イタリアのテーブルマナー

正しいテーブルマナーはその国の食文化を楽しむ上でとても大切なこと。音声付の今回のブログでテーブルマナーに関連する色々な語句を学びましょう。


テーブルマナーに関連した語句とその発音に焦点を当てました。食器類や食卓用金物、調味料入れなどの語句に加え味覚に関する語句を学びましょう。音声テキストを聞いて正しい発音をマスターしましょう。

Apparecchiare la tavola – 食卓の準備をする


  1. la tovaglia
  2. il tovagliolo
  3. il piatto piano
  4. il piatto fondo
  5. il piattino
  6. l’insalatiera
  7. la zuppiera
  1. テーブルクロス
  2. ナプキン
  3. 平皿/ディナー皿
  4. 深皿/スープ皿
  5. 小皿/デザート皿
  6. サラダ・ボール
  7. (蓋付きの)スープ入れ

イタリアのレストランではテーブルクロス tovaglia とナプキン tovaglioli はきっちりとアイロンがけされています。リストランテ Ristoranti では通常白色のテーブルクロスが使われ、少しカジュアルなトラットリア torattorie やオステリア osterie では多種多様な色や柄が使われていることが多いです。

プリモ・ピアット(第一の皿)とセコンド・ピアット(第二の皿)が用意されパスタやリゾットなどのプリモ・ピアットをいただいた後、肉料理や魚料理などをセコンド・ピアットとしていただきます。

※ 日本ではラーメンやそばを食べるときに少しの音をたてることは決して行儀の悪いことではありません。ただイタリアではスパゲッティやスープを食べるときにすすったりズルズル音をたてたりするのはマナーが悪くなってしまします。またスープをたいあげるときに皿を持ち上げて頂くのも行儀が悪い行為になります。最後までスプーンで頂きましょう。

Tazze e bicchieri – カップとグラス


  1. il bicchiere
  2. la tazza
  3. la tazzina
  4. la brocca
  5. la bottiglia
  1. グラス
  2. カップ
  3. 小さなカップ
  4. ピッチャー/ 水差し

通常少なくとも2つのグラスが用意されています。小さいグラスはワイン用、大きい方は水用のグラスになります。場合によっては白ワイン用と赤ワイン用の2種類のワイン用グラスが置かれているリストランテもあります。

夕飯後の楽しみでもあり習慣でもある食後のエスプレッソは小さめのエスプレッソ用カップに入れて運ばれてきます。 多くの外国人はイタリアに来て前菜、プリモ、セコンド・・・と食べ終わった後にカプチーノを注文します。食後のカプチーノはイタリア人にとってはとても奇妙なことのひとつなのですが知っていましたか?カプチーノは朝食のときに頂くもので食後ではないからです。 ただ飲みたい場合は選択するのはあなたの自由、存分にイタリアを楽しんでください。

Condimento ecc. – 調味料入れ など


  1. la saliera
  2. la pepaiola
  3. l’oliera
  4. l’ampolla dell’aceto
  5. gli stuzzicadente
  1. 塩入れ
  2. 胡椒入れ
  3. オリーブオイル入れ
  4. ビネガー入れ
  5. 爪楊枝

condimentoの意味は”調味料、ドレッシング”。上記の単語は調味料を入れる容器の単語を紹介していますがそれぞれの調味料自体は ” sale (塩)”、” pepe (胡椒)”、” olio d’oliva (オリーブオイル)”、”aceto (ビネガー)”といいます。これらの調味料はサラダや温野菜に使われるものです。ビネガー(酢)には色々と種類がありaceto di mela (リンゴ酢)、aceto di vino bianco(白ワインビネガー)、aceto di vino rosso(赤ワインビネガー)、aceto di melograno(ザクロ酢)などがあります。


イタリアの爪楊枝の名前は何故か”SAMURAI” ,”KIMONO” や “TOKYO” といった日本関連のネーミングばかりです。

Le posate – 食卓用金物


  1. il coltello
  2. la forchetta
  3. il cucchiaio
  4. il cucchiaino
  5. la forchettina
  1. ナイフ
  2. フォーク
  3. スプーン
  4. ティースプーン
  5. デザート用フォーク

ナイフとスプーンは座って右側、フォークは左側に置かれています。場所に寄っては “posate” をひとまとめに置いていることもありますが大体食事が変わる毎に新しいナイフやフォークが運ばれてきます。

Il gusto – 味覚


  1. dolce
  2. amaro
  3. salato
  4. aspro
  1. 甘い
  2. 苦い
  3. しょっぱい/塩辛い
  4. 酸っぱい/酸味のある

上記の単語の他、piccante (辛い), agrodolce (甘酸っぱい), saporito又はgustoso (美味しい/風味の良い), insipido (無味の/味気ない), fruttato (フルーティーな), delizioso (美味しい), indigesto (胃もたれする), speziato (スパイシーな), acidulo (酸っぱめの)等の味覚を表現する形容詞があります。

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イタリアのテーブルマナー 


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    Mariko & Riccardo
    留学経験や豊富なイタリア語教授経験を活かし、小さなスクールならではのアットホームで個々のニーズに対応したサービス提供をモットーとする。 無類の猫好き、そして美味しいものが大好きでイタリアや日本の食文化をこよなく愛する。最近は食への探求心から家庭菜園でズッキーニやちょっと珍しいトマトを栽培中

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