復活祭-Pasqua

復活祭-Pasqua 

イタリアで最も重要な行事のひとつである復活祭。キリストが十字架に架けられ死んだ三日後に復活したことを祝う宗教行事です。復活祭が近づくとシンボルであるウサギやカラフルな卵、子羊などが町にあふれ、子供でなくてもなんだかウキウキしてしまう気分になります。どのようなことをしたりそれぞれのシンボルについてみてみましょう。


★/(・ x ・)\ Pasqua/(*^ x^)\

Pasqua

春を告げるイタリアの大きな宗教行事、復活祭(イースター)。イタリア語ではPasqua(パスクア)といいます。

このPasquaはキリスト(イタリア語ではGesù Cristo )が十字架に架けられ死んだ後に復活したことを祝う宗教行事で毎年「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」がPasqua当日になります。月の満ち欠けに影響することからわかるように復活祭は毎年同じ日ではなく移動祝日。
月は新月→三日月→半月→満月と形を変え、生まれ変わって現れるように思えるところから復活を象徴すると信じられています。毎年復活祭が月の満ち欠けに左右されるのはなんとも神秘的。

復活祭の前日はカーニバルの最終日の翌日から40日後(日曜日を除くので実際は46日後)にあたりその期間をカトリックでは四旬節といいます。

Pasquaの語源はヘブライ語で“Pesach”といい“passaggio(移動・通過)”という意味になり旧約聖書に出てくるモーゼがエジプトの奴隷だったイスラエル人を解放し移動させる話に関係します。Pasquaはカトリックではキリストが復活したことを祝う行事ですが実はキリストより遥か前のこの出来事が由来で始まった過越祭が起源だといわれています。

ovetti di Pasqua
ovetti di Pasqua

Pasquaの一週間前は “settimana santa 聖週間 “ と呼ばれます。
聖週間の初日である日曜日、つまり復活祭の前の日曜日は“ Domenica delle Palme “ といいます。そのままの直訳ですと”椰子の日曜日“ということですが ”枝の主日“ということです。これはキリストがエルサレムに足を踏み入れた際、人々がナツメヤシの枝を持って祝福したことに由来します。

必ずしもナツメヤシではなければいけないということではなく、イタリアではオリーブの小枝がよく使われます。実際この”枝の主日“でのミサで神父様は信者にオリーブの枝を渡します。イタリアの多くの家庭にも十字架に架けられたキリストの壁掛けがあり、このオリーブの小枝を添えます。

室内に飾られたオリーブの枝
室内に飾られたオリーブの枝

復活祭前の木曜日は “giovedì santo 聖木曜日“ といいます。この日はキリストが最後の晩餐をした日であり、福音書にはキリストが同席した弟子たちの足を洗ったという記述があります。

そして翌日は “ venerdì santo 聖金曜日”といいキリストの受難と死を記念する日となります。

Pasquaの翌日である月曜日は “Il lunedì dell’Angelo ( lunedì di Pasqua 又はPasquettaパスクエッタ ともいう)“といいます。キリストが復活した日曜日の翌日であるこのパスクエッタにマグダラのマリア達が墓場にいくと天使が現れ「キリストは復活された」と告げたそうです。

パスクエッタは第二次世界大戦後にできたものでPasquaのお休みを長くして家族が一緒に旅行に行ったり共に時間を過ごせたりできるようにということで設定されました。


Pasquaが近づいてくると町にはカラフルな卵やウサギが飾られます。それぞれの行事にシンボルや欠かせない料理があるようにPasquaにもお決まりのアイテムが幾つかあります。早速紹介していきましょう。


★ Le uova di Pasqua (復活祭の卵)

これは巨大な" uovo di Pasqua con sorpresa"

これは巨大な” uovo di Pasqua con sorpresa”

卵は遥か昔から生命・復活のシンボルとして知られています。復活したキリストの姿は堅い殻を破って新しい命が誕生する卵になぞられているからです。

色とりどりの卵がありますがどうして卵に色を付けるようになったか・・・・それは【キリストが亡くなったあとマグダラのマリアが墓場にいくとキリストの姿がなかった。キリストの復活を告げるため“誕生・復活”のシンボルである卵をもって信徒(信徒ではなくローマ皇帝という説もある)に行くと『そんなことは信じられない、ばかげている。お前が持っている白い卵が赤くかわるのと同じくらいあり得ない。』といったとたんマグダラのマリアが持っていた白い卵が赤くなった。】という出来事が由来になっています。

イタリアをはじめ多くのEU諸国で卵の形をしたチョコレートを目にします。大人の顔以上に大きい卵型チョコレートもあります。“uovo di Pasqua con sorpresa”というものが子供に大人気です。大きな卵型チョコレート中は空洞でそこには”sopresa”というオモチャなどのおまけが入っているからです。
その他卵を使った食べ物で“cuddura”という卵をそのまま殻ごとパンに入れ込んだものがあります。この卵入りパンはシチリアや南イタリア地方で見られるこのcudduraパンは甘いものと塩味の両方とも存在します。


★ La colomba (コロンバ)

colomba

Colomba とはイタリア語で“ハト”という意味です。Pasquaのコロンバはブリオッシュ生地にオレンジピールを練りこんだお菓子でハトが翼を広げた形をしています。こちらのお菓子もクリスマスの代表菓子Panettone(パネットーネ)と同様オレンジピールだけでなく他のドライフルーツやアーモンドなどのナッツ類、チョコレートなど入ったものなど種類は沢山あります。


さてなぜ復活祭にハトなのか・・・・それはハトが平和のシンボルだからです。これは旧約聖書にでてくるノアの方舟の中で大洪水の中放たれたハトがオリーブの枝を咥えて戻り、洪水の終わりと新たな世界の誕生を知らせたことに由来するといわれています。


★ L’agnello (子羊)

pecola

アーモンドのマジパンで出来た子羊の“agnello Pasqule di mandorle”

羊の中でも特に子羊。子羊は純潔・潔白のシンボルです。また生贄として人々のために犠牲になった子羊は同じく民を救うために自ら犠牲となったキリストのシンボルでもあります。
シチリアでは“agnello Pasquale di mandorle” “pecorelle di mandorle”というアーモンドのマジパンで作られた子羊型のお菓子が有名です。

因みに pecora は羊という意味ですが pecorella となると子羊を意味します。ただし宗教的に使われる子羊を正しく意味する場合は pecorella ではなく agnello というのが適切です。実際教会のミサなどの祈りで使われる”子羊”という言葉は”agnello”という言葉を使用しています。その他食卓のメインディッシュとして子羊が食されるのも復活祭の特徴です。


★ Il coniglio ウサギ

coniglio

ウサギは多産なので生命・繁栄の象徴としてPasquaには欠かせない存在になっています。特に野ウサギは昔キリストのシンボルでもあったこともあります。ウサギは元気に飛び跳ねる様子から飛躍としての意味もあります。

イタリアのことわざで”Natale con i tuoi, Pasqua con chi vuoi(クリスマスは家族と、復活祭は好きな人と)”というものがあります。実際はそうとは限りませんが・・・。
昔に比べイタリアも核家族化になってきましたがそれでもこういった宗教行事は特に家族が集まり豪華な食事をするのがイタリア流です。是非ともイタリアのPasquaを体験したいものですがPasqua時期はかなり大きな都市でないと買い物をするようなお店は開いていないのでこの時期に旅行を計画している人は気をつけてください。

更新情報;復活祭2020年は4月12日、2021年は4月4日、2022年は4月17日、2023年は4月9日


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    不規則動詞-verbi irregolari-parte 2/8

    イタリア語の不規則動詞 についての連載ブログパート2。
    前回の不規則動詞では andare, dare, fare, dare といった-are動詞の不規則動詞を紹介しました。今回は語頭が A又はBで始まる不規則活用をする-ere動詞について紹介します。


    不規則動詞は規則動詞のように通常の活用(coniugazione)ルールに従いません。不規則動詞の活用形は独特ですが不規則動詞をとる動詞には普段使われる重要な動詞が多いのでしっかり覚えなければなりません。不規則な活用とはいうものの、中には活用のパターンがあるものがあります。コツを押さえて効率よくマスターしましょう。不規則動詞-parte1/8も合わせてご覧ください。

    不規則動詞の活用パターン:

    • 不規則動詞とはいえ同じ語源を持つ動詞は同じような活用変化をするのである程度グループ分けすることができる。例えば fare (~する、行う、作る) と同じ語源を持つものは同じ活用形をとる。 disfare, rifare, stuperfare etc.

    • 多くの不規則動詞は – ere動詞である

    • いくつかの動詞は過去分詞( Participio Passato)と遠過去(passato remoto)に不規則活用をとる。普段はあまり遠過去を使うことはないので遠過去の不規則活用はレベルがある程度アップしてからで構わないが過去分詞はよく使用される近過去を含む複合時制で使われるので非常に重要。
      例えば過去を表現する近過去で過去分詞は使われる。 -ere動詞の accendere 《(火、電気)をつける》の近過去は
      “Ho acceso la luce” (私は電気をつけた) となる。 “Io ho accenduto la luce“ の過去分詞は間違え。

    ※不規則動詞のブログについて: このトピックのブログではイタリア語を第2言語として学習している外国人が混乱しやすいものやマイナーな不規則動詞はあえて除外して説明します。

    ※活用形は io, tu, lui/lei, noi, voi, loroの順で表記してあります。命令法(Imperativo)については tu, voi の順序。

    それでは早速今回の不規則動詞について学びましょう。
    語尾がA又はBで始まる不規則活用をする -ere動詞。特に avere 《持っている、~がある》と  bere《飲む》が重要です。


    ★ accendere 《(火、電気)をつける》

    • 遠過去(Passato remoto): accesi, accendesti, accese, accendemmo, accendeste, accesero
    • 過去分詞(Participio passato: acceso

    同語源をもつ動詞
    riaccendere 《再び点火する、つける》


    ★ accorgersi 《気づく、自覚する》

    • 遠過去(Passato remoto): accorsi, accorgesti, accorse, accorgemmo, accorgeste, accorsero
    • 過去分詞(Participio passato: accorto

    同語源をもつ動詞
    scorgere 《気づく、見つける》


    ★ addurre 《提示する、運ぶ》

    • 現在形(Presente): adduco, adduci, adduce, adduciamo, adducete, adducono

    • 半過去(Imperfetto): adducevo, adducevi, adduceva, adduciamo, adducevate, adducevano

    • 遠過去(Passato remoto): addussi, adducesti, addusse, adducemmo, adduceste, addussero

    • 未来形(Futuro): addurrò, addurrai, addurrà, addurremo, addurrete, addurranno

    • 接続法現在(Congiuntivo presente): adduca, adduca, adduca, adduciamo, adduciate, adducano

    • 接続法半過去(Congiuntivo imperfetto): adducessi, adducessi, adducesse, adducessimo, adduceste, adducessero

    • 条件法現在(Condizionale presente): addurrei, addurresti, addurrebbe, addurremmo, addurreste, addurrebbero

    • 現在分詞(Participio presente): adducente

    • 過去分詞(Participio passato): addotto

    • ジェルンディオ(Gerundio): adducendo

    同語源をもつ動詞
    condurre 《連れて行く、運転する》; dedurre 《推論する》; indurre 《誘導する、引き起こす》; introdurre 《差し込む、導入する、紹介する》; produrre 《生産する》; ridurre 《減らす、減少する》; riprodurre 《再生する、複製する》; sedurre 《魅了する、そそのかす》; tradurre 《翻訳する》


    ★ annettere 《付け加える》

    • 遠過去(Passato remoto): annettei (o annessi), annettesti, annetté (o annesse), annettemmo, annetteste, annetterono (o annessero)
    • 過去分詞(Participio passato): annesso

    同語源をもつ動詞
    connettere 《つなぐ、関連づける》; disconnettere 《(回線などを)切断する》; interconnettere《相互に連絡/接続する》


    ★ appendere 《吊るす、掛ける》

    • 遠過去(Passato remoto): appesi, appendesti, appese, appendemmo, appendeste, appesero
    • 過去分詞(Participio passato): appeso

    同語源をもつ動詞
    dipendere 《~次第である、従属する》; sospendere 《吊るす、一時中断する》; spendere 《使う、費やす》


    ★ assistere 《援助する、見る、参加する》

    • 過去分詞(Participio passato): assistito

    同語源をもつ動詞
    coesistere 《共存する》; consistere 《構成する、成り立つ》; desistere 《中止する》; esistere 《存在する、ある》; insistere 《こだわる、固執する》; persistere 《持続する、存続する》; resistere 《耐える、抵抗する》


    ★ assolvere 《(義務・責任などから)放免する、無罪にする》

    • 過去分詞(Participio passato): assolto

    同語源をもつ動詞
    dissolvere 《分解する、溶解する》; risolvere 《解決する》


    ★ assumere 《引き受ける、採用する》

    • 遠過去(Passato remoto): assunsi, assumesti, assunse, assumemmo, assumeste, assunsero
    • 過去分詞(Participio passato): assunto

    同語源をもつ動詞
    presumere 《推測する》; riassumere 《再び引き受ける、再び採用する》


    ★ avere 《持っている、~がある》

    • 現在形(Presente): ho, hai, ha, abbiamo, avete, hanno
    • 遠過去(Passato remoto): ebbi, avesti, ebbe, avemmo, aveste, ebbero
    • 未来形(Futuro): avrò, avrai, avrà, avremo, avrete, avranno
    • 接続法現在(Congiuntivo presente): abbia, abbia, abbia, abbiamo, abbiate, abbiano
    • 条件法現在(Condizionale presente): avrei, avresti, avrebbe, avremmo, avreste, avrebbero

    同語源をもつ動詞
    riavere 《取り戻す、回復する》


    ★ bere 《飲む》

    • 現在形(Presente): bevo, bevi, beve, beviamo, bevete, bevono

    • 半過去(Imperfetto): bevevo, bevevi, beveva, bevevamo, bevevate, bevevano

    • 遠過去(Passato remoto): bevvi, bevesti, bevve, bevemmo, beveste, bevvero

    • 未来形(Futuro): berrò, berrai, berrà, berremo, berrete, berranno

    • 接続法現在(Congiuntivo presente): beva, beva, beva, beviamo, beviate, bevano

    • 接続法半過去(Congiuntivo imperfetto): bevessi, bevessi, bevesse, bevessimo, beveste, bevessero

    • 条件法現在(Condizionale presente): berrei, berresti, berrebbe, berremmo, berreste, berrebbero

    • 過去分詞(Participio passato): bevuto

    • ジェルンディオ(Gerundio): bevendo

    同語源をもつ動詞-なし 


    知らない単語はありましたか。ひとつひとつ、身近な単語からマスターして単語力を増やしてください。不規則動詞とはいえ上記のように活用のパターンがあります。最初は膨大ですが少しずつ少しずつコツがわかってくるようになります。自分のペースで楽しくしっかり学習していってください。

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      イタリア姑から聞きたくない10つの言葉-LE FRASI DELLA SUOCERA

      嫁姑問題は世界共通の話題。本人はそんなつもりではないのに嫁姑の関係にあるがばかりに深読みしたり、過剰に反応してしまいます。今回は良くも悪くもイタリア家庭に嫁いだ女性が聞きたくないイタリア姑の嫌~な言葉を集めてみました。


      嫁はイタリア語で “la nuora (ラ・ノォーラ)”、姑は”la suocera (ラ・スォーチェラ)” といいます。イタリアの嫁姑問題はどうなのでしょうか。


      よくイタリア男性は”mamoni マンモーニ”、つまりマザコンと言われます。確かにmamoniの国であることには間違いないようですが日本よりも愛情表現が豊かなため単に”親思い”の人も日本人からするとマザコンに見えてしまうこともあります。
      特に夫と喧嘩をしたときは夫の家族全員が敵に見えてしまうことも・・・ よく言えば”親思い”、悪く言えば”マザコン”の可愛い息子を取られた姑からすると嫁は憎き相手。これは日本もイタリアも共通のようです。


      今回は嫁姑の間で交わされる背筋も凍るoppure(または)怒りがこみ上げてくる姑の言葉を面白おかしくまとめてみました。

      Mio figlio è davvero dimagrito
      ウチの息子、なんだか痩せたわ


      姑の腹の中: ウチの嫁の料理は本当にヒドイ・・・初めてご馳走になったときはあまりの不味さに驚いたわ。息子が可哀想。

      やはりマンマの料理は一番、そう思っているのは誰よりも本人・・・でも確かにイタリアのお母さんは本当に料理上手な方が多いです。

      Ai miei tempi si faceva diversamente
      私らの時代は違うやり方だったわ


      姑の腹の中: なんで何かする前に私に聞かないのかしら。強情ね、何をするにも下手くそなのに。

      Ho portato le mie lasagne, il suo piatto preferito
      息子の大好物・ラザニアを持ってきたわよ


      姑の腹の中: 嫁の作るナンセンスな野菜ばっかりの不味い料理から可愛い息子と孫を救ってやらなくては。できるのは私だけ。 《日本でいうと”オフクロの味噌汁が一番”ってとこか。嫁姑関係を良好にするには夫の適切な行動が重要。》

      le mie lasagne” であることがポイント。”私のラザニア”でないといけないのです。

      Quando nasce il bambino vengo a stare un po’ da voi per aiutare
      子供ができたらあなた達のところに手伝いに行くわね。


      姑の腹の中: 出来の悪い嫁が家事をしている間、可愛い孫の相手は私がするわ。

      お国柄が異なってもお孫さんを甘やかす一番の強敵が舅姑のようです。やっぱり孫は可愛いのです。

      Mio figlio è cambiato molto da quando sta con te
      あなたと結婚してからウチの息子、変わったわ・・・


      姑の腹の中: 悪影響を及ぼす嫁め。ウチの可愛い息子を返してちょうだい。

      Non tenere così il bimbo, dammelo che ti faccio vedere
      そんな風に赤ちゃん抱かないの、貸して、見本みせるから!


      姑の腹の中: ウチの嫁はプラダのバッグを抱えることしか能がないのね。

      プラダやグッチといった高級ブランドも有名なイタリアですが意外とお決まりのブランドバッグを抱えた女性は日本ほど見かけないものです。

      Il tuo parrucchiere non è capace, perché non provi il mio?
      あなたが通っている美容院はヒドイわね、どうして私の行きつけに行かないの?


      姑の腹の中: 髪型も私好みじゃないわ。しょがないわ、髪型くらい私のいいなりになって頂戴ね。

      Hai delle mani curate
      随分きれいな手をしているわね


      姑の腹の中: 家事をしている手とは思えないわ。ウチの嫁、ちゃんと選択や料理をしているのかしら。私なんかガサガサだったのに・・・

      Vuoi che ti insegni a stirare le camicie per lui?
      息子のシャツのアイロンがけの仕方、教えてあげましょうか?


      姑の腹の中: 嫁がかけたアイロンじゃウチの息子、ヨレヨレでまるでホームレスみたいだわ。アイロンがわからないのかしら。頼むからアイロンの機能を使ってちゃんとかけてあげて。 《イタリアマンマは料理だけでなくアイロンがけが非常に上手。しかも手早く済ますので普通にやってもレベルが低く感じるようだ。》

      イタリアではジーンズだけでなくパンツや靴下といったものまでアイロンをかける家庭もあります。そんな環境で育った人はやはり奥さんにも同じようにアイロンがけを要求することもあるようです。ただ時代と共に習慣は変化しております。


      舅や姑、そして嫁、娘・・・といった家族に関する単語についてはこちらのブログをご参照ください。

      イタリア家族の絆 – legami familiari – はとても強いといいます。実際にそうだと思います。イタリア家庭でのマンマの存在は偉大です。

      今回は日本でもイタリアでも昔から言われている嫁姑の犬猿の仲をジョーク交じりに紹介しました。嫌~なことを言われる嫁も中にはいますがイタリア家庭に嫁いだ日本人女性は意外と姑から大事にされていることが多いようです。なんといっても愛情深いイタリア人ですから。

       


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        フォトクレジット Angelo Inganni Ritratto di signora 1880

        イタリア語で天気-IL TEMPO

        イタリア語で天気-IL TEMPO

        日常会話や天気予報に欠かせない天気関連用語を音声テキスト付で紹介。” Che tempo fa? 天気はどう?”と何気ない一言からイタリア語の世界を広げよう。


        会話のトピックに欠かせない”天気について”。”il tempo” には《天気・天候》という意味と《時間》という意味があります。今回は天気という観点からの “il tempo” についてみていきましょう。
        時間という観点からの il tempo はこちらのブログをご参照ください。

        何気ない会話だけでなく天気予報を聞くのにも役立ちます。天気に関する動詞、形容詞、よくある質問について音声テキスト付で紹介。ネイティブ講師による音声テキストで正しい発音をチェックしてください。

        動詞 – VERBI

        (上段;現在形 / 下段;動詞の原形)


        • piove = 雨が降っている
        • nevica = 雪が降っている
        • grandina = 雹が降っている
        • soffia il vento =風が吹いている
        • pioviggina = 小雨が降っている
        • diluvia = 大雨が降っている

        • gelare = 凍る、冷え込む
        • ghiacciare = 凍結する
        • rasserenarsi =晴れる
        • rinfrescare = 涼しくなる
        • scrosciare = 激しく降る
        • tuonare = 雷がなる

        形容詞- AGGETTIVI


        • caldo=暑い
        • freddo=寒い
        • sereno=快晴の
        • nuvoloso=曇った
        • tempestoso=嵐の、大荒れの
        • ventoso=風が強い
        • ghiacciato=凍った

        • umido=湿った
        • secco=乾いた
        • rigido=とても寒い
        • temperato=適度な
        • afoso=蒸し暑い
        • tropicale=熱帯の
        • arido=乾燥した

        名詞 – NOMI


        • neve=雪
        • pioggia=雨
        • grandine=雹
        • temporale=嵐
        • nebbia=霧
        • fulmine=稲妻、雷
        • tuono=雷鳴

        • nuvola=雲
        • cielo=空
        • ghiaccio=氷
        • tifone=台風
        • nevischio=みぞれ
        • raggio di sole=日差し
        • brina=霜


        天気に関するQ&A- DOMANDE E RISPOSTE


         質問 DOMANDE

        • Com’è il tempo oggi?  今日の天気はどうですか?
        • Come sarà il tempo domani?  明日の天気はどうですか?
        • Come sono le previsioni?  天気予報はどうなの?
        • Nevicherà domani? 明日は雪になる?
        • Qual è la temperatura?  気温はどのくらい?
        • Che tempo fa a Milano?  ミラノの天気はどう?
        • Com’era il tempo ieri a Roma?  昨日ローマはどんな天気だった?
        • Che tempo farà domani a Firenze?  明日のフィレンツェの天気はどう?
        • Domani pioverà?  明日は雨が降りますか?
        • Domani farà bel tempo?  明日の天気は良さそう?
        • Fa caldo o fa freddo?  暑い、それとも寒い?
        • C’è il sole a Bologna? ボローニャは快晴?


        応答 RISPOSTE

        • Oggi fa bel tempo.  今日は天気が良い。
        • Domani farà brutto tempo. 明日は天気が悪いだろう。
        • Le previsioni sono buone. 予報は良い。
        • Domani non nevicherà. 明日雪は降らないだろう。
        • Ci sono ventotto gradi.  28度あります。
        • A Milano c’è il sole.  ミラノは快晴です。
        • A Roma ieri ha piovuto. 昨日ローマは雨が降りました。
        • Domani a Firenze sarà nuvoloso. 明日フィレンツェは曇りでしょう。
        • Domani forse non pioverà. 多分明日は雨は降らないでしょう。
        • Domani farà bel tempo. 明日は良い天気になるでしょう。
        • Farà freddo. 寒くなるだろう。
        • A Bologna c’è la nebbia. ボローニャは霧が出ています。


        イタリアも日本と同じく南北に長い国であり同じ時期でも気候が様々です。四季がはっきりしているイタリアは春夏秋冬それぞれ個性的でいつ訪れても私達を魅了してくれます。同じ町であっても訪れた時期によってかなり印象は変わると思います。例えばミラノ。夏の雲一つない真っ青な天に向かって凛と立つドォモも圧巻ですが、霧が多い冬の幻想的に霞んで見えるドォモも何か心に響いてくる荘厳さを感じさせてくれます。

        あなたの大好きなイタリアの町が明日どんな天気か・・・イタリア語でチェックしてみてください。


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          フォトクレジット;Cristiano Banti, Passeggiata sotto la pioggia – 1880

          直火式エスプレッソメーカー-macchinetta

          イタリアといえば美味しいエスプレッソ。お家でも簡単にそして本格的な味を楽しめる直火式のエスプレッソメーカーについての香ばしいお話をお楽しみください☕


          日本でもすっかりお馴染になったエスプレッソ。初めてエスプレッソを頼んだ時あまりに量が少なくて驚きませんでしたか?

          イタリアでは「caffe’」とバールで頼むと当たり前のごとくエスプレッソのことを意味します。 バールではバリスタがエスプレッソマシーンを使って素早く美味しいエスプレッソを用意してくれますが家庭では直火式のエスプレッソメーカーが主流です。
          イタリア語では「macchinetta マッキネッタ」「caffettiera カフェッティエーラ」または「Moka モカ」といえばこのエスプレッソメーカーを意味します。

          macchinettaは1933年にイタリア人のAlfonso Bialetti(アルフォンソ・ビアレッティ)によって発明されました。そうあの有名な髭オヤジが目印のBIALETTIの創始者です。髭オヤジはAlfonsoの息子であるRenato Bialetti(レナート・ビアレッティ)がモデルとか。

          Moka-200x250-1
          Moka-200x250-2
          Moka-200x250-3

          エスプレッソの入れ方は一般的には同じですが、それぞれの家庭でこだわりがあります。
          私が以前お世話になったイタリアの家庭では「カフェの粉はしっかり敷き詰めること。それから終わった後の直火式エスプレッソメーカーは決して洗剤では洗わないこと」というのが決まりでした。そうとは知らず、初めて食器洗いのお手伝いをし、直火式エスプレッソメーカーを洗剤でゴシゴシ洗ったときは怒られました・・・(>_<) 洗剤で洗うと適度に覆われたカフェの油分が取れてしまい直火式エスプレッソメーカーから抽出される美味しいエスプレッソの味わいがなくなるからだそうです。
          イタリアにいったら彼らがどんなこだわりを持っているか聞いてみるもの美味しいエスプレッソを入れるコツ。

          イタリアのエスプレッソの醍醐味はやはりバールで味わうことですが家庭でも色々なエスプレッソを楽しむことができます。例えばカフェインなしのdecaffeinato(デッカッフェイナート)といわれるものも存在します。このカフェイン抜きのdecaffeinatoは1905年にドイツ人が発明しました。カフェイン抜きですが今ではかなり味も洗練され普通のエスプレッソに近くなりとても美味しく頂けます。

          直火式エスプレッソメーカーを使って楽しめるエスプレッソ代用品がまだあります。Orzo(オルツォ)と呼ばれるものです。Orzoは大麦のことです。このorzoにはカフェインが含まれておらずミネラルが豊富なので健康食品として好まれています。製品にも寄りますがorzoの粉をMoka等の直火式エスプレッソメーカーに詰める場合は通常よりも少ない量で入れるよう注意書きがあるので気をつけましょう。

          今やイタリアだけでなく日本でもカフェ好きのご家庭ではデロンギやネスカフェなど本格的なエスプレッソマシーンがあります。簡単にバールで飲むような本格的な味が味わえるエスプレッソマシーンですが意外と多くのイタリア人が幼い頃から馴染んできた直火式エスプレッソメーカーで準備する家庭の味エスプレッソをあえて好んでいるようです。

          ともあれイタリアはエスプレッソが美味しい国。紅茶派の方もイタリアを訪れる際には是非とも試していただきたいものです。

          Bar で役立つ単語

          • caffè  エスプレッソ
          • caffè lungo 薄めのエスプレッソ
          • caffè macchiato ミルク入りエスプレッソ
          • caffè freddo アイスコーヒー
          • cappuccino カプチーノ
          • caffè macinato コーヒーの粉
          • cioccolata calda ホットチョコレート
          • tè inglese 紅茶
          • spremuta 生ジュース
          • vino ワイン
          • birra ビール
          • brioche ブリオッシュ
          • cornetto  クロワッサン
          • panino パニーノ
          • millefoglie ミルフィーユ
          • crostata タルトパイ
          • cioccolatino 一粒サイズのチョコレート


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            イタリア語の不規則動詞-verbi irregolari parte 1/8

            イタリア語の不規則動詞は規則動詞のように通常の活用ルールに従いません。あらゆるルールに例外があるように動詞の活用も一筋縄にはいきません。不規則動詞の活用形は独特ですが不規則動詞をとる動詞には普段使われる重要な動詞が多いのでしっかり自分のペースで習得しましょう!


            イタリア語の不規則動詞を学ぶことはとても重要です。不規則動詞の多くが普段よく使われるからです。動詞の活用には現在形や過去形、未来形などがある他に日本語とは異なり〈私 io, 君 tu, 彼ら loro…〉といった主語によっても動詞の形が変化します。

            最初は驚きますが規則動詞はもちろんのこと不規則動詞にもある程度活用変化のパターンがありますのでコツを押さえて効率よく不規則動詞をマスターしましょう。

            不規則動詞の活用パターン:

            • 不規則動詞とはいえ同じ語源を持つ動詞は同じような活用変化をするのである程度グループ分けすることができる。
              例えば fare (~する、行う、作る) と同じ語源を持つものは同じ活用形をとる- disfare, rifare, stuperfare etc.

            • 多くの不規則動詞は – ere動詞である

            • いくつかの動詞は不規則な過去分詞( Participio Passato)をとります。過去分詞はよく使用される近過去を含む複合時制で使われるので非常に重要です。

            不規則動詞のブログについて: このトピックのブログではイタリア語を第2言語として学習している外国人が混乱しやすいものやマイナーな不規則動詞はあえて除外して説明します。


            第1回は不規則動詞の -are動詞について。不規則な活用(coniugazione)をする -are動詞はあまり多くないのですが重要な単語が多いのでしっかり習得しましょう。

            • Andare;同語源を持つ動詞 : riandare(再び行く、引き返す)
            • Dare ;同語源を持つ動詞 : ridare(再び与える)
            • Fare ;同語源を持つ動詞 : assuefare(慣らす), contraffare(偽る), disfare(壊す), liquefare(液化させる), rifare(作り直す), soddisfare(満足させる), sopraffare(圧倒する), strafare(やり過ぎる), stupefare(唖然とさせる)
            • Stare ;同語源を持つ動詞 : soprastare(上にある), sottostare(従う)

            早速主要な不規則動詞の活用をみていきましょう。活用形は io, tu, lui/lei, noi, voi, loroの順で表記してあります。命令法(Imperativo)については tu, voi の順序。

            ★ Andare ≪行く≫

            • 現在形(Presente): vado, vai, va, andiamo, andate, vanno
            • 未来形(Futuro): andrò, andrai, andrà, andremo, andrete, andranno
            • 接続法現在(Congiuntivo presente): vada, vada, vada, andiamo, andiate, vadano.
            • 条件法現在(Condizionale presente): andrei, andresti, andrebbe, andremmo, andreste, andrebbero
            • 命令法(Imperativo): vai, andate


            ★ Dare ≪与える≫

            • 現在形(Presente): do, dai, dà, diamo, date, danno
            • 遠過去(Passato remoto): diedi, desti, diede, demmo, deste, diedero
            • 未来形(Futuro): darò, darai, darà, daremo, darete, daranno
            • 接続法現在(Congiuntivo presente): dia, dia, dia, diamo, diate, diano
            • 接続法半過去(Congiuntivo imperfetto): dessi, dessi, desse, dessimo, deste, dessero
            • 条件法現在(Condizionale presente): darei, daresti, darebbe, daremmo, dareste, darebbero
            • 命令法(Imperativo): dai, date


            ★ Fare ≪~する≫

            • 現在形(Presente): faccio, fai, fa, facciamo, fate, fanno

            • 半過去(Imperfetto): facevo, facevi, faceva, facevamo, facevate, facevano

            • 遠過去(Passato remoto): feci, facesti, fece, facemmo, faceste, fecero

            • 未来形(Futuro): farò, farai, farà, faremo, farete, faranno

            • 接続法現在(Congiuntivo presente): faccia, faccia, faccia, facciamo, facciate, facciano

            • 接続法半過去(Congiuntivo imperfetto): facessi, facessi, facesse, facessimo, faceste, facessero

            • 条件法現在(Condizionale presente): farei, faresti, farebbe, faremmo, fareste, farebbero

            • 命令法(Imperativo): fai, fate

            • 現在分詞(Participio presente): facente

            • 過去分詞(Participio passato): fatto

            • ジェルンディオ(Gerundio): facendo


            ★ Stare ≪~である、住んでいる、~の職業である≫

            • 現在形(Presente): sto, stai, sta, stiamo, state, stanno
            • 遠過去(Passato remoto): stetti, stesti, stette, stemmo, steste, stettero
            • 未来形(Futuro): starò, starai, starà, staremo, starete, staranno
            • 接続法現在(Congiuntivo presente): stia, stia, stia, stiamo, stiate, stiano
            • 接続法半過去(Congiuntivo imperfetto): stessi, stessi, stesse, stessimo, steste, stessero
            • 条件法現在(Condizionale presente): starei, staresti, starebbe, staremmo, stareste, starebbero
            • 命令法(Imperativo): stai, state


            その他のポイント

            ✬全ての動詞の活用において単語が1音節からしか構成されないものはアクセントはありません。
            例えば動詞 andare の三人称・単数 va ( và は間違い) や動詞 fare の三人称・単数 fa ( fà は間違い) などがその例です。 残念なことにイタリア語文法を開設するブログや教科書でもアクセントを付けている誤ちを目にします。
            例外として動詞 dare のみ三人称・単数 lui / lei  dà  となりアクセント付が正しい。

            ✬ Stare  の不規則活用は重要。ジェルンディオという文法で動詞 stare は使われ現在進行形や過去進行形を表現するときに使われる。
            例)

            • Sto mangiando.  (私は)食べているところだ。
            • Giulia stava guardando la tv quando suo marito è tornato a casa.  夫が帰宅したときジューリアはテレビを見ていた。

            動詞stare を使ったジェルンディオについてはこちらのブログをご参照ください。

            ✬ Fare 動詞 fare のオリジナルはラテン語 facere であるため -ere動詞と同じような活用形をとる。


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              女性に言ってはいけない10個の言葉-イタリア編 

              女性と男性では脳の仕組みが違うという。男性側からすると褒め言葉や何気ない言葉でも彼女からするとムカッとくる言葉があります。イタリア人彼女を怒らせないために避けるべき言葉をご紹介


              どんなにキレイで愛らしいイタリア人彼女でも喧嘩するとついつい本音をいったり言い過ぎたりしてしまうもの。女には言われて嫌な言葉がある。大喧嘩を避けるためにも脳と口との連結をシャットダウンして”言ってはいけない10個の言葉”は自分の心に封印してしまおう。

              Hai solo le ossa grosse.
              骨太なだけだよ。


              イタリア女性の受け取り方;
              ありがとうアモーレ、よくも皆の前でそんなことを言ってくれたわね。そうです、私はゴッツイです。男性としては彼女が太っていないことを言いたかったのでしょうが骨太は褒め言葉とはいえません。

              Sembri tua madre.
              君は(君の)お母さんみたいだね


              イタリア女性の受け取り方;
              グラッツェ、アモーレ。今回はアンタのお母さんと比べられなくて光栄だわ。夕飯はアンタが作りなさいよ。

              Oggi sei carina.
              今日の君は可愛いね。


              イタリア女性の受け取り方;
              今日だけってこと?だったらいつもはどうなのよ?変な時にこんな感想言われても嬉しくないわ。 

              Hai le tue cose?
              今生理中?


              イタリア女性の受け取り方;
               Che vuoi dire…sei proprio simpatico. Ho il mio coltello da cucina preferito. “
              “何?!何か私がイライラしているってでも言いたいわけ? ナイスタイミングで言ってくれるわね。今私はお気に入りのよく切れるナイフ持っているのよ。”

              Hai gli occhi gonfi.
              目が腫れているね。


              イタリア女性の受け取り方;
              ” mi fai piangere dalla gioia, idiota. “
              ありがとう、なんて嬉しいこといってくれるのかしら。このバカもの!” 

              余計なコメントはしないほうが賢明

              Scusa, cosa hai detto?
              ごめん、今何て言ったの?


              イタリア女性の受け取り方;
               ho interrotto la partita di calcio in tivù
              ” はいはい、すみませんでした。大事なサッカーの試合観戦の邪魔しましたね。”

               ┌∩┐ (◣_◢) ┌∩┐、聞いていなかったのかよ・・・・

              Cosa hai fatto ai capelli?
              えっ、髪の毛何かした?


              イタリア女性の受け取り方;
              non è stata un’esplosione.”
              “いいえ、爆発したわけではありません”。

              全くお洒落も分からないなんて。他にいようがあるだろう。気の利いたコメントありがとう、愚かなアモーレ

              Ti chiamo quando ho tempo.
              時間のあるとき電話するね。


              イタリア女性の受け取り方;
              何様のつもり。私は二の次ですか。どうぞ楽しい時間をお過ごしください。もう話すことはないわ、じゃあね。 Buon divertimento!(楽しんできて!)

              Felice anniversario! Ecco il regalo
              記念日!はい、これがプレゼント(渡すものに要注意)


              イタリア女性の受け取り方;
              Un abbonamento per la palestra. Che bel pensiero da parte tua.”
              ジム利用券なんて素敵なプレゼント・・・皮肉かよ” 

              プレゼントといってスポーツジムのバウチャーをプレゼントするのは厳禁。”痩せろ”といっているのと同じです。

              La tua amica è carina.
              あの子(君の友達)、可愛いね。


              イタリア女性の受け取り方;
              “spengo il tuo pensiero con un secchio di acqua ghiacchiata, proprio lì.”
              あんたのそのエロい感情、氷水で消火してやるわ。”  

              自分の女友達をこんな風に褒められたらメンツも立たないしジェラシーで怒り爆発です。 


              いかがでしたか? もちろん今回紹介したフレーズでどの女性も気分を害するということはありません。言い方やその時のタイミング、お互いの関係など様々な要因があり普段は怒らない内容でも怒ったり怒らせたりしてしまうことがあります。あくまで『こんなシチュエーションもあるんだなぁ』『こういう言い方はイタリア語だとこうなるんだなぁ』と思ってブログを楽しんでください。

              更に良好な関係を保つためにも”言わせてはいけない10個の言葉-イタリア女性編”もお楽しみください。


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                フォトクレジット  Nicolò Barabino – Profilo di giovane donna – 1878

                ピザの食べ方-NY市長に批判

                イタリア系アメリカ人であるNY市長Bill de Blasio (ビル・デ・ブラシオ)。イタリア系である彼がNY市長になったことに多くのイタリア人達は熱狂した。しかしそんな彼に就任早々ちょっとした騒動があった。それはなんとピザの食べ方!?


                ニューヨーク市長として誕生したばかりのビル・デ・ブラシオ市長に災難がふりかかった。政治集会のために訪れた地元のピザ屋でナイフとフォークでピザを食べたところNY市民からは”ピザは手で食べるべきだ”と批判が出ました。フォークとナイフを使ったことに突っ込まれたデ・ブラジオ市長は”イタリアではピザはナイフとフォークを使って食べるもの。イタリア系の私はこの習慣が身についてしまっていたから・・・”と説明するもここはアメリカ。その後彼は手づかみでピザを食べていました。 果たして彼の言ったことは本当なのか?

                このニュースを聞いて私はショックを受けました。デ・ブラジオ市長ではなく彼に対するこのナンセンスな批判に対してである。イタリアで生まれイタリアで育った私が答えましょう。彼の言うとおりイタリアではピザはナイフとフォークを使って食べます。何故かって? 偉大なる”マンマ”がそう教えたから。

                確かにテイクアウトで食べながら歩くようなピザは手づかみで食べます。しかしピザ屋 pizzeria ならナイフとフォークで食べるのが普通。そしてどのような状況で食べているかというのもポイントです。友人同士でカジュアルにピザ屋で食べるときは手づかみも普通で行儀が悪いということはありません。
                しかしビジネス場面やレストランなら多くのイタリア人はフォークとナイフを使ってピザを食べるでしょう。 生粋のイタリア人からするとデ・ブラシオ市長がピザ屋でとったマナーは正しく、さすがイタリア系と拍手をおくりたい。


                彼は今回のピザに対するマナーだけでなくイタリアに対する想いは格別でイタリア語もかなり上手といえます。是非とも今回の批判に負けず頑張って欲しいと思います。

                イタリアで美味しく食事をするためにも”イタリアのテーブルマナー”のブログをご覧ください。音声テキスト付です。

                Riccardo.C (日本語訳 Mariko.W)

                ✤この記事の投稿時期は2014年であり現在は別の市長

                役立つ単語帳


                • sindaco 市長 
                • italoamericano イタリア系アメリカ人 
                • con le mani 手で 
                • forchetta フォーク
                • coltello ナイフ
                • rotella tagliapizza  ピザカッター
                • tovagliolo ナプキン
                • pizzaiolo ピザ職人
                • pizzeria ピザ屋 
                • forno a legna 薪窯
                • ordinare 注文する
                • mangiare 食べる
                • bere 飲む
                • abituarsi 慣れる 

                • pomodoro トマト
                • mozzarella モッツァレラチーズ
                • basilico バジル
                • rucola ルッコラ
                • aglio ニンニク
                • prosciutto crudo 生ハム
                • prosciutto cotto 加熱したハム
                • salame サラミ
                • salsiccia ソーセージ
                • wurstel  ウインナー
                • cipolla オニオン
                • peperone パプリカ
                • tonno マグロ
                • acciughe (複)アンチョビー
                • mais コーン
                • funghi (複)キノコ
                • spinaci (複)ほうれん草
                • carciofi (複)アーティチョーク
                • asparagi (複)アスパラガス
                • radicchio トレビス

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                  ロマネスコ-Broccolo romanesco ( Broccolo romano)

                  ゴツゴツとして奇妙でありながら美しい形のロマネスコという野菜。色は黄緑色で日本では形がサンゴに似ていることから“黄緑サンゴ”とも呼ばれています。 見た目が個性的なこの野菜についての美味しいブログをお楽しみください。 


                  ゴツゴツしたその姿はサンゴというより個人的には恐竜の角に見えてしまうロマネスコ。イタリア語ではbroccolo romanesco(ブロッコロ・ロマネスコ) またはbroccolo romano(ブロッコロ・ロマーノ)という名前。名前にブロッコリーという文字がある通りブロッコリーとカリフラワーを掛け合わせて作られたものです。名前と味はブロッコリー寄りですが植物学分類はカリフラワーに属します。

                  旬は10月~3月
                  旬は10月~3月

                  2つの野菜を掛けあわせてできたこの野菜はかなり昔からあり文献にもその証拠が残っています。
                  1834年にGiuseppe Gioachino Belliというローマの有名な詩人が彼の作品の中でこの『ロマネスクは昔ローマの田舎町を中心に栽培・販売されていた』と記しています。

                  食するところは未熟な花蕾と茎の部分。低カロリーで栄養価もとても高く特にビタミンC、カルシウム、繊維を含み整腸作用の他、消化器系の癌を遠ざける効能があります。ただしお腹の具合が悪く炎症を起こしているときはお腹の膨張や下痢を助長する可能性があるので控えた方がよし。

                  調理するときに気をつける点としてはビタミンCを始めとしたその他のビタミン群は加熱に弱く30分以上加熱するとせっかくのビタミン群がかなり減少するので加熱時間に要注意。
                  調理方法は大体ブロッコリーと同じ感覚ですれば美味しい一品ができます。ブロッコリー同様、茹でたり蒸したりするときの独特のにおいが気になるという場合はレモン汁や食酢(リンゴ酢もお勧め)を少し加えると独特な臭みが軽減されます。

                  保存としては購入後、切ったりせずそのままの冷蔵庫の野菜室にいれること。茹でた後は痛みやすいので早めに消費してください。
                  旬は10月から3月下旬なのでこの時期に食べるのがより美味しさを楽しめます。

                  日本でも販売している八百屋さんやスーパーがあります。お試しください。

                  🥦 役立つ単語 🧄
                  野菜編


                  • verdura 野菜
                  • asparago アスパラガス
                  • aglio ニンニク
                  • carota 人参
                  • cavolo キャベツ
                  • cavolfiore カリフラワー
                  • carciofo アーティチョーク
                  • fagiolo インゲン豆
                  • fava そら豆
                  • pisello エンドウ豆
                  • melanzana 茄子
                  • patata じゃがいも
                  • cipolla 玉葱
                  • peperone パプリカ
                  • porro 長ネギ
                  • zucca カボチャ
                  • zucchina  ズッキーニ
                  • cetriolo キュウリ
                  • finocchio フェンネル
                  • lattuga レタス
                  • rucola ルッコラ
                  • sedano セロリ

                  🍒 役立つ単語 🥝
                  フルーツ編


                  • frutta 果物
                  • ciliegia サクランボ
                  • kiwi キウイ
                  • ananas パイナップル
                  • albicocca あんず
                  • anguria スイカ
                  • arancia オレンジ
                  • banana バナナ
                  • mela リンゴ
                  • pera なし
                  • pesca 桃
                  • mango  マンゴー
                  • fragola イチゴ
                  • fico イチジク
                  • melone メロン
                  • pompelmo グレープフルーツ
                  • limone レモン
                  • mandarino みかん
                  • melagrana ザクロ
                  • lampone ラズベリー
                  • mirtillo ブルーベリー
                  • prugna プルーン
                  • uva  葡萄
                  • cachi 柿

                  イタリアへ行く機会があれば現地のスーパーに行ってみてください。イタリアの、そしてイタリアの日常生活を感じられることでしょう。

                  日本ではあまり馴染みがない野菜やフルーツを目にすることがあります。イタリアでは青果やパンなどは計り売りが殆どです。そのためセロリや茄子などのお野菜などはビニール手袋を使い必要な分だけを小分けのビニール袋に入れて購入します。ビニール手袋をつけて商品を触るので衛生面でもきちんとしています。

                  ブログ購読、お疲れ様でした。

                  イタリア語の動詞と前置詞の組み合わせ - di, a, per を取る動詞

                  イタリア語の動詞と前置詞の組み合わせ – di – a – per を取る動詞

                  “Comincio a studiare l’italiano.”など幾つかの動詞はその後に決まった前置詞【di, a, per】を伴い熟語を作ります。様々な動詞と前置詞の組み合わせを音声付の例文と共にみていきましょう。


                  Penso di andare al cinema. 映画に行こうと思う” ” Comincio a studiare l’italiano. イタリア語を勉強し始める” のように幾つかの動詞はその後に前置詞【di, a, per】と動詞の不定詞を伴い熟語を作ります。

                  ” potere ~できる ” ” dovere しなければならない ” ” volere ~したい ” といった補助動詞 (verbi servili)と同様に2番目に出てくる動詞の不定形(verbo infinito)、つまり動詞の原形は文章中で大切な意味をもちます。しかし補助動詞の直ぐ後に前置詞は不要であり、動詞の原形が直ぐあとに続きます。

                  • Voglio mangiare una mela.
                  • Voglio di mangiare una mela.     ←これは誤り

                  一方今回のブログでは決まった前置詞と動詞の不定詞と共に熟語を作る動詞について勉強しましょう。わかりやすいように解説は直説法現在(現在形)で説明します。ただし例文には現在形の他、近過去や半過去などの時制もありますので注意深くチェックしてください。


                  動詞】+【前置詞 (DI-A-PER)】+ 【動詞の不定形 (ARE-ERE-IRE)】

                  例)  Penso di andare al cinema

                  上記例文では ≪pensare + di + 動詞の原形≫で『~と考える、思う』という熟語です。

                  【動詞】+ 【前置詞 (DI-A-PER)】 + 【 動詞の不定形 (ARE-ERE-IRE)】 の形をとる熟語はたくさんあります。どんな動詞があるか例文をみましょう。


                  ◆ 行為の終了を示す前置詞 DI ◆
                  la fine di un’azione

                  • finire = 終了する→ Ho finito di lavorare alle 5.
                    私は5時に仕事を終えた。

                  • smettere = 止める→ Gianni ha smesso di fumare.
                    ジャンニはタバコを止めた。

                  • terminare = 終了→ Finalmente ho terminato di scrivere la tesi di laurea.
                    ようやく私は卒業論文を書き終えた。


                  ◆ 行為の試みを示す前置詞 DI ◆
                  un tentativo di  un’azione

                  • cercare = 試みる → Cercheremo di essere sempre puntuali.
                    時間に正確であるよう心がけよう。

                  • sforzarsi = 精一杯努力する → Mi sono sforzata di non piangere davanti a mia madre.
                    私(女性)は母の前で泣かないよう我慢した。

                  • tentare = 試みる → Ho tentato di parlare con Carlo ma non so dov’è.
                    私はカルロと話そうと思ったが彼がどこにいるのかわからない。


                  ◆ 行為の始まり・続きを示す前置詞 A ◆
                  l’inizio o la continuazione di un’azione

                  • attaccare = (仕事などに)とりかかる → Gloria, all’improvviso, ha attaccato a urlare.
                    グローリアはいきなり叫び始めた。

                  • cominciare = 始める → Ha cominciato a nevicare.
                    雪が降り始めた。

                  • continuare = 続く → Gianni continua ad ascoltare la musica ad alto volume.
                    ジャンニは大音量で音楽を聴き続けている。
                    ※ 前置詞 a に続く単語が母音で始まるときには発音しやすくするよう a → ad にすることもある

                  • iniziare = 始める → Hai iniziato a leggere quel libro?
                    君はあの本を読み始めた?

                  • mettersi = ~し始める → Stamattina mi sono messo a lavare la macchina.
                    今朝私は洗車をし始めた。


                  ◆能力、腕前を示す前置詞 A ◆
                  capacità

                  • riuscire = 成功する →  Siete riusciti a trovare i biglietti per la partita?
                    君達は試合のチケットを見つけられた?


                  ◆ 動きを示す前置詞 A ◆
                  movimento

                  • andare = 行く →Vado a prendere i bambini a scuola.
                    子供たちを迎えに学校へ行く。

                  • correre = 走る → Marzia è corsa a prendere l’ultimo treno per Milano.
                    マルツィアはミラノ行の最終列車に乗るために走った。

                  • passare = 通る → Gennaro è passato a salutarci.
                    ジェンナーロは挨拶しに立ち寄った。

                  • tornare = 戻る → Sono tornato a lavorare a Milano.
                    仕事のためミラノに戻った。

                  • venire = 来る → Veniamo a salutare te e Chiara la prossima settimana.
                    私達は君とキアーラに挨拶するために来週来るよ。


                  動詞と前置詞の組み合わせ、前置詞DI 及びA と共に熟語を作るその他の単語と例文を見ていきましょう。これらはこのような熟語の形をとるので地道に覚えていくしかありません。

                  ◆ 前置詞 DI を伴う熟語 ◆



                  • accettare = 受け入れる → Claudia ha accettato di sposare Stefano.
                  • accorgersi =気づく → Luisa si è accorta di avere perso il portafoglio.
                  • ammettere = 認める → Ammetto di non parlare bene l’inglese.
                  • annunciare = 知らせる → Il presidente ha annunciato di volere dimettersi.
                  • aspettarsi = 予期する → Silvana si aspettava di essere licenziata.

                  • assicurare = 保証する → Luca ci ha assicurato di occuparsene il mese prossimo.
                  • attendere =待つ → Attenderemo di vedere la fine dei lavori.
                  • augurarsi = 望む、願う → Ci auguriamo di incontrarvi presto.
                  • chiedere = 頼む → I miei figli mi hanno chiesto di andare allo stadio.
                  • comunicare = 伝える → Ci hanno comunicato di dover pagare le tasse.

                  • confermare = 確認/確定する → Confermiamo di partecipare alla gara.
                  • confessare = 白状する → Quell’uomo ha confessato di avere rubato un gelato.
                  • considerare = 検討する → Ho considerato di cambiare scuola.
                  • credere  = ~だと思う → Credo di arrivare verso le 8.
                  • decidere = 決心する → Ho deciso di cominciare una dieta.

                  • dichiarare = 表明する → Il primo ministro ha dichiarato di volere dimettersi.
                  • dimenticare = 忘れる → Ho dimenticato di comprare il latte.
                  • dimostrare = 示す → Ronaldo ha dimostrato di essere un campione.
                  • dire = 言う → Ho detto a Giulia di leggere quel libro.
                  • dispiacersi = 残念に思う → Mi dispiace di vendere la mia moto.

                  • domandare = 頼む →  Ti ha domandato di prestargli dei soldi?
                  • escludere = 拒否する、締め出す → L’allenatore ha escluso di voler cambiare squadra.
                  • evitare = 避ける → Per favore, evita di parlare con me.
                  • fingere = ふりをする → Dario finge di non conoscermi.
                  • giurare = 誓う → Giurami di non lasciarmi da solo.

                  • illudersi = 思い違いをする → Elena si era illusa di vincere il concorso.
                  • immaginare = 思う→ Immagino di essere in anticipo.
                  • imporre = 命じる → Mio padre mi ha imposto di tornare a casa presto.
                  • minacciare = 脅す → Il presidente ha minacciato di licenziarmi.
                  • offrire = 提供する → Luca mi ha offerto di lavorare con lui.

                  • pensare = 考える、思う → Penso di passare le vacanze al mare.
                  • permettere = 許す → Non ti permetto di insultarmi.
                  • proibire = 禁止する →  Ti proibisco di fumare a casa mia.
                  • promettere = 約束する → Mi ha promesso di regalarmi un orologio nuovo.
                  • proporre = 提案する → Ti propongo di cenare con me.

                  • proporsi = 決心する → Mi sono proposto di smettere di fumare.
                  • riconoscere = 認識する → Luigi ha riconosciuto di avere sbagliato.
                  • ricordare = 覚えている → Hai ricordato di chiudere la porta?
                  • rifiutare = 拒否する → Abbiamo rifiutato di pagare il conto. Era troppo caro!
                  • rimpiangere = 後悔する → Elena ha rimpianto di non avere finito l’università.

                  • ringraziare = 感謝する → Ti ringrazio di avermi aiutato.
                  • rischiare = 危うく~する → È tardi, rischiamo di perdere il treno!
                  • sognare = 夢見る → Akiko sogna di abitare a Firenze.
                  • sperare = 望む → Spero di tornare presto.
                  • stancarsi = 飽きる → Mi sono stancato di mangiare sempre la minestra.

                  • stimare = 見なす、思う → Stimiamo di poter finire il lavoro lunedì.
                  • stupirsi = 驚く → Mi sono stupito di vedere tanti cinesi a Venezia.
                  • suggerire = 勧める → Ti suggerisco di tornare un’altra volta.
                  • temere = 心配する → Temo di rovinare questo bellissimo vestito.
                  • vantarsi = 自慢する → Claudio si vanta di parlare bene il tedesco.
                  • vergognarsi = 恥じる → Mi vergogno di avere mangiato così tanto.
                  • vietare = 禁じる → Gli ho vietato di vedere troppa televisione.

                  ◆ 前置詞 A を伴う熟語 ◆



                  • abbassarsi = 卑屈になる → Si è abbassato a raccogliere le chiavi.
                  • abituarsi = 慣れる → Mi sono abituato a svegliarmi presto.
                  • accennare = 兆す → Il ladro ha accennato a pentirsi.
                  • affrettarsi =急ぐ→ Giorgio si è affrettato a scusarsi dopo avere sbagliato.
                  • aiutare = 助ける → Mi aiutate a lavare i piatti?

                  • allenarsi = 鍛える → Gianni si allena a correre tutti i giorni.
                  • aspirare = 憧れる → Michela aspira a diventare una brava veterinaria.
                  • bastare = 足りる → Un cucchiaio di olio basta a condire l’insalata.
                  • costringere = 強いる → Sono costretto a chiedere un prestito alla banca.
                  • decidersi = 決心する → Mi sono deciso a studiare il giapponese.

                  • distendersi = 横たわる → Marta si è distesa a riposare sul divano.
                  • disturbarsi = わざわざ~する → Non ti disturbare a fare la spesa, ci penso io.
                  • divertirsi = 楽しむ → Ci siamo divertiti a nuotare in piscina.
                  • esercitarsi = 練習する → Mi sono esercitato a correre in bicicletta.
                  • faticare = 努力する、苦労する → Michele fatica a trovare un lavoro.

                  • fermarsi = 止める → Fermati a mangiare a casa mia.
                  • fidarsi =~する自信がある、あえて~する → Non mi fido a lasciare la porta aperta.
                    ※ fidarsi + di = 信頼する、頼りにする。→ Mi fido di te.  私は君を信頼している。
                  • imparare = 習得する → Il mio gatto ha imparato ad aprire la porta.
                  • impegnarsi = 専念する → Sandro si è impegnato a passare l’esame.

                  • incoraggiare = 励ます → Ho incoraggiato mio figlio a vivere da solo.
                  • insegnare = 教える→ Ghandi ci ha insegnato a non usare la violenza.
                  • insistere = こだわる、固執する → Ha insistito molto ad aiutarci, è stato gentile.
                  • motivare =引き起こす、動機となる → I suoi genitori non lo hanno motivato a studiare.

                  • incoraggiare = 励ます → Ho incoraggiato mio figlio a vivere da solo.
                  • insegnare = 教える→ Ghandi ci ha insegnato a non usare la violenza.
                  • insistere = こだわる、固執する → Ha insistito molto ad aiutarci, è stato gentile.
                  • motivare =引き起こす、動機となる → I suoi genitori non lo hanno motivato a studiare.

                  • obbligare = 強制する → Ho obbligato mio figlio Marco a mangiare tutta la verdura.
                  • ostinarsi =固執する,執着する → Gabriele si ostina a vivere in quella casa piccolissima.
                  • pensare = 考える、思う → Salvatore pensa solo a ballare in discoteca.
                  • precipitarsi = 身を投じる → Mi sono precipitato a telefonarti quando l’ho saputo.
                  • prepararsi = 準備する → Preparati a vedere un bel film stasera.

                  • proseguire = 継続する → Ha proseguito a lavorare anche dopo la malattia.
                  • provare =試す→ Ho provato a cucinare le lasagne ma non erano buone.
                  • rassegnarsi = 諦める → Mi rassegno a vivere in questa casa piccola.
                  • rinunciare = 断念する → Non rinuncerei mai a mangiare il loro tiramisù.

                  • riprendere = 再開する → Michela ha ripreso a fumare dopo due anni.
                  • sbrigarsi = 急ぐ →  Sbrigati a uscire dalla doccia! mi serve il bagno.
                  • seguitare = 続く → Ha seguitato a nevicare per tutto il fine settimana.
                  • servire =役に立つ →  Il cavatappi serve ad aprire le bottiglie.

                  • stentare =困難である → Stento a credere che hai solo 18 anni!
                  • tardare =遅らせる → L’ambulanza ha tardato ad arrivare e il paziente è morto.
                  • tenerci = 大事にする → Ci tengo a venire al tuo matrimonio.
                  • volerci = ~が必要である → Ci vuole coraggio a cambiare lavoro.

                  ◆ 前置詞 PERを伴う熟語 ◆


                  ◇PERを伴う熟語には前置詞の後にくる動詞の不定詞によって動作の目的や結果が表現されることが多い。

                  • Lucia studia per diventare medico. ルイジは医師になるために勉強する。
                  • Lavoro per guadagnare i soldi. お金を稼ぐため働く。
                  • Leggo per imparare l’italiano. イタリア語を習得するため本を読む。


                  【stareの活用】 +【 per】 + 【動詞の原形 infinito】  ちょうど~するところ

                  《stare + per + infinito》 の熟語はまさに直ぐこれから起きようとする行為・事柄を表現します。

                  • Sta per piovere. 雨がふりそうだ。
                  • Sto per uscire di casa. ちょうど私は家をでるところだ。
                  • Stiamo per arrivare. 私達はちょうど到着しようとするところだ。


                  お疲れ様でした。引き続き復習を兼ねた『イタリア語の動詞と前置詞の組み合わせ di, a, per をとる熟語』のクイズをお楽しみください。

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                  1. Question 1 of 1
                    10 points

                    動詞と前置詞の組み合わせ

                    di – a – per



                     Verbi e preposizioni

                    空欄に当てはまる前置詞を DI – A – PER から選んで入力してください


                     

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                      1. Marianna studia  diventare medico.
                      2. Io e mia moglie pensiamo  andare in vacanza in Puglia, nel Salento.
                      3. I miei figli iniziano  cenare molto presto, verso le sei di sera.
                      4. I clienti della nostra banca si impegnano  restituire i prestiti in tempi molto brevi.
                      5. Sto risparmiando  comprare una casa nuova insieme alla mia ragazza.
                      6. Mio marito ha smesso  fumare una decina di anni fa.
                      7. Tutte le mie amiche sognano  sposare degli uomini ricchi, ma io no.
                      8. Ho provato  mangiare il sashimi molte volte ma non mi piace il pesce crudo.
                      9. Fabio si diverte  prendere in giro Davide perché si veste male.
                      10. I giovani italiani vanno imparare l'inglese a Londra, ma molti non ci riescono.
                       
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