる頃、きっとあなたもこんなとっさの叫びをイタリア語でいっているはず。楽しく感情豊かに見ていきましょう!


    💗 Interiezioni proprie

    正真正銘、とっさの叫び声;

    • Uffa!    (嫌悪感、苛立ち) あ~ぁ/ えぇ~っ
    • Mah!   さぁ、どうだか/ やれやれ
    • Ohi!    (ネガティブな驚き) あぁ!
    • Ahi!    痛!
    • Ohimè! Ahimè!     (悲哀、憂慮) あぁ、悲し…
    • Ah!    (驚き/何か言い忘れたことを思い出して) あ!
    • Mbeh!?   それで!?
    • Toh!  ほれ!/ 持ってけ!
    • Urrà!    わぁい!/ フレー
    • Boh!    さぁね!/わかんないよ
    • Brr!   (寒さや恐怖で震えて)ウゥ~!


    💗 Interiezioni improprie

    名詞や形容詞、動詞がとっさの叫び声になったもの;

    • Evviva!      万歳!/イエーイ!
    • Magari!   そうならいいけれど!
    • Vergogna!    恥を知れ!
    • Oddio!   なんてこった!
    • Cavoli!    マジで!/ うゎ!
    • Perbacco!   おや、まぁ!
    • Peccato!    残念!
    • Pazienza!    仕方ない!
    • Via!   あっちに行け!
    • Vattene!  消え失せろ!
    • Zitto!       黙れ!
    • Mannaggia!   チェッ!/ クソ!/ 全く!
    • Fuori!    出てけ!
    • Accipicchia! / Accidenti! ちくしょう!/クソ!
    • Abbasso!   ブー!!(ブーイング)
    • Idiota!  馬鹿め!


    💗 Locuzioni esclamative

    複数の語句を成してとっさの叫び声になったもの;

    • Che roba!  なんじゃこりゃ!/
    • Che spavento! - 驚いた!
    • Che barba!  面倒くさい!
    • Che scemo!  バカ!/愚か者!
    • Mamma mia!  なんてこった!
    • Povero me!  可哀想な私! / ヒドイ!
    • Dio mio!  なんてこと!
    • Oh, dio !  あぁ、しまった!


    💛 その他の感情や感嘆を表現する色々な表現も紹介しておきます。

    ◉ ”Che + 形容詞/名詞!” で “なんて~なんだ!”
     
    上記の例文でもでてきました、Cheを使って色々な感嘆詞ができます。本来の形は che の後は名詞が来ますが形容詞がくる言い方も実際はします。
     
    • Che delusione !  がっかり!
    • Che forutuna ! ラッキーだね!
    • Che meraviglia! なんて素晴らしいんだ!
    • Che sollievo !  あー、ほっとした!
    • Che liberazione !  なんという解放感!
    • Che vergogna !   なんたる恥!
    • Che bello ! わぁ、素敵!
    • Che buono ! 美味しい!
    • Che caro ! なんて高いんだ!
    • Che crudele !  なんてひどいんだ!
    • Che freddo!  寒っ!
    • Che strano !  変なの!
     
    ◉ ” Come + essere + 形容詞 ” で ” なんて~なんだ! “
     
    • Come è bravo lui!   なんて彼は素晴らしいんだ!
    • Come siete gentili !  なんて君達は親切なんだ!

    感嘆詞は辞書からではなかなかニュアンスが伝わりにくいもの。このブログがあなたのイタリア旅行や友人との会話、そしてイタリア映画を見るときに役立つことを願って。

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      直接補語の非強勢形と強勢形 – Pronomi diretti (atoni e tonici)

      直接補語には非強勢形と強勢形 があります。直接補語は動詞の目的語になる代名詞ですがその代名詞を強調したい場合に強勢形を使います。例文と音声テキストで理解を深めていきましょう。


      直接補語(Pronomi diretti)は動詞の目的語となる代名詞で ”誰を?”/”何を?”という疑問文に対しての答えに相当します。

      非強勢形強勢形
      iomime
      tutite
      lui/leilo / lalui / lei
      Lei(敬語)LaLei
      noicinoi
      voivivoi
      loroli / leloro
      2つのタイプの直接補語

      まずは直接補語を理解するためこちらの例文を見てください。

      1. Mangio un gelato. 
        私はジェラートを食べる。
      2. Porto mia madre al  cinema. 
        私の母を映画に連れて行く。

      日本語でも目的語が何なのかわかっている場合は名詞を繰り返していうのではなく省略します。上記の文章の目的語、つまり gelato 又は mia madre を直接補語(=直接補語人称代名詞 pronome diretto 又は pronome complemento direttoという)で言い換えると;

      1. Lo mangio. 
        私はそれを食べる。
      2. La porto al cinema. 
        彼女を映画に連れて行く。

      直接補語がどれになるかは(代)名詞の性と数によって異なります。
      例文の ジェラート gelato は男性名詞・単数であるため直接補語 lo に置き換わり、私の母 mia madre は女性名詞・単数であるため直接補語 la に置き換えることができます。


      直接補語は「人」だけでなく「物」も含まれているます。よって三人称の直接補語 lo,la, li, le が必ずしも人とは限らないので注意してください。

      それでは直接補語である強勢形と非強勢形はどのように異なるのか違いをみていきましょう。

      1. 直接補語の強勢形 (pronomi diretti tonici): 

      直接補語つまり文章中の目的語を強調するときに使う形。強勢形の直接補語は動詞の後に置かれます。
      この強勢形は人である直接補語である場合には使えますが、物には使えないということを押さえておきましょう。

      1. Mangio il gelato. ⇒  Mangio lui.  
        ジェラートは人ではないので強勢形は使えない
      2. La porto al cinema. ⇒  Porto LEI al cinema.
        私は(他の誰でもなく)彼女を映画に連れて行く。

      2. 非強勢形 (pronomi diretti atoni):

      通常の文で直接補語を使う場合は上記の例文にあるように直接補語は動詞の前に置かれます。強勢形よりもフレーズ音の流れがスムーズな非強勢形の方がよく使われる。

      • La porto al cinema.
        私は彼女を映画に連れていく。(この場合、”彼女”はだれなのか既に会話で明らかであり特に強調する必要がないので代名詞である直接補語の非強勢形で置き換えている)

      直接補語の非強勢形の例文と音声テキスト


      1. Guardi spesso la tivù? – Sì, la guardo tutti i giorni.
        よくテレビを見る?-うん、毎日見るよ。
      2. Stai cercando un lavoro? – Sì, lo sto cercando.
        仕事を探しているの?- はい、探しています。
      3. Mi chiami stasera? – No, ti chiamo domani.
        今晩私に電話をしてくれる?-いや、明日電話する。
      4. Ci invitate alla festa? – Sì, vi invitiamo.
        私達をパーティーに呼びますか?-はい、招待します。
      5. Hai comprato le fragole?  – No, non le ho comprate.
        苺を買った?-いや、買わなかった。
      6. Avete visto i miei figli? – Sì. Li abbiamo visti in piazza.
        私の子供達を見ましたか?-えぇ、広場で彼らを見ました。

      ※代名詞を直接補語に置き換える以外に日本語ではその直接補語すらも省略していう傾向がある。イタリア語では直接補語を忘れずに。

      ※直接補語人称代名詞は近過去の場合は助動詞のavereの前に置かれます。注意すべき点として近過去などと組み合わせて使う時、avere+[過去分詞]の部分の過去分詞がlo,la,li,leといった三人称の直接補語人称代名詞の影響を受けるということです。

      例えば上記例文でいうと

      5)Hai comprato le fragole?  – No, non le ho comprate.

      6)Avete visto i miei figli? – Sì. Li abbiamo visti in piazza.


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        Vino novello~イタリアの新酒ワイン~ 

         

        ワインの国としても有名なイタリア。毎年9月頃になるとワイン用のブドウ収穫が話題となり美味しいワインが製造されていきます。ワインは熟成されるほど美味しいともいいますがその年にできる新酒、いわばイタリアのボジョレーヌーボーが秋の知らせと共に味わうことができます。


        日本で毎年11月第3木曜日ボジョレー・ヌヴォーが解禁になります。ボジョレー・ヌヴォーはその年収穫されたフランス・ボジョレー地区のブドウで造る新酒ワインです。
        実はイタリアにも新酒ワインがあります。それは vino novello (ヴィーノ・ノヴェッロ)といい、vinoは“ワイン”、novelloは“できたての・新しい”という意味です。

        2011年までの解禁日は11月6日でしたが2012年よりVino novello の規定改正があり10月30日に解禁されるようになりました。

        解禁日が繰り上げになった背景のひとつに近年の夏の異常な暑さ。猛暑によりブドウの生育が早く収穫日も全国的に早まったからです。日本同様ここ数年、イタリアでも異常気象がみられ2015年もかなりの猛暑でした・・・。


        イタリアではvino novelloは秋の到来を知らせるものの一つとなっていますが日本のボジョレー・ヌヴォー解禁のような騒ぎにはなりません。スーパーやワインショップでも大々的に広告されるわけでもなく季節になるといつの間にか棚に置かれているのが現状。

        vino-novello-1-210x280

        Vino novello はMacerazione Carbonica(炭酸ガス浸漬法)という炭酸ガスを使った製造法、解禁時のワインアルコール度は11%以下、糖度は1リットル当たり10g以下などの規定のもと製造されています。

        規定基準が以前より細かくなったとはいえフランスのボジョレー・ヌヴォーはボジョレー地区のガメイ種と規定されていますがイタリアは現在のところそのような規定がないため全国で生産され様々なvino novelloを楽しめます。

        新酒ワインの生産が最も盛んな州はヴェネト州、続いてトスカーナ州、トレンティーノ – アルト・アディジェ州。Vino novelloは新酒ワインということもあり消費期間は6カ月~1年以内がベスト。味はというと通常のワインに比べ軽めでさっぱりとした味わいです。

        今年の秋はボジョレー・ヌヴォーではなくイタリアの新酒ワインで乾杯🍷
        毎年異なるvino novelloを見つけてイタリアンな秋にほろ酔いするのもいいかもしれませんね。

        • il vino  ワイン
        • il cavatappi 栓抜き
        • un litro di vino 1Lのワイン
        • mezzo litro di vino rosso 1/2Lの赤ワイン
        • un quarto di vino bianco 1/4Lの白ワイン
        • un bicchiere di vino コップ一杯のワイン
        • alzare il gomito 《慣用句》飲み過ぎる、深酒をする

        命令形と補語代名詞の結合 imperativo e pronomi

        「~しなさい」「~しないでください」といった命令形の文中に補語代名詞やCI & NEなどの代名小詞がある場合、これらは動詞と結合します。例文と共にみていきましょう。


        イタリア語レベル:中級者以上向け

        ◆命令法の規則活用表◆

        -are-ere-ire-ire(2)
        parlarecorrereaprirefinire
        tuparlacorriaprifinisci
        noiparliamocorriamoapriamofiniamo
        voiparlatecorreteapritefinite
        tu (negativo)non parlarenon correrenon aprirenon finire

        既に命令法についてはこちらのブログで解説しました。命令法の活用は直説法現在 presente indicativo の活用と非常によく似ています。
        規則活用する動詞で気をつけなければいけないのは 君に(tu)の -are 動詞の活用です。一方 -ere動詞と -ire動詞の命令形は現在形と同じです。

        ★ -are 動詞の tu 命令形⇒  語尾が -a 
        命令形)Parla! 話してよ!
        現在形)Parli ⇒ -are 動詞の tu 現在形の語尾は -i

        ★ NOI 及び VOI の否定命令  ⇒ 【Non】 + 【IMPERATIVOの活用形】

        例; Non parlate! (君達)話さないでください!≒ 静かにしなさい!

        ★  TU の否定命令 ⇒ 【 Non 】 + 【動詞の原形】 
        例;Non parlare! 話さないで!≒ 静かにしてよ!


        ◆命令形と補語代名詞の結合◆

        命令形の文中に補語代名詞、CI や NEなどの代名詞がある場合、これらは動詞と結合します。例文をみていきましょう。

        • Prendi il telefono –> PRENDILO
          電話取って
        • Finisci i compiti –> FINISCILI
          宿題を終わらせなさい
        • Dai i soldi a Lucia –> DAGLIELI
          ルチーアにお金を渡して
        • Regala la bicicletta a Dario –> REGALAGLIELA
          ダリオにその自転車をプレゼントして
        • Aiutiamo le tue amiche –> AIUTIAMOLe
          君の女友達(複数)を手伝ってあげようよ
        • Dite a Francesca di venire –> DITEGLIELO
          (君達)フランチェスカに来るように伝えて
        • Compra le sigarette per me –> COMPRAMELE
          私にタバコを買って
        • Porta i bambini al cinema –> PORTACELI
          子供たちを映画に連れて行って
        • Assaggia una fetta di torta –> ASSAGGIANE UNA FETTA
          タルト一切れ味見しなよ

        ※ 直接補語代名詞についての詳しいブログはこちらをご参照ください。

        ※ 間接補語代名詞についての詳しいブログはこちらをご参照ください。

        ※ CI, NEの代名小詞についての詳しいブログはこちらをご参照ください。


        命令形の文中に直接補語代名詞と間接補語代名詞がある場合、これらも結合してひとつの単語になります。
        例)DAGLIELI!


        ◆TU の命令形活用で ´  (apostrofo) のある動詞◆

        andaredaredirefarestare
        tuva’/vaida’/daidi’fa’/faista’/stai
        noiandiamodiamodiciamofacciamostiamo
        svoiandatedateditefatestate
        tu (negativo)non andarenon darenon direnon farenon stare

        TU の命令形活用で ´  (apostrofo) を付けたかたち(縮約形)のある動詞が補語代名詞と一緒に用いられる場合は ci, miなどの補語の子音語頭を二重にします。例外として gli は二重にせずそのまま。

        • Vai al mercato –> VACCI
          市場に行ってよ
        • Dai a me i soldi –> DAMMI I SOLDI –> DAMMELI
          私にお金渡してよ
        • Dai a me le chiavi –> DAMMI LE CHIAVI –>DAMMELE
          私に鍵(複数)を渡して
        • Di’ a noi cosa pensi –> DICCI COSA PENSI –> DICCELO
          君がどう思うかか私達に言ってよ
        • Fai il tuo lavoro –> FALLO
          自分の仕事をしろ!
        • Fai a noi un piacere  –> FACCI UN PIACERE –>FACCELO
          私達のお願い、聞いてくれる?
          ※fare un piacere  頼み事をきく

        • Stai a casa –> STACCI
          家にいなさい
        • Dai a lui questo –> Daglielo ( Dagglielo とはならない)
          これを彼に渡して

        TU の否定形は 【 Non 】 + 【動詞の原形】. 結合される補語代名詞は動詞の語尾に付けくわえても、動詞の前においてもよい。

        • Non salutare Luigi –> Non salutarlo = Non lo salutare
          ルイジに挨拶しないで
        • Non bere la birra –> Non berla = Non la bere
          ビールは飲むな
        • Non comprare la moto a Davide –> Non comprargliela = Non gliela comprare
          ダビデにバイクは買わないように!
        • Non dare i soldi a loro –> Non darglieli –> Non glieli dare
          彼らにお金を渡さないで

        LEI & LORO

        Lei (敬称 あなたは)と Loro(彼らは) があります。Loro は三人称複数なので感覚としては敬称である「あなた」の複数形である「あなた方」を示しますがこの形ではあまり使われておらず親称も敬称も二人称複数への命令形を表現するときには voi に対する命令形で表現することがほとんどです。

        Lei と Loro の命令法も指示や命令を与える機能を果たしているのですがこれらは命令法というより 接続法現在 congiuntivo presente に分類したほうが正しいでしょう。
        LEI と LORO の命令的表現として;

        LEI

        • Vada a casa –> Ci vada.
          どうぞお引き取りください。
        • Mi saluti Suo marito  –> Me lo saluti.
          ご主人によろしくお伝えください
        • Prenda il mio ombrello –> Lo prenda.
          私の傘を取っていただけますか。

        LORO

        • Vadano a casa –> Ci vadano
          お引き取りください
        • Prendano il treno –> Lo prendano
          皆様, その列車にお乗りください。


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        イタリア語の連結詞 connettivi – 後編

         

        I connettivi

        連結詞”connettivi”は接続詞、副詞、前置詞又慣用句で他の語句と結びつき語句と語句、文と文などをつなぐ働きをします。後編では続きの連結詞についてを学習。ブログの最後にはクイズがあります。


        語と語、文と文を結ぶ連結詞 connettiviがどのように使われるか実際に例文を見ながら引き続き学習していきましょう。

        時間、原因/結果、目標/目的についての連結詞は前編をご参照ください。

        連結詞 
        Connettivi


        1. di tempo 時間
        2. di causa e conseguenza 原因/結果
        3. di scopo e modo 目標・目的
        4. di contrasto/concessione, condizione/dubbio 対照/譲歩、条件/疑い
        5. di inclusione / esclusione 包括/除外
        6. di struttura 構成

        対照・譲歩に関連した連結詞
         
        CONNETTIVI DI CONTRASTO E CONCESSIONE


        • ma – しかし
          Volevo chiamarti ma non ho avuto tempo.
        • tuttavia – しかしながら/けれども
          La Juventus ha giocato bene, tuttavia ha vinto il Milan.
        • comunque – とはいえ/いずれにしても
          Ho avuto la febbre, comunque adesso sto bene.
        • eppure – それでも
          I prezzi sono aumentati eppure i clienti comprano ugualmente.
        • a ogni modo -いずれにせよ、なんにせよ
          L’esame era molto difficile ad ogni modo sono riuscito a finirlo.
        • dopo tutto – 結局は/所詮
          Accetta i miei consigli, dopotutto sono tuo fratello.
        • sebbene, anche se  – ~ではあるが/にもかかわらず
          Anche se ho poco tempo, ho cominciato ad andare in palestra.
        • nonostante / malgrado – ~にもかかわらず
          Nonostante la crisi economica, gli italiani vanno sempre in vacanza.
        • mentre – ~の一方で
          Laura sta cercando un lavoro, mentre suo marito è sempre a letto a dormire.
        • al contrario – だが/反して
          Giuseppe riesce sempre a risparmiare, al contrario di me che spendo tutti soldi.
        • qualora – 万一~の時
          Qualora abbiate dei problemi, non esitate a contattarmi.
        • benché – ~だけれども
          Mario rinnovato la patente, benché abbia già ottant’anni.
        • d’altra parte – 一方で
          Ai bambini non piace andare all’asilo, d’altra parte è necessario per loro.

        条件・疑いに関連した連結詞 
        CONNETTIVI DI CONDIZIONE / DUBBIO


        • se – もし
          Se vieni alla nostra festa ci fa piacere.
        • se non – もし~でない
          Se non hai fame non cucinerò per te.
        • a meno di /che – ~でなければ
          Penso di non andare al cinema, a meno che non venga anche tu.
        • supponendo di / che – もし~と仮定するなら
          Supponendo che il concerto inizi alle cinque, dobbiamo essere a Milano verso le tre.
        • immagina di / che – ~と想像するとして 
           Immagina di  vincere un milione alla lotteria. Cosa faresti?
        • a patto di /che -~という条件で
          Mi piacerebbe fare un bel viaggio, a patto che venga anche tu.
        • in caso di / che -~の場合
          In caso di neve bisogna guidare con cautela.
        • ammettendo di / che – ~と認めたとしても
          Anche ammettendo che tu abbia ragione, non risolverai il problema.

        包括に関連した連結詞 
        CONNETTIVI DI INCLUSIONE


        • e – と
          Siamo qui da soli io e te.
        • sia…sia – ~も~も両方
          Mangerei qualsiasi cosa, sia la carne sia il pesce.
        • anche – ~も
          Vieni anche tu a trovare Mario?
        • inoltre – その上/さらに
          Stefano ha perso il portafoglio. Inoltre ha guidato senza patente.
        • non solo – ~だけでなく 
          In quel bar fanno degli ottimi panini, non solo caffè.
        • ma anche – ~もまた
          Questa estate c’è stato il sole, ma anche qualche temporale.
        • per di più – 加えて/さらに
          Perché il gioco di azzardo è legale e per di più pubblicizzato?

        除外に関連した連結詞 
        CONNETTIVI DI ESCLUSIONE


        • né… né – ~も~もない
          In chiesa non si può né mangiare né bere.
        • neppure – ~さえ/たとえ~でも~ない
          Non ti perdonerò mai, neppure se ti metti in ginocchio.
        • o, oppure – または/それとも
          Mangiamo a casa o al ristorante?
        • altrimenti – さもないと
          Devi rinnovare il passaporto, altrimenti non potrai partire.
        • o…o – ~または~
          O trovi un lavoro o ricominci a studiare.
        • eccetto – ~以外
          Non mangio mai la carne, eccetto qualche volta il pollo.
        • tranne – ~以外
          Sono andati tutti al concerto, tranne me.
        • a meno che – ~でない限り 
          Domani prenderò l’autobus, a meno che tu non mi dia un passaggio.

        文章構成の連結詞 

        CONNETTIVI DI STRUTTURA

        導入 
        INTRODURRE


        • riguardo a… – ~に関して 
          Qual è la tua opinione riguardo  qual è la tua opinione riguardo all’immigrazione?
        • a proposito di – ~といえば
          A proposito di Giovanna, qualcuno l’ha visto recentemente?
        • per quanto riguarda – ~に関して 
          Per quanto riguarda mio fratello, devo dire che è soddisfatto.

        言い換え・追加説明 
        CHIARIRE E SPIEGARE


        • in realtà / verità – 実際は/本当は
          In realtà devo ammettere che non ho capito niente.
        • veramente – 本当に
          Tua sorella è veramente una brava ragazza.
        • certamente – もちろん/確かに
          Andremo certamente al matrimonio di Filippo e Loredana.
        • in altre parole – 言い換えると/つまり 
          Ho finito tutti i miei soldi, in altre parole sono al verde.
        • difatti – 実は
          Stefano è  davvero maleducato, difatti non ha molti amici.
        • cioè – つまり
          Luigi è il figlio di mia sorella, cioè mio nipote.
        • ossia – つまり/すなわち
          Sono un tifoso della squadra di Torino, ossia la Juventus.

        整理・まとめ 
        ORDINARE E CONCLUDERE


        • prima di tutto – まずはじめに
          Prima di tutto ti devo ringraziare.
        • secondariamente – したがって/その結果
          Secondariamente, sono soddisfatto del mio lavoro.
        • per cominciare – まず第一に/そもそも
          Per cominciare, spero che tu venga con me.
        • dopodiché – その後
          Ho fatto tutto quello che ho potuto, dopodiché aspettiamo i risultati.
        • inoltre – その上/さらに
          Flavio mi ha chiesto dei soldi, inoltre mi ha detto che ne ha chiesti anche a te.
        • infine – 最後に
          … Non voleva ammettere di avere rubato, ma infine ha detto tutto alla polizia.
        • per concludere / in conclusione – 最後に/要するに
          Per concludere, è stato un anno di lavoro eccezionale.

        意見・見解 
        ESPRIMERE O RICHIEDERE UNA OPINIONE


        • secondo me – 私の意見として
          Secondo me l’assassino è il maggiordomo.
        • secondo – ~によれば
          Secondo i giornali, questa è l’estate più calda del secolo.
        • dal mio punto di vista -私の見解では/考えでは 
          Dal mio punto di vista ragione la signora Bianchi.
        • per quanto ne so – 私の知る限りでは
          Per quanto ne so Rinaldo tornerà dalle vacanze a settembre.
        • per quanto mi riguarda – 私に関していえば
          Per quanto mi riguarda, sono contento così.
        • personalmente – 個人的には
          Personalmente la cucina thailandese è troppo piccante.
        • credo / penso / sento …che – 私は~と思う/感じる 
          Penso che i tuoi figli siano molto educati.

        概括 
        GENERALIZZARE


        • di regola – 通常は/普通は
          Di regola, non si dovrebbe uscire dall’ufficio prima delle cinque.
        • a grandi linee – 一般的に/概して
          A grandi linee gli italiani non parlano l’inglese.
        • nel complesso – 全体的に
          Nel complesso, abbiamo fatto un buon lavoro.

        例・要約 
        FARE ESEMPI E RIASSUMERE


        • per esempio – 例として
          Non amo i cibi salati, per esempio le acciughe.
        • cioè – つまり
          Michele è il marito di mia sorella, cioè mio cognato.
        • vale a dire – すなわち/つまり
          Ho vinto il primo premio della lotteria, vale a dire un milione di euro.
        • quindi – それゆえ
          Devo fare un po’ di sport, quindi ho comprato una bicicletta.

        それでは最後に連結詞のクイズをお楽しみください。

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        イタリア語の連結詞 connettivi – 前編

        連結詞(connettivi)は接続詞、副詞、前置詞又慣用句で他の語句と結びつき語句と語句、文と文などをつなげる働きをします。連結詞には『~の前に』『~する間』といった時間に関連したものの他、『~なので』といった原因や理由に関連したものなどがあります。


        レベル A2 – B1に相当

        イタリア語の文構成において連結詞 connettivi は非常に重要な役割を果たします。語と語、文と文をを結ぶ連結詞がどのように使われるか実際に例文を見ながら学習していきましょう。

        ここでは連結詞を『意味による分類』で6つのグループに分けました。まず前編では最初の3グループを紹介します。例文は是非とも辞書を使って訳してください。新たな語句を学びイタリア語力をつけていきましょう。


        連結詞 Connettivi

        1. di tempo 時間
        2. di causa e conseguenza 原因/結果・帰結
        3. di scopo e modo 目標・目的/方法
        4. di contrasto/concessione, condizione/dubbio 対照/譲歩、条件/疑い
        5. di inclusione / esclusione 包括/除外
        6. di struttura 構成

        時間に関連した連結詞 CONNETTIVI DI TEMPO

        • prima  ~の前に/までに 
          Prima di andare in Italia, devo rinnovare il passaporto.
        • dopo  ~後 
          Dopo avere mangiato, voglio dormire.
        • quando  ~の時
          Quando lavora, Stefania si impegna molto.
        • mentre   ~する間 
          Mentre lava i piatti, Laura ascolta la radio.
        • (non) appena  ~したばかり / ~すると直ぐに 
          Dario è appena tornato a casa / Ti raggiungerò non appena avrò finito di lavorare.
        • finché  ~まで
          Finché ci sarà bel tempo, resterò al mare.
        • entro   ~まで / 以内に 
          Devo pagare l’affitto entro la fine del mese.
        • da quando ~以来 
          Da quando sono a dieta, ho perso dieci chili.
        • una volta che 一度~したら 
          Una volta che impari a guidare, non lo dimentichi più

        ◆ prima と dopoの文構造;

        “prima ~の前に”: 【 prima di 】 +【動詞の原形】    

        例)Prima di mangiare

        ” dopo ~後” :  【 dopo 】+【不定詞】+【過去分詞】 

        例)dopo aver mangiato

        • all’inizio    最初のうちは/~の初め
            All’inizio della vacanza Gianna era stressata.
        • per cominciare まず始めに
          Per cominciare, non ho capito quello che hai detto.  
        • in un primo momento   最初は
          In un primo momento non sapevo cosa fare.
        • poi   それから
           Vado prima io, poi vai tu.
        • dopodiché / successivamente   その後/それから
           Ha bevuto del latte scaduto, dopodiché è stato male.  
        • dopo un po’  しばらくしてから 
          Mi hanno rubato la macchina, ma dopo un po’ la polizia l’ha ritrovata.
        • alla fine  最後は/最終的には 
          Ci è voluto molto tempo, ma alla fine ho passato l’esame di italiano.

        原因に関連した連結詞  CONNETTIVI DI CAUSA

        • poiché  ~なので
          Poiché me lo chiedi tu, verrò alla festa.
        • perché  ~なので/だから 
          Sono felice perché Davide si sposa.
        • siccome   ~なので
          Siccome non mi ha chiesto scusa, non gli parlo più.
        • visto che / dato che  ~なので/だから 
          Dato che ho il pomeriggio libero, vado in palestra.
        • a causa di  ~が原因で
          A causa della neve, il volo è stato cancellato.
        • per colpa di   ~のせいで
          Per colpa del mio ginocchio, non posso correre.
        • (esere) dovuto a  ~が原因で
          C’è una crisi economica dovuta alle banche.

        ◆ Perché VS Poiché:

        両者ともに「~なので」と訳されるが若干の違いがある。「~なので」という原因・理由を示すがこの意味で使われる場合 perché は主文の後にくる。

        一方 poiché は主文の前でも後にも置くことができる。例文として ≪ Chiudo la finestra perché / poiché fa freddo. 寒いので窓を閉める≫ このように両者とも主文の後で使うが口語では殆ど  “perché” が主流。

        perché“には接続詞としての「~なので」という意味のほか疑問詞として「なぜ/どうして」の重要な意味もある。この疑問詞としての意味は”poiché” にはなく置き換えは不可能である。


        結果・帰結に関連した連結詞 CONNETTIVI DI CONSEGUENZA

        • così  こんなわけで/なので 
          Avevo fame, così ho cucinato qualcosa.
        • perciò – sicché – cosicchédunque – pertanto – allora – quindi  したがって/それゆえ 
          Lucia è molto sensibile, quindi si commuove quando vede un bel film.
        • così… che   非常に~なので 
          Il film era così noioso che mi sono addormentato.
        • di conseguenza  したがって/結果として
          C’è stato uno scandalo e di conseguenza il sindaco si è dimesso.
        • tanto che   それで/それゆえ
          Non avevo più soldi, tanto che ho dovuto chiedere un prestito.

        目的・目標に関連した連結詞 CONNETTIVI DI SCOPO

        • per   ~のために 
          Studio per imparare l’italiano.
        • affinché / perché   ~するように
          Claudio lavora la domenica affinché il figlio possa andare all’università.
        • in modo che/da   ~するために
          Prenderò il treno, in modo da essere a Roma domattina.

        目的を表す「~するために、~するように」  affinché,perché ,in modo che 通常は主文として接続法 をとります。上記例文のように 『 in modo da 』 の場合は前置詞 da の後には動詞の原形が続く。


        方法に関連した連結詞 CONNETTIVI DI MODO

        • come   ~と同様
          Ho viaggiato in treno come sempre.
        • come se   まるで~のように 
          Si comportava come se fosse innocente.
          ※”Come se” に続く文は接続法半過去
        • nel modo in cui/che  ~する仕方で
           Abbiamo cucinato il minestrone nel modo che ho visto in televisione.

        続きの接続詞については後編でご紹介します。


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          イタリア語の副詞 “ancora” について

          副詞 “ancora” には色々な意味があります。例えば『 Domani alle otto di sera sarò ancora a casa.』は❝まだ❞という意味で『明日の夜8時はまだ家にいるだろう。』ということ。例文と音声と共に使い方を学習しましょう!


          ancora 【アンーラ】は副詞で口語及び文語でよく出てきます。文によってニュアンスが異なる”ancora”を上手に使ってイタリア語力をUPさせましょう。

          まだ、今でも

          “Anche ora” “Anche allora”, 行動や状況が続いている、またはその段階・過程にある。


          • Ieri sono andato in palestra, sono ancora stanco.
            昨日ジムに行ったが今でも疲れている。
          • Quando ti ho conosciuto, abitavo ancora a Roma.
            君と出会った時、私はまだローマに住んでいた。
          • Domani alle otto di sera sarò ancora a casa.
            明日の夜8時はまだ家にいるだろう。

          もう一度、また

          これもよく使われる意味のひとつ


          • Voglio tornare ancora a Orvieto.
            またオルヴィエートに行きたい。
          • Ho studiato ancora i pronomi ma non li ho capiti.
            私はもう一度名詞を学習したがわからなかった。
          • Un giorno, visiterò ancora Agrigento.
            いつの日か、アグリジェントに再び行くだろう。

          もっと

          “もう一度” “もっと” という意味


          • (a teatro) Bravi! Ancora!
            (劇場で) ブラーボ! アンコール!
          • Ho fame, c’è ancora della pasta avanzata?
            お腹すいた、パスタの残りはもっと(≒まだ)ある?
          • I soldi non le bastano, ne vuole ancora.
            金額が足りなく、彼女はもっとお金がほしい。

          まだ~でない

          “non ancora” は否定文。現在、過去そして未来を表現する文章で使える。


          • Non sei ancora stanco?
            まだ疲れていない?
          • Quando sei nato, tua madre non aveva ancora 20 anni.
            君が生まれた時、母親はまだ20歳でなかった。
          • Domani alle 8 non avrò ancora finito.
            明日の8時、まだ私は終えていないだろう。

          ~以上に、更に

          比較の文で比べている2つを強調するときに使われる ancora


          • La mia casa nuova è ancora più grande di quella vecchia.
            私の新しい家は前の家以上に大きい。
          • Il mio lavoro è ancora più difficile dell’anno scorso.
            私の仕事は昨年以上に難しい。
          • L’italia è ancora più bella della Spagna.
            イタリアはスペインより更に素晴らしい。

          § 表現 §

          口語でよく使われる表現


          • Milano non mi piace, Torino ancora ancora.
            私はミラノが好きじゃない、トリノはまだマシかな。
            ※ ”ancora ancora” のように2回繰り返すことにより違ったニュアンスになる語句についてはこちらのブログをご参照ください。
          • Ancora meglio!
            より良い!
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            イタリアのSMS略語 – linguaggio degli SMS

            イタリアのSMS略語 – linguaggio degli SMS

            “KY=空気読めない” “JK=女子高生” “・・・これさえ今や死語になりつつあるのかもしれないが若者の間から様々な略語が誕生した。携帯などのSMSでは書き込む文字数が少ない方が楽というもの。例えば “kwsk (←kuwashikuの頭文字で詳しく)” “  HK = 話は変わるけれど” などはKY語と言われ、中には対して略語になっていない語句もあるがSMSに一役かっている。

            イタリアでも新しい言葉を誕生させるのは若者が中心。私が最初に覚えた略語は “TVB” と “TVTB”。10年程前教え子のイタリア人の子供たちからお手紙をもらった際に書かれていたメッセージだった。何を意味しているのか最初はわからなかったがホストマザーが “TVB = ti voglio bene. 君が好き” と “TVTB= Ti voglio tanto bene. 君が大好き”という意味だと教えてくれた。それではいくつか代表的な略語を見てみましょう。


            ★ 語句の頭文字をピックアップした略語

            • TVB = Ti voglio bene.    君が好き
            • TVTB = Ti voglio tanto bene. 君が大好き
            • TA = Ti amo.   君を愛している

            ★ 単語の母音を削った略語

            • grz = grazie   ありがとう
            • prg = prego   どういたしまして
            • qnd = quando  いつ/ ~のとき
            • qnt = quanto  どれだけ/ いくつ
            • cm = come   どのように/~のように
            • cs = cosa   何
            • dp = dopo      後で
            • cmq = comunque  いずれにせよ
            • trp = troppo  ~過ぎる

            ★ 当て字を使っての略語とその他

            • xché / xke = perché  何故/ ~なので
            • xò = però    しかし/でも
            • x te = per te  君へ
            • 6 = sei    君
            • c 6 = ci sei  (君、そこに)いる?/ わかった?/ 大丈夫?
            • 6 3mendo = sei tremendo 君はひどい/並外れた奴だ。
            • qlc1 / qlk1 = qualcuno 誰か/ある人

            ✦ per は同じ音の乗算記号の x を使って略す。またイタリア語のアルファベットに k はないが同じカ行の音の chi / che は ki / ke に置き換えられる。


            ✦ ci sei?は (君、そこにいる?)という意味のほか、例えば何か説明を受けていてよく理解していなさそうなときに言われます。そんなときは「話にいる、ついてきている⇒ わかった?」という意味になり、出かける前にモタモタしているときに言われた場合は「大丈夫≒用意はいいかい?」という意味。


            最後に私が気になったFacebookでよく目にする略語を一つ紹介。cd という略語。よく飼い主を捜している犬や猫の写真やの投稿にコメントとして記載されていうもの。これは cd=condiviso ということで“この投稿をシェアした”ということ。

            スマートフォン操作にでてくる「設定」「下書きを保存」などの言葉をイタリア語で


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              動詞の不定詞 – L’infinito

              今回のトピックは動詞の不定詞。シンプルな形の不定詞現在は辞書に載っている動詞の形でもあるため「動詞の原形」ともいわれます。どんな時に不定詞を使うのか例文を見ながらチェックしましょう。


              動詞の不定詞には不定詞現在と不定詞過去があり、シンプルな形の不定詞現在は辞書に載っている動詞の形でもあるため「動詞の原形」ともいわれる。
              一方不定詞過去は【助動詞であるessere又はavereの原形】+【過去分詞】の複合型。

              • 不定詞現在 INFINITO PRESENTE (又はSEMPLICE):
                andare, bere, dormire…など
              • 不定詞過去 INFINITO PASSATO (又は COMPOSTO):
                essere andato, avere bevuto, avere dormito…など

              イタリア語の動詞は①are動詞、②ere動詞そして③ire動詞の3つに分類できる。不定詞は非人称であるため io, tu, lui/lei…といった人称による活用形はない。


              不定詞現在と不定詞過去の違いは例文を見るとわかりやすい。

              • Prima di mangiare mi lavo le mani.
                食べる前に私は手を洗う
              • Dopo avere mangiato, lavo i piatti. 
                食べた後、私はお皿を洗う

              不定詞として使われている動詞の動作がまだ行われていないか、それとも完了したかの違いがあります。それではその他のどのようなときに不定詞が使われるのかこのブログでは不定詞現在に焦点をあて見ていきましょう。


              ◆ 補助動詞と共に ◆

              補助動詞 servili italiani の後には動詞の原形、つまり不定詞がきます。

              【dovere/potere/volere/sapere】 +【 are/ere/ire動詞の原形】

              • DOVERE;
                Devo uscire, è tardi.  もう遅いや、出かけなければ。
              • POTERE;
                Non posso comprare una Ferrari.  私はフェラーリを買うことができない。
              • VOLERE;
                Voglio andare al cinema.  映画に行きたい。
              • SAPERE;
                Non so nuotare.   私は泳げない。

              ※補助動詞についての詳しいブログはこちらをご参照ください。


              ◆ 熟語的動詞と共に ◆

              ある特定の動詞は di, a などの前置詞を伴い熟語をなす。このような場合前置詞の後の動詞は不定詞。

              【動詞】 + 【前置詞 (DI-A-PER)】 + 【動詞の不定詞 (ARE-ERE-IRE)】


              “DI”

              • PENSARE;
                Pensi di andare in Italia?  イタリアに行くつもり?
              • CREDERE;
                Crediamo di avere ragione.  私達は自分たちが正しいと信じている。
              • DECIDERE;
                Ho deciso di sposarmi.   結婚することに決めた。
              • DIRE;
                Gli ho detto di venire a cena.   彼に家に来るように言った。
              • FINIRE;
                Abbiamo finito di dipingere la casa.  私達は家の塗装を終えた。
              • SPERARE;
                Spero di cambiare lavoro.  仕事を変えたい。


              “A”

              • INIZIARE;
                Avete iniziato a studiare l’italiano?  あなた達はイタリア語の学習を始めたの?
              • CONTINUARE;
                Ha continuato a parlare tutta la sera.   彼は一晩中話し続けた。
              • IMPARARE;
                Abbiamo imparato a cucinare le lasagne.  私達はラザニアの作り方を学んだ。
              • ABITUARSI;
                Mi sono abituato a lavorare di notte.  私は夜勤に慣れた。
              • ANDARE;
                Andate a correre domani?  明日あなた達は走りに行くの?
              • CONVINCERE;
                Mi hai convinto a ballare!   (私に踊るのを説き伏せた。)→わかった、踊るわよ!

              前置詞と熟語をなす動詞についてもっと知りたい方はこちらをクリック


              ◆ 命令形の否定文として(~するな!) ◆

              不定詞は“tu 君は”の命令形で使われます。

              【 Non 】+【動詞の不定詞】 !

              • Non rubare!  盗むな!
              • Non entrare, sono in bagno.  入ってこないで、風呂に入っているだから!
              • Non telefonare mentre mangio.  食事中に電話しないで!
              • Non disturbare i vicini.  近所迷惑しないで!
              • Non essere stupido.   馬鹿なことするな!
              • Non parlarmi mai più.   二度と私に話さないで!


              ◆ 名詞として ◆

              名詞としての役割を果たす不定詞

              • Fumare fa male  タバコを吸うのはよくない。
              • Il mangiare è pronto. 食事の準備ができた。
              • Al calare del sole fa freddo.  太陽が沈むと寒い。
              • Leggere aiuta la memoria.   読むことは記憶に役立つ。

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