イタリア語で天気-IL TEMPO

日常会話や天気予報に欠かせない天気関連用語を音声テキスト付きで紹介。“ Che tempo fa? 天気はどう?”と何気ない一言からイタリア語の世界を広げよう。

イタリア語 天気の表現は、旅行でも日常会話でも最初に覚えたいテーマです。「今日は天気がいいですね」のひと言でネイティブとの距離がぐっと縮まります。このレッスンでは、イタリア語 天気に関する動詞・形容詞・名詞と、天気を聞く・答えるフレーズをネイティブ音声つきでまとめて解説します。


「Che tempo fa?」天気を聞く基本フレーズ
イタリア語 天気:3つの聞き方

イタリア語 天気の表現で最もよく使われる質問は「Che tempo fa?」(ケ テンポ ファ)です。直訳すると「天気が何をしていますか?」。つまり「天気はどうですか?」という意味になります。実は聞き方が3種類ありますので、まとめて見てみてください。

イタリア語読み方意味
Che tempo fa?ケ テンポ ファ天気はどう?(最もよく使う)
Com’è il tempo?コメ イル テンポ天気はどんな感じ?
Che tempo c’è?ケ テンポ チェどんな天気?

この3つはどれも同じ意味で使えます。会話では「Che tempo fa?」が圧倒的に自然です。初対面の挨拶でも、電話の冒頭でも、こなれた一言として通用します。

答え方の基本

  • Fa bel tempo.(ファ ベル テンポ)= 天気がいいです
  • Fa brutto tempo.(ファ ブルット テンポ)= 天気が悪いです
  • C’è il sole.(チェ イル ソーレ)= 晴れています
  • Piove.(ピオーヴェ)= 雨が降っています
  • Nevica.(ネヴィーカ)= 雪が降っています

bel tempo(良い天気)」と「brutto tempo(悪い天気)」はセットで覚えておきましょう。日本語の「晴れ」に対して「雨・曇り」というくくりと同じ感覚です。

ところで「il tempo」には「天気・天候」のほかに「時間・期間」という意味もあります。「Non ho tempo.(時間がない)」や「Da quanto tempo studi l’italiano?(イタリア語をどのくらい勉強していますか?)」のように使います。時間としての「il tempo」についてはこちらのブログで詳しく説明しています

天気の動詞を覚えよう
Verbi del tempo:イタリア語 天気動詞リスト+音声

イタリア語の天気動詞は主語なしで使う「非人称動詞」です。日本語の「雨が降る」「雪が降る」のように、「天気(it)」を主語にして使います。まず現在形から覚えてください。

(上段:現在形 / 下段:動詞の原形)

現在形原形意味
piovepiovere雨が降っている
nevicanevicare雪が降っている
grandinagrandinare雹が降っている
soffia il ventosoffiare風が吹いている
piovigginapiovigginare小雨が降っている
diluviadiluviare大雨が降っている

次のグループは天気の変化を表す動詞です。天気予報でよく耳にします。

現在形原形意味
gelagelare凍っている、凍えるほど寒い
ghiacciaghiacciare氷結している
si rasserenarasserenarsi晴れてくる
rinfrescarinfrescare涼しくなる
scrosciascrosciare激しく降る
tuonatuonare雷がなる

si rasserena(晴れてくる)」は再帰動詞です。天気予報の「午後から回復するでしょう」にあたる場面で使います。「Il cielo si rasserena nel pomeriggio.(午後には空が晴れてきます)」のように使います。

天気を形容する言葉
Aggettivi del tempo:イタリア語 天気 形容詞一覧

天気の形容詞は「È + 形容詞」の形で使います。「È sereno.(快晴です)」「È nuvoloso.(曇りです)」のように、そのまま一文になります。

イタリア語読み方意味
caldoカルド暑い
freddoフレッド寒い
serenoセレーノ快晴の
nuvolosoヌヴォローゾ曇った
tempestosoテンペストーゾ嵐の、大荒れの
ventosoヴェントーゾ風が強い
ghiacciatoギャッチャート凍った
イタリア語読み方意味
umidoウミド湿った
seccoセッコ乾いた
rigidoリジドとても寒い(厳しい寒さ)
temperatoテンペラート温暖な、ちょうどいい
afosoアフォーゾ蒸し暑い
tropicaleトロピカーレ熱帯の
aridoアリド乾燥した

日本の夏のような「蒸し暑い」はイタリア語で「afoso」です。イタリア人も夏の湿気を嫌い、南部やパダーナ平原では「Che afa!(なんて蒸し暑いんだ!)」と言う場面もよくあります。日本人学習者にとって親しみやすい一言です。

気温の言い方

「暑い・寒い」を表すには形容詞だけでなく、「fare」という動詞を使った言い方があります。天気の会話ではこちらのほうがよく使われます。

  • Fa caldo.(ファ カルド)= 暑いです
  • Fa freddo.(ファ フレッド)= 寒いです
  • Fa un caldo tremendo!(ファ ウン カルド トレメンド)= ひどく暑い!
  • Ci sono 28 gradi.(チ ソノ ヴェントット グラーディ)= 28度あります
  • Ci sono 5 gradi sotto zero.= 氷点下5度です

気温は「ci sono + 数字 + gradi」で表します。マイナスは「sotto zero(ゼロ以下)」を加えます。

sereno(快晴の)」は天気だけでなく「穏やかな・澄んだ」という意味でも使われるイタリア語の言葉です。Treccaniのイタリア語辞典では、その豊かなニュアンスをきちんと説明しています。Treccaniで「sereno」の意味を確認すると、表現の幅が広がります。

よくある間違いに注意
イタリア語 天気「tempo」の2つの意味を混同しないために

il tempo」は「天気」と「時間」どちらの意味でも使われます。文脈で判断しましょう。

  • Che tempo fa?」= 天気はどう?(天気の意味)
  • Non ho tempo.」= 時間がない(時間の意味)
  • È passato tanto tempo.」= 長い時間が経ちました(時間・期間の意味)

天気の「tempo」は「fare + tempo」「il tempo è…」「Che tempo…?」という形で登場します。この形を覚えておくと混乱しません。

👨🏻 Kenji: Giulia, che tempo fa a Roma in questo periodo?
(ジュリア、今の時期ローマの天気ってどう?)

👩🏻 Giulia: In aprile il tempo è variabile. Un giorno fa bel tempo, il giorno dopo piove!
(4月は天気が変わりやすいわ。晴れたと思ったら次の日には雨だったりするの)

👨🏻 Kenji: E fa freddo o caldo?
(寒いの?それとも暑い?)

👩🏻 Giulia: Ci sono circa 16-18 gradi. Non fa né caldo né freddo, è temperato.
(だいたい16〜18度くらい。暑くも寒くもなくて、ちょうどいい温度よ)

👨🏻 Kenji: Perfetto! Allora porto un impermeabile, giusto per sicurezza.
(了解!じゃあ念のためレインコートを持っていくよ)

👩🏻 Giulia: Ottima idea. E porta anche un maglione leggero, perché la sera può rinfrescare.
(いい考えね。薄手のセーターも持ってきて。夜は涼しくなることがあるから)

会話のポイント

  • variabile(ヴァリアービレ)= 変わりやすい / 天気予報でよく出てくる言葉
  • né…né…(ネ…ネ…)= 〜でも〜でもない
  • per sicurezza(ペル シクレッツァ)= 念のために
  • può rinfrescare(プオ リンフレスカーレ)= 涼しくなることがある

腕試し
🎯 Mini-sfida:イタリア語で答えてみよう

🎯 Mini-sfida: 次の日本語をイタリア語に直してみてください。

  1. 雪が降っています。
  2. 今日は天気が悪いです。
  3. 外は蒸し暑いです。
  4. 気温は20度あります。

Risposte: 1. Nevica. / 2. Fa brutto tempo. / 3. È afoso. / Fa afoso. / 4. Ci sono 20 gradi.

まとめ
今日覚えたイタリア語 天気の表現

今日のレッスンでは、イタリア語 天気に関する動詞・形容詞とフレーズを音声つきで学びました。最初の一歩は「Che tempo fa?」とひと言聞くことです。それだけでイタリア人との会話が始まります。

イタリアも日本と同じく南北に長い国で、同じ時期でも地域によって気候がかなり違います。北部ミラノの霧の多い冬、南部シチリアの乾燥した夏。旅行前に「天気予報 イタリア語」でその日の天気をチェックして、現地でそのまま使ってみてください。

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「Che tempo fa?」と「Com’è il tempo?」の違いは何ですか?

どちらも「天気はどうですか?」という意味で、実際の使い方にほとんど違いはありません。ただし「Che tempo fa?」が日常会話では圧倒的に自然でよく使われます。イタリア語 天気を話題にするとき、まずこちらを覚えるのが近道です。

「il tempo」は「天気」と「時間」のどちらですか?

両方の意味があります。「Che tempo fa?(天気はどう?)」は天気の意味、「Non ho tempo.(時間がない)」は時間の意味です。天気の「tempo」は「fare + tempo」「il tempo è…」「Che tempo…?」という形で登場するので、文脈で簡単に判断できます。

気温はイタリア語でどう言いますか?

「Ci sono + 数字 + gradi.」という形を使います。例えば「Ci sono 25 gradi.(25度あります)」です。マイナスの場合は「Ci sono 5 gradi sotto zero.(氷点下5度)」と言います。イタリア語 天気 会話では「gradi」という単語とセットで覚えましょう。

「fa caldo」と「è caldo」はどう違いますか?

「Fa caldo.」は「(外が・天気が)暑い」という意味で、天気を話すときに使います。「È caldo.」は「それ(スープや水など)が熱い・温かい」というように物の温度を指す場合に使われます。天気予報 イタリア語の文脈では「Fa caldo / fa freddo」が正しい表現です。

「sereno」という言葉はどういう意味ですか?

天気では「快晴の、澄み切った(空の)」という意味です。「Oggi è una bella giornata serena.(今日は快晴の良い日です)」のように使います。また人の気持ちや表情に対して「穏やかな、落ち着いた」という意味でも使われます。イタリア語の豊かな表現の一例です。

「明日は雨が降るでしょう」はイタリア語でどう言いますか?

「Domani pioverà.」と言います。動詞「piovere」の未来形「pioverà」を使います。天気予報 イタリア語では未来形がよく使われます。同様に「Domani nevicherà.(明日は雪でしょう)」「Domani ci sarà il sole.(明日は晴れるでしょう)」も覚えておくと便利です。


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