イタリア語で褒め言葉 COMPLIMENTI 

言われると俄然元気がでる褒め言葉 ( complimenti )。イタリア人はどんな言葉で家族や友人を励ますのでしょうか。言われても嬉しい、そして言ってみたいフレーズをまとめてみました。音声付ブログで元気になりましょう!


あなたは褒められて伸びるタイプ?失敗した時や間違ったことをしたときにきちんと正してくれるということはとても大切なこと。そう、貶したり無意味に批判するのとは違います。厳しくも心ある忠告やアドバイスは大切。

これと同じように人を成長させるのが褒め言葉。当たり前のことでも、ちょっとしたことだったとしても感謝や評価を示す褒め言葉はうれしいもの。身近にいるパートナーや家族、同僚や後輩に言葉に出して心で感じた褒め言葉をかけてみよう!言われた相手も言ったあなたも心が温かくなり成長に繋がるはず・・・

  • Bravo!    偉い!/凄い!/ いいね!
    * bravo   良い、上手い
  • Ottimo! 最高!/凄い!
    * ottimo  ≪buonoの最上級≫最高の、極上の
  • Fantastico! 凄い!/立派だ!
    * fantastico  素晴らしい、驚異的な、立派な
  • É magnifico!     素晴らしい!
    * magnifico 素晴らしい、見事な
  • Sei grange!   さすがだね! / 凄いね!
    * grande  大きい、偉大な、素晴らしい
  • Sei eccezionale!   (並外れて)凄いね!/ 偉いね!
    * eccezionale  異例の、桁外れな、素晴らしい
  • Sei speciale! 君は特別だ!
    * speciale   特別な、例外的な
  • Sei premuroso. 君は思いやりがある。
    * premuroso 思いやりがある、気配りがある
  • Sei mitico.  君はさすがだね。/君は最高だね。
    * mitico  神話の/伝説の 〈俗〉凄い、偉業の
  • Hai fatto bene.  君はよくやった。
    * fatto <  fare の過去分詞 ( fare ~する)
  • Ottimo lavoro!    よくできた!
    * ottimo ⇔ pessimo 最高の、最悪の
  • È tutto merito tuo!   全部君のお手柄だ!
    * merito   手柄、功績
  • Sei stato coraggioso. 君は勇敢だったね。
    * coragioso  勇敢な、勇気ある
  • Sei proprio in gamba!  君は本当に優秀だ。
    * essere in gamba  優秀だ、有能だ
  • Sono orgogliosa di te.  君を誇りに思う。
    * orgoglioso  誇りに思う/誇らしげな
  • Ti rispetto.  君を尊敬している。
    * rispettare   に敬意を表す、尊敬する
  • Mi fido di te.  君を信じている。
    * fidarsi   【再】信じる、頼りにする
  • Mi diverto con te. 君と一緒だと楽しい。
    * divertirsi  【再】楽しむ

※上記の例文では女性から男性に向けての褒め言葉で揃えています。女性に言うときには形容詞語尾変化するものが幾つかあります。

  • Brava!
  • Sei mitica.
  • Sono orgoglioso di te. (僕は君♀を誇りに思う)

※【再】は再帰動詞のことです。再帰動詞についての詳しいブログ解説はこちらをご覧ください。

元気がでる褒め言葉、早速今日から使ってみよう!

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    イタリア語の条件法 – il condizionale

    条件法( il modo condizionale )はある条件のもと可能なこと、推測されること、願望を表現します。また要求や願望を丁寧に伝えるときに用いられます


    『ある条件のもと』での可能なことや願望を表現しますが必ずしもある条件が明確に示されているわけではありません。
    例えば下記の例文” Adesso dormirei. 今すぐ眠りたいなぁ” には文中に明確な条件は提示されていませんがという願望で「もしできることなら」というニュアンスを含んでいます。

    条件法には二つあり条件法現在と条件法過去があります。それぞれの例文を見てみましょう。

    条件法現在;Adesso dormirei. -(できることなら)今すぐ眠りたいなぁ

    条件法過去;Ieri avrei dormito.   昨晩眠りたかった。(実際のところ眠らなかった)

    それでは条件法現在、条件法過去の用法をもう少し詳しくみてみましょう。


    条件法現在

    条件法現在の用法;条件法現在は願望や意見、提案、助言などを丁寧にまたは柔らかい口調で表現するときに使われます。条件法ということで「ある条件のもと」における願望や意見ですがその条件が必ずしも明示されているとは限りません。

    • 願望・意図;
      Mi piacerebbe visitare gli Stati Uniti.
      アメリカに行けたらいいなぁ。
    • 不確かさ・疑惑;
      Assaggerei il gorgonzola, ma l’odore è troppo forte.
      ゴルゴンゾーラを味見してみたいけれど匂いが強すぎる。
    • 可能性・提案:;
      Potremmo andare insieme al concerto di Andrea Bocelli.
      アンドレア・ボチェッリのコンサートに一緒に一緒に行きませんか。
    • 丁寧な要求;
       Potrei usare il bagno per favore?
      お手洗いをお借りしてもよろしいでしょうか。
    • 仮定文 secondo periodo ipotetico:;
      Se avessi dei soldi, comprerei una casa in Italia.
      もしお金があったらイタリアに家を買うのになぁ。
    • 未確認の出来事・うわさ;
      I ladri che hanno rapinato la banca sarebbero due.
      銀行強盗はどうやら二人組らしい。

    New Note.jpeg

    条件法現在の活用は単純未来の活用とよく似ています。条件法現在活用で注意すべき活用は”noi”、活用語尾は -remmo 。一方で単純未来の”noi”、活用語尾は -remo。
    例;Andremo al cinema. 単純未来 (比較; Andremmo al cinema. 条件法現在 )

    条件法現在と単純未来は同じ時期に文法構造が確立したので活用が非常によく似ており同じ動詞が不規則活用をします。
    下記に特に重要な不規則活用動詞を紹介します。とはいえ4つの動詞全て語尾活用が同じパターンなので語尾を見れば条件法だというのがわかります。; -arei, -aresti …

    condizionale2

    その他よく使われる不規則動詞は下記の通り;

    • andare: io andrei, tu andresti, lui andrebbe, noi andremmo, voi andreste, loro andrebbero (anderei, anderesti anderebbe という活用にはならない).
    • avere (avrei avresti…) cadere (cadrei…) dovere (dovrei) potere (potrei) sapere (saprei) vedere (vedrei) vivere (vivrei)

    その他 R を追加する活用や一部削除する活用をする動詞;

    • rimanere (io rimarrei という活用ではなく rimanerei が正解) – tenere (io terrei  tenerei) bere (io berrei) volere (io vorrei), venire (io verrei)…


    条件法過去

    条件法過去はイタリア語で condizionale passato 又は condizionale composto 。条件法過去は複合時制で助動詞 essere 又は avere に過去分詞がつきます。

    【avere又はessereの条件法現在+過去分詞】

    【 essere 】+ 【 -ato/-uto/ -ito】

    iosarei
    tusaresti
    lui/leisarebbe
    noisaremmo
    voisareste
    lorosareste

    【 avere 】+ 【 -ato/-uto/ -ito】

    ioavrei
    tuavresti
    lui/leiavrebbe
    noiavremmo
    voiavreste
    loroavrebbero

    • 条件法現在 Oggi andrei al cinema → 条件法過去  Ieri sarei andato …
    • 条件法現在 Oggi leggerei     → 条件法過去  Ieri avrei letto …

    条件法過去の用法;「・・・だったら~だったのだけれども」

    • 過去においてある条件下であれば現実しただろうが、実際には現実にならなかったまたは不可能だったこと;
      Se avessi avuto soldi, avrei comprato una casa in Italia.
      もしお金があったらイタリアに家を買っただろうに。(実際にはお金がなかったため家は買えなかった)
    • 過去の中の未来を表現;

      Ti ho detto che sarei venuto alla festa. 君はパーティーに来ると言っていた。


      この文章からある過去の時点で君はパーティーに来るといってはいたが実際に来たかどうかはこれだけではわかりません。このようにある過去の時点において未来の出来事を表すときに条件法過去が使われます。

    条件法過去はこの他様々な用法があります。今回は文構造といくつかの用法をピックアップして紹介しましたがまたの機会に詳しく触れたいと思います。それでは最後にブログ復習クイズをお楽しみください。


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    イタリア語の大過去 trapassato prossimo Quiz付ブログ

    Ciao a tutti! 過去を語る上で大切な大過去( trapassato prossimo )について学習しましょう。復習クイズもあります。


    過去を表現するイタリア語の用法はいくつかあります。代表的な近過去、そして半過去は最初の段階で学ぶ過去を表現する用法です。では大過去はこれらとどのような違いがあるのでしょうか。

    大過去は “過去のさらに過去”といわれるもの、つまりある過去においての行為・状況よりも更に前に起こった行為・状況を説明するときに大過去が使われます。そのため通常は半過去、近過去又は遠過去と関連付けて使われますが現在とも関わりがあります。

    trapassato-p

    ◆大過去の作り方◆

    【avere 半過去】 +【 過去分詞】

    ioavevo
    tuavevi
    lui/leiaveva
    noiavevamo
    voiavevate
    loroavevano

    【essere 半過去】 +【 過去分詞】

    ioero
    tueri
    lui/leiera
    noieravamo
    voieravate
    loroerano

    例;Finalmente è arrivato il libro che avevo ordinato una settimana fa.  
      1週間前に注文しておいた本がようやく届いた。

    大過去 本を注文した》 → 《近過去 本が届いた》 → 《 現在 》

    例;Quando sono arrivata all stazione, il treno era già partito.
      私が駅に着いたときにはもう既に電車は出発していた。

    大過去 電車は出発した》 → 《近過去 私が駅に到着》 → 《 現在 》


    • Quando sono entrata nell’aula, la lezione era già iniziata. 私(女)が教室に入った時には既に授業は始まっていた。
    • Quando è cominciato a piovere, eravamo già tornati a casa.  雨が降り始めた時、既に私達は帰宅していた。

    ※助動詞にessere をとるときには過去分詞の語尾変化にも注意

    ※どちらの助動詞(avere, essere)を使うかは動詞の種類によって異なる。どちらを使うかは近過去のときと同じルール。助動詞としてのavere o essere についてはこのブログを参照ください。

    その他の例文:

    • Te l’avevo detto!  
      君に言ったじゃないか!(今より前に既に言ってあった)
    • Non ero mai stato a Napoli.  
      僕はまだナポリに行ったことがなかった。(ある過去の時点においてそれ以前は行ったことがなかったがその後ナポリに行った)

    上記の例文のように大過去単独だけでも使われ、現在や過去と関連付けて表現することができます。
    近過去そして半過去だけでなく大過去も取り入れてより時系列のあるイタリア語を話していきましょう。

    ✍ 近過去についての詳しいブログはこちらをご参照ください。

    ✍ 半過去についての詳しいブログはこちらをご参照ください。

    A presto!

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    直説法現在 avere & essere – ガイド&クイズ

    動詞の avere と essere はとても重要です。その動詞自身が持つ意味としてもよく使われますが近過去の助動詞としても使われる非常に使用頻度の高いものです。今回はクイズ形式でしっかりとマスターしましょう。


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    ※ 動詞 avere の熟語はこちらのブログをご参照ください。
    例えば;

    • avere bisogno di ~する必要がある
    • avere caldo  暑い
    • avere fegato 勇気がある …など

    ※ 動詞 avere 及び essere は近過去の助動詞としても使われます。近過去はその名の通り『過去』を叙述するのに使われますが近過去 ( passato prossimo )は「~した」と過去において完了した動作・状況を叙述するもので最もよく使われる過去形のひとつです。

    近過去は文法構造として複合時制であり【 助動詞 avere / essere の現在活用】+【過去分詞】といった文型です。どのような動詞の時に助動詞としてavere 又は essere を使うのかはこちらのブログをご参照ください。

    イタリア語の疑問詞 ★ INTERROGATIVI

    いつ・どこで・誰・何故…というような疑問を表す言葉を疑問詞といい、通常文頭に置かれます。今回はよく使われる疑問詞を学習しましょう!


    che cosa / che / cosa 何が・何を

    chi   誰が・誰を

    come  どのように

    dove  どこ

    perché  何故/どうして

    quando  いつ

    quanto-quanta-quanti-quante どのくらい/いくつ

    quale – quali  どれ


    疑問詞の中には質問をしている対象の性と数によって語尾変化するものがある。上記 che cosa ~ quando までの疑問詞は変化なし。一方下部に記載がある疑問詞 quanto と quale は疑問文の対象物の性と数によって語尾変化する

    • 疑問詞と前置詞を組み合わせて使うときは疑問詞の前に前置詞が置かれる

      例)Da quando (quanto tempo) studi l’italiano?  君はいつからイタリア語を勉強しているの?Con chi andate al cinema?  君たちは誰と一緒に映画に行くの?


    • come や dove の後ろに動詞essereの三人称単数 è が来るときは母音がひとつ省略され縮小した形になる。例えば  come è  ⇒ com’è ,  dove è ⇒ dov’è     che cosa è  ⇒ che cos’è    ….など

    例) Com’è questa pasta?     Come è  このパスタどう?
    – Dov’è la fermata dell’autobus?  バスの停留所はどこですか?


    それぞれの疑問詞を例文と共に見ていきましょう。

    ◆ che cosa / che / cosa 何が・何を

    ◉ 疑問代名詞として 『何が・何を』;
    Che vuoi? (君は)何がほしいの?

    ◉ 疑問形容詞として 『何の』;
    Che giorno è oggi?  今日は何曜日ですか?

    • Che cos’è questo?   これは何ですか?
    • Cosa volevi dirmi ?  君は何を私に言いたかったの?

    疑問形容詞としての che は後ろに名詞が伴う。ただし後ろにくる名詞の性と数に関係なく形は che のまま

    • Che lavoro fa tuo marito?  君の夫は何の仕事をしているの?
    • Che ora è? / Che ore sono? 今何時ですか?
    • Che tempo fa oggi?  今日の天気はどうですか?
    • Che tipo di lavoro vorresti fare?  君はどんな仕事に就きたいですか?

    疑問詞che は疑問代名詞 pronome interrogativo としての用法と疑問形容詞 aggettivo interrogativo の用法がある。どちらにしても形は不変。

    ◆ chi  誰が・誰を

    • Chi è quell’uomo?   
      あの男性は誰ですか?

    • Chi vuole un altro caffè?  
      誰がもう一杯コーヒーいる?

    • Chi hai incontrato ieri? 
      昨日君は誰と会ったの?

    • Di chi è questa macchina? 
      この車は誰のですか?

    • A chi posso chiedere un aiuto?  
      〈誰に助けを求めることができますか?〉⇒誰に聞けばいい?


    ◆ come どのように

    • Come ti posso aiutare?  
      〈どのように君を助けることができる?〉⇒何かできることはある?

    • Come stai?  
      〈君はどのような状態?〉⇒ 元気?

    • Come si dice “SAKANA” in italiano?  
      イタリア語で”魚”はどのようにいうのですか?

    • Come si chiama il tuo cane?  
      君の犬は何という名前ですか?

    ◆ dove どこ

    • Dove abiti?  
      君はどこに住んでいるの?

    • Dov’è la Galleria degli Uffizi? 
      ウフィツィ美術館はどこですか?

    • Di dove siete? 
      君たちはどこ出身?

    • Da dove cominciamo?  
      どこから始めようか?

    ◆ perché  何故/どうして

    • Perché? なんで?

    • Perché non mangi? 
      どうして君は食べないの?

    • Perché studiate l’italiano?  
      どうして君たちはイタリア語を勉強しているのですか?

    • Perché non le piacciono i formaggi?  
      何故彼女はチーズが嫌いなのですか?

    ◆ quando  いつ

    • Quando ci vediamo? 
      いつ会おうか?

    • Quando può andare dal dottore?  
      いつお医者さんのところに行けますか?

    • Quando vanno in Giappone i tuoi genitori?  
      いつ君の両親は日本へ行くの?

    • Quando si sono incontrati?  
      彼らはいつ出会ったのですか?

    ◆ quanto-quanta-quanti-quante どのくらい/いくつ

    • Quanto costa questa borsa?  
      この鞄はいくらですか?

    • Quanti anni hai?    
      君は何歳ですか?

    • Quanto tempo ci vuole per arrivare in macchina a Milano da Roma? 
      ローマからミラノまで車でどのくらいかかりますか?

    • Quante persone lavorano nel Suo ufficio?  
      あなたのオフィスで何人働いていますか?

    quantoは疑問代名詞としての働きと疑問形容詞としての働きがある。quantoは疑問文の対象物の性と数によって語尾変化する。

    ◆ quale – quali  どれ

    • Qual è il vostro indirizzo?  
      君たちの住所はどれですか?

    • Quali sono le città italiane più belle da visitare? 
      お勧めのイタリアの町々はどれですか?

    • Quale film vuoi vedere?  
      君はどの映画を見たい?

    • Quali studenti hanno trovato un lavoro? 
      どの学生が就職先が決まったのですか?

    qualeは疑問代名詞としての働きと疑問形容詞としての働きがある。qualeは疑問文の対象物の性と数によって語尾変化する。


    それでは復習を兼ねてこのブログのクイズに挑戦!

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    疑問詞を使って色々な会話を楽しみましょう。

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    花粉症に関するイタリア語 allergia al polline

    花粉症 allergia al polline

    寒い冬がそろそろ終わりに近づき、春の暖かさと満開の桜が楽しみの季節が近づいてきましたが同時に花粉症の人にとっては辛い季節。花粉症はイタリア語でallergia al polline 又は febbre da fieno といいます。今回は花粉症に関するイタリア語についてみていきましょう。


    • Sono allergico/a al polline. 
      私は花粉症です。(女性の場合は allergica )
    • Ho la febbre da fieno. 
      私は花粉症です。

    ところで花粉症ってイタリアにもあるの?!…と思う方もいると思います。原因となる花粉は異なりますがイタリアにも花粉症はしっかり存在します。季節が暖かくなる3月くらいから症状が出始めます。

    花粉症原因となる植物は糸杉、オリーブ、松など。日本と同様アレルギー薬の内服や吸入剤、そしてサプリメントで症状を緩和しますが日本で見られるようなマスクをした人達は見かけません。

    イタリアをはじめヨーロッパでは花粉症対策でマスクをする習慣がないため日本でのマスクだらけの光景はかなりショッキングなものだと聞きました。ただコロナの影響でヨーロッパでマスクをしていても今は当たり前のような風景となってしまいました。

    花粉症の原因となる植物や対策はその風土や習慣によって多少異なりますが、国が変わっても花粉症で起こる症状はほぼ同じ。これからの季節花粉症で悩む方、関連用語はイタリア語で何というか見てみましょう。下線以下の例文の主語は全て io 私  です。

    • avere il naso chiuso 
      鼻がつまる
    • colare 
      滴り落ちる・垂れる
    • prudere 
      かゆい・むず痒い
    • starnutire 
      くしゃみをする
    • soffiarsi il naso
      鼻をかむ
    • fare i gargarismi 
      うがいをする

    • Ho il naso chiuso. 
      鼻がつまっている
    • Mi cola il naso. 
      鼻水が垂れる
    • Mi prudono gli occhi. 
      目が痒い
    • Starnutisco spesso in primavera. 
      春はよくクシャミをする
    • Mi soffio il naso. 
      鼻をかむ
    • Quando torno a casa, faccio sempre i gargarismi. 
      帰宅するといつもうがいをする

    体のパーツについてはこちらのブログをご参照ください。

    花粉症対策は色々あります。マスクの他、花粉症対策のゴーグルメガネも結構衝撃的。下記に日本でもイタリアでも共通してお勧めしている花粉症対策を紹介します。

    RIMEDI CONTRO L’ALLERGIA AL POLLINE 花粉症対策


    • Rimanere in casa
      家にこもる
    • Ridurre le attività all’aperto 
      野外活動を減らす
    • Tenere le finestre chiuse
      窓はなるべく閉めたまま
    • Asciugare la biancheria in un posto chiuso 
      洗濯物は室内で
    • Tagliare il consumo di alcolici 
      アルコールは控える
    • lavarsi i capelli prima di andare a letto  
      就寝前に髪を洗う

    花粉症に苦しみながらもやはり春は気持ちがよいもの。桜見やちょっとしたお出かけが楽しい季節です。

    イタリアでも春の到来を機に復活祭、そして各地で開催されるサクランボ祭りなどの旬な催し物が増えてきます。コロナ禍の習慣の多くはインフルエンザ予防だけでなく花粉症対策にも効果があるようです。
    一日も早く世界の人々が安心して交流できる日常が戻ってきますように。しっかり体調管理をして春を楽しみましょう

    フォトクレジット;ジュゼッペ・アルチンボルド La primavera 1546年


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      関係代名詞 CHI vs CHE Quiz付

      関係代名詞は2つの文章をつなぐ役割を果たします。関係代名詞は前にある先行詞(名詞・代名詞)を受けて補足説明します。今回は関係代名詞の中の “chi” ” che”を比較して学習していきましょう。


      ◆ 関係代名詞 CHI vs CHE ◆

      💬 Non so chi sia la persona che ha telefonato oggi. 
         今日電話してきた人が誰なのかわからない。

      この例文には”chi” と “che” という2つの関係代名詞が使われています。関係代名詞”chi” と “che”、どちらを選ぶのか迷うことがあります。どのような違いがあるのでしょうか。まずは関係代名詞 chi の用法から見ていきましょう。


      Chi

      “chi” は関係代名詞でこれ自体に先行詞を含みます。特定の誰かを指し示すのではなく一般的に『~する人』『~である人』という意味で人について補足説明します。”chi”は男性単数の形で扱われ関係節の主語又は直接目的語にあたる場合に使用します。

      1 -一般的に意味する 『~する人』 (“colui che””colei che””la persona che”の意味を表す)

      • Chi ha cucinato stasera è un ottimo cuoco. 
        今晩料理をした人は最高のシェフだ。
      • C’è chi non mangia la carne. 
        肉類を食べない人がいる。

      2 不特定な人を指し示す『~である人』 ( ” uno che ” に置き換えられる)

      • Conosco chi potrebbe aiutarti.
        君を助けてくれそうな人を知っている。

      3 『誰が』 

      • Chi vuole un po’ di pane? 
        もっとパン欲しい人?
      • Non so chi ha telefonato. 
        誰が電話してきたか分からない。

      Che

      “che” は先行詞が関係節の主語又は直接目的語の場合に使用する関係代名詞です。『~である人/もの』という意味で先行詞が人である場合と物である場合の両方に使えます。
      先程説明した関係代名詞 “chi”との違いが少し難しいので例文をみて理解を深めましょう。

      ● 2つの文章を関係代名詞 chi を使って一つの文章にする

      1. La signora parla con il nostro professore.
      2. La signora è una scrittrice.

      ⇒  La signora che parla con il nostro professore è una scrittrice

      .先行詞  signora が関係代名詞 che 以下の ” parla con il nostro professore” の主語になっており『私達の教授と話しているご婦人は作家です。』 と訳せる。

      ● 関係代名詞cheは人または物を先行詞にとります。例文を見てみましょう。

      先行詞が人;
      Non avevo mai visto una persona che mangia così tanto! 
      こんなに沢山食べる人は初めて見たよ!

      先行詞が物;
      Conosco un ristorante che ti piacerà sicuramente.  
      君が絶対気に入るレストランを知っているよ。


      Chi VS Che

      1. Non conosco la persona che ha telefonato oggi. (正しい文)
      2. Non conosco la persona chi ha telefonato oggi. (誤りの文)

      …上記の例文で正しいのは(1)の文です。関係代名詞 ” chi ” はそれ自体に先行詞としての意味を含みます。関係代名詞 “chi ” は ” la persona che “又は ” uno che ” と置き換えられるため先行詞である” la persona “は不要。意味は『今日電話してしてきた人を私は知らない。』


      それでは復習を兼ねてこのブログのクイズに挑戦!

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      Caravaggio – Il suonatore di liuto – 1596

      イタリア語クイズ 初級~中級レベル(A2-B1)

      今回のブログはイタリア語文法クイズです。前置詞や比較級、そして未来形の問題などが含まれている初級~中級レベル向けの人の問題です。どうぞ挑戦してください。


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      ※イタリア語の未来形である単純未来と先立未来の詳しいブログはこちらをご参照ください。

      単純未来の動詞の活用形(一部抜粋)

      規則動詞の活用

      -are動詞-ere動詞-ire動詞
      動詞の原形cominciaretemerepartire
      iocominceròtemeròpartirò
      tucominceraitemeraipartirai
      lui/leicominceràtemeràpartirà
      noicominceremotemeremopartiremo
      voicominceretetemeretepartirete
      lorocomincerannotemerannopartiranno

      avere と essere の単純未来(不規則活用)

      avereessere
      ioavsa
      tuavraisarai
      lui/leiavsa
      noiavremosaremo
      voiavretesarete
      loroavrannosaranno

      ※クイズ内に出てきた所有形容詞についての詳しいブログはこちらをご参照ください。

      gerundio ジェルンディオ

      gerundio ジェルンディオ

      今回はジェルンディオ gerundio についての文法解説です。動詞 stare と組み合わせて『~している最中です』という進行形を表現する用法及びその他の用法について学習しましょう


      ジェルンディオ gerundio は動詞の分詞のひとつで大きく2つの方法があります。まず1つ目は時間や原因、条件にかかわる従属節として働きます。2つ目は動詞stare と組み合わせて進行形の文を作ります。 ジェルンディオ自体には活用形がありません。そのため主語が 私 io , 君 tu, 彼 lui・・・どれであろうとジェルンディオの形はひとつです。

      Ⅰ. 従属節としてのジェルンディオ

      ★ Gerundio semplice ジェルンディオ単純形

      ジェルンディオには単純形 semplice と複合形 compostoがあります。
      『ジェルンディオ』と単にいう場合はジェルンディオ単純形のことをいいます。

      まず最初に従属節としての働きをするジェルンディオ単純形から見てきましょう。よく使われる使い方は
      ①時間に関わる従属節として『~ながら/ ~するとき』

      1. Mangio guardando la televisione. 私はテレビを見ながら食事する
      2. Mangerò guardando la televisione. 私はテレビを見ながら食事するつもりだ

      上記の例文は共に例文(1)の主文は現在形、そして例文(2)の主文は未来形です。このようにジェルンディオ単純形は現在形以外にも使われ主文の動作と同時に起こっている行動・出来事を表しています。

      時間に関わる従属節として以外の意味;

      ② Gerundio modale: 従属節として手段の『~しながら』

      • Luigi studia l’inglese guardando i film in tivù. ルイジはテレビ放送される映画を見ながら英語を学習する。

      • Stefano legge un libro mettendo gli occhiali. ステーファノは眼鏡をかけて本を読む。

      • Carla ha percorso dieci chilometri camminando. カルラは徒歩で10キロ進んだ。

      ③ Gerundio causale: 原因・理由の『~なので』

      • Avendo pochi soldi non ho comprato casa. お金がないので家を買わなかった。

      • Essendo allergico ai funghi Sergio non ha mangiato il risotto. キノコ類のアレルギーがあるのでセルジョはそのリゾットを食べなかった。

      • Non amando il teatro, ho regalato i miei biglietti a Giovanna. 演劇鑑賞はあまり好きではないので自分のチケットをジョバンナにあげた。

      ④ Gerundio ipotetico: 条件の『~すれば』

      • Rinunciando alle vacanze potrei risparmiare dei soldi. バカンスを諦めれば私は節約できるだろう。

      • Arriveresti in ritardo perdendo questo treno. この電車を逃すと遅刻するだろう。

      • Mangiando meno pane perderai peso. もう少しパンを控えれば君は痩せるだろう

      ⑤ Gerundio concessivo: 譲歩の『~にもかかわらず』

      • Pur mangiando poco, Clara non dimagrisce. 小食にもかかわらずカルラは痩せない。

      • Pur lavorando molto non riesco a risparmiare. 一生懸命働いているのに私はお金を貯めることができない。

      ※ pur  pure のことで意味は『~にもかかわらず』

      ★ Gerundio composto ジェルンディオ複合形

      ジェルンディオ複合形;   essendo 又は avendo + 過去分詞

      ジェルンディオ複合形の従属節として用法は単純形に準じます。ただしジェルンディオ複合形は主文の動作より以前の出来事・動作を表します。 また essendo と組み合わせる場合、過去分詞の語尾は主語の性と数に一致するので忘れないようにしてください。

      • Essendo tornato prima dal lavoro, andrò al supermercato. 仕事から帰宅してからスーパーへ行くつもりだ。

      上記の例文は
      ①時間に関わる従属節として『~してから』。その他の意味は単純形と同様に;

      ② Gerundio modale: 従属節として手段の『~しながら』

      • Luigi ha imparato l’inglese  avendo guardato dei film in tivù. ルイジはテレビ放送される映画を見ながら英語を学んだ。

      • Stefano ha letto un libro  avendo indossato sempre gli occhiali. ステーファノはいつも眼鏡をかけながら本を読んだ。

      • Carla è arrivata qui avendo camminato. カルラは徒歩でここまでたどり着いた。

      ③ Gerundio causale:原因・理由の『~だったので』

      • Avendo avuto pochi soldi non ho comprato casa. お金が少ししかなかったので私は家を買わなかった。

      • Essendo stato malato non ho potuto studiare. 病気だったので私は勉強することができなかった。

      • Non avendo capito le tue istruzioni, non ho lavorato bene. 君の指示がよくわからなかったので私はよく働かなかった。

      ④ Gerundio ipotetico:条件の『~ならば』

      • Avendo letto i giornali conoscerei le notizie di oggi. 新聞を読んだなら私は今日のニュースを知っているだろうに。

      • Avendo incontrato Luigi avrei potuto parlargli.  ルイジに出くわしたなら彼と話すことができたのに。

      • Avendo ascoltato quella canzone ti direi se mi piace o no.  その曲を聞いたなら君にそれが好きかどうか言えるのだが…

      ⑤ Gerundio concessivo:譲歩の『~にもかかわらず』

      • Pur avendo mangiato poco, Clara non dimagrisce. 少ししか食べなかったのにカルラは痩せない。

      • Pur avendo lavorato molto non riesco a risparmiare. 一生懸命働いたにも関わらずお金が貯まらない。

      • Pur essendo stata povera, Maria ora è molto ricca. 貧乏だったにも関わらずマリアは現在とても金持ちだ。

      Ⅱ. 進行形として

      ジェルンディオ(単純形及び複合形)の従属節としての用法のほか、もうひとつ重要な用法があります。それは進行形としての用法です。進行形としてのジェルンディオは単純形を使います。

      • Presente progressivo 現在進行形: stareの直説法現在  + gerundio
      • Passato progressivo 過去進行形: stareの直説法半過去+ gerundio

      進行形の例文;

      • Sto mangiando.  私は今食事中だ。
      • Che cosa stai facendo?   何しているの?
      • Mia suocera sta preparando la cena. 私の姑は夕飯の支度をしているところだ。
      • Stavo mangiando. 私は食事中だった。
      • I bambini stavano studiando.  子供達は勉強をしているところだった。
      • Alessia stava leggendo una rivista. アレッシアは雑誌を読んでいた。

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        Felice Anno Nuovo 2016

        Felice Anno Nuovo 2016

        新年明けましておめでとうございます


         今年は申年。申年にちなんで猿やチンパンジーといった霊長類をイタリア語でなんというのか見ていきましょう。

        • 猿       scimmia
        • ニホンザル  macaco giapponese
        • ゴリラ    gorilla
        • オラウータン     orango
        • チンパンジー     scimpanzé
        • テナガザル     gibbone
        • マンドリル       mandrillo
        • 霊長類          primati(複)

         日本には『猿も木から落ちる』や『犬猿の仲』などサルにまつわる慣用句があります。イタリア語の慣用句は・・・・

        • agile come una scimmia 
          (サルのように)非常に俊敏な/機敏な
        • avere la scimmia   
          《俗》泥酔状態である / 麻薬常習者である
        • scimmiottare / fare la scimmia  
          人の猿真似をする
        • Quel ragazzo è agile come una scimmia.
          あの少年は非常に俊敏だ。

         最後に十二支をイタリア語で! 皆様にとって2016年がより良い年となりますように。

        • 子 topo
        • 丑 toro
        • 寅 tigre
        • 卯 coniglio
        • 辰 drago
        • 巳 serpente
        • 午 cavallo
        • 未 pecora
        • 申 scimmia
        • 酉 gallo
        • 戌 cane
        • 亥 cinghiale

        👩🏻”私は~年です”というには;

        • ㊚ Sono nato nell’anno del gallo.    
          僕は酉年です。
        • ㊛ Sono nata nell’anno della scimmia.
          私は申年です。

        👨🏻”私は~歳です。”というには

        • Ho trentasei anni.        
           私は36歳です。
        • I miei nonni hanno settantadue anni.   
          私の祖父母は72歳です。

        👨🏻‍🏫 年齢や買い物などに必ずといって出てくる数字(基数)についてのブログはこちらをご参照ください。

        👨🏻‍🏫 干支以外の様々な動物についてイタリア語で何というのか知りたい方はこちらでチェック


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