イタリアからハガキを送る📬 spedire una cartolina

旅先からハガキを送るのは楽しみのひとつ。イタリアから日本へハガキを送ろう!通常は郵便局のポストに投函して送るのですがそれ以外の郵送もあります。さぁ、あなたの想いを送ってみよう!


イタリアの町を訪れると行うこと・・・それは自分宛や待っている家族や友人宛に絵葉書を送る。Eメールにはない良さがある絵葉書はそれを書く時間もそして受け取った人も素敵な時間を共有できる。

ハガキはタバッキやお土産屋などで販売している。切手は郵便局で購入できるがハガキを置いている場所ならば大体購入できる。ハガキ1枚送るのに切手代は2ユーロ(2014年10月現在)。バールでエスプレッソでも飲みながら絵葉書にメッセージを書き、切手を貼ってポストに投函!

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便利なタバッキ 郵便切手 通常はこのポストへ投函

普通はこの郵便局(Posteitaliane)を利用した配達なのだが今回観光地を散策中に別の配達方法を見つけたので紹介。それは GPS (Globe Postal Service)という民間会社が行っているサービス。

今回いつもの様にタバッキに行きハガキと共に切手を購入しようとしたところ「ウチには郵便切手はないの。GPSのステッカー切手を買ってこのポストに投函してね。通常のポストには投函してはダメよ」と店員に言われた。


GPSはPosteitalianeとは異なるハガキ専用の切手を販売している。値段はこちらもまた2ユーロ。ハガキを日本やイタリア国内に送るにあたり特にPosteitalianeと差はないようだが重要なのは必ず『MAIL BOX』というGPS専用の投函口に入れるということ。
試しにトスカーナの小さな町からイタリア国内宛、そして日本宛にハガキを出したがちゃんと届いた。
到着までの日数はマチマチ、日本ほどキチンとしていないのはイタリア流。ただ万が一届かなかったとしてもGPSの利点として”GPS online service S.O.S. Postcard”というサービスがあるらしく追加料金なしに電子ハガキやビデオメッセージを送れるらしい。こちらはまだ利用していないので何ともいえない。

この『MAIL BOX』は通常の郵便ポストほど目立つ場所には置かれていないがGPS用の切手を購入したタバッキやエディーコラならば必ずといっていいほど設置しているそうだ。しかし旅行者は常に移動するもの、GPS用の『MAIL BOX』が移動先で見つからず投稿できない不便さはなんとなく感じた。(2014年時点での状況なのでその後は改善そしてシステム変更の可能性あり)

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GPS切手は専用MAIL BOXへ 絵葉書 cartoline


役立つ単語帳

  • applicare 貼り付ける
  • imbucare 投函する
  • spedire 送る
  • cartolina ハガキ
  • francobollo 切手
  • tariffa 料金
  • zona 区域
  • destinazione 宛先
  • peso 重さ
  • formato サイズ

タバッキで – in tabaccheria
ダイアログ♬


Cliente: Buongiorno. Vorrei queste cartoline. Avete dei francobolli?  
    こんにちは。これらのハガキが欲しいのですが。切手はなりますか?

Commesso: Sì. Dove deve spedirle?  
      ありますよ。どこ宛に送るのですか?

Cliente: Una in Giappone, l’altra in Italia.
    一つは日本宛、もう一つはイタリア宛です。

Commesso:  D’accordo. Vediamo….Ecco qua.
わかりました。え~っと…はい、どうぞ。

Cliente: Quant’è?  
おいくらですか?

Commesso: In tutto sei euro e cinquanta.  
全部で€6.50です。

Cliente: Grazie.  
ありがとうございます。

Commesso: Grazie a Lei, arrivederci.
こちらこそありがとうございました、さようなら

Cliente: Arrivederci.  
さようなら


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    イタリアの町を旅しよう 🎭 Vicenza -ヴィチェンツァ

    建築家パッラーディオの町として知られる北イタリア・ヴェネト州のヴィチェンツァは金細工の町としても世界的に有名。郷土料理であるbaccalà alla Vicentinaなど町を知る旅ブログをお楽しみください。


    ヴィチェンツァはヴェネト州ビチェンツァ県の県都であり、人口11万5千人が住む町。ルネッサンス期の建築家 アンドレア・パッラーディオ(Andrea Palladio:パドヴァ出身 1508-1580)が設計した数多くの建築物が美しい街並みを作っていることから“パッラーディオの町”としても知られ多くの観光客がこの地を訪れます。

    建築学に詳しくない限りあまり馴染のない人物かもしれませんがこのパッラーディオは建築界では偉大な功績を残した偉大なる人物なのです。パッラーディオは自らローマに足を運びローマ時代の建築をもとに独自の技法を確立。そして“パッラーディオ様式(Palladiarismo)”と呼ばれる個人の名前が刻まれた建築様式を残しヨーロッパ・北米に大きな影響を与えました。彼の偉大な功績を讃え、町の中心にある広場には像があり、今でも”パッラーディオの町”を見守っています。

    彼の代表作が立ち並ぶヴィチェンツァ旧市街にはまず出世作といわれているバジリカ・パッラディアーナ(Basilica Palladiana)があります。この建物はもともとゴシック建築だった建物を改築したものでセレリアーナと呼ばれるアーチと柱が規則正しく並ぶデザインが特徴的。規則正しく整列されたデザインと町並みの美しさからヴェネト州らしさを感じさせられます。

    旧市街の大通りの終点地点にあるオリンピコ劇場(Teatro Olimpico)はパッラーディオ最後の作品。彼は建築途中で亡くなりましたが弟子であるスカモッツィが意志をついで仕上げました。


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    サンロレンツォ広場 Piazza S.Lorenzo
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    バジリカ・パッラディアーナ Basilica Palladiana

    旧市街にはそのほかいくつもの彼の作品がありヴィチェンツァおよびパッラーディオが手掛けたヴェネト州一帯の建築物は1994年世界遺産に登録されました。

    建築家パッラーディオの町として知られるヴィチェンツァは金細工の町としても世界的に有名であり città dell’oro (金の町)とも呼ばれています。 大観光都市であるヴェネツィアからアクセスが良く特急列車で1時間弱、ヴェローナからは特急で30分、各駅電車でも1時間で到着できます。

    大都市とは異なる魅力溢れた町。旧市街の中心であるシニョーリ広場 Piazza dei Signoriにあるバールでゆっくりするのもお勧め。町自体もこじんまりとしてチェントロ自体は徒歩圏内で楽しめます。秋にはCioccolandoViというチョコレート祭りがあり食欲の秋を楽しめます。
    美味しいチョコレートに関するブログはこちらでお楽しみください。
    CioccolandoVi のオリジナルサイトはこちら(伊語)


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    Loggia del Capitanio
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    パッラーディオ像
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    baccalà alla Vicentina

    食といえば郷土料理はbaccalà alla Vicentinaがお勧め。 Baccalàとは干しダラのことでなんと1430年代からあるという。baccalà alla Vicentinaのオリジナルレシピは水で戻した干しダラをミルク、オリーブオイル、玉葱、パルミジャーノ・レッジャーノなどを一緒に煮込んだもの。ヴェネト州ではこれにポレンタを添えて食べるのが一般的。ガッチリとお腹にくる料理なので秋から冬にお勧めの一品。

    役立つ単語

    • architetto 建築家
    • architettura 建築/建築学
    • costruire 建てる
    • allievo 弟子
    • vicentino  ヴィチェンツァの人
    • teatro 劇場
    • palazzo 館
    • oro 金
    • argento 銀
    • gioiello 宝飾品
    • anello 指輪
    • braccialetto ブレスレッド
    • collana  ペンダント
    • Patrimonio dell’umanità 世界遺産

    ブログ購読ありがとうございました。

    世界遺産が数多く存在し、美味しい食文化そして美しくもダイナミックなオペラ、そしてファッションなど世界中の人々を魅了するイタリア。そんなイタリアをもっと近くにもっと知るためにイタリア語を始めてみませんか。

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      イタリア語の特殊な名詞

      イタリア語の特殊な名詞 ~ un uovo, due uova…ecc.


      イタリア語の名詞には性と数があります。性には男性名詞と女性名詞があり性・数の変化にはルールがあります。今回は『 un uovo  1つの卵』単数の時は男性名詞、『 due uova 2つの卵』のように複数の時は女性名詞になる少し特殊な名詞について学習しましょう。


      イタリア語の名詞全ては男性名詞と女性名詞に分けられます。
      例えば『祖父(イタリア語でnonno)』『祖母(イタリア語でnonna)』など男女の区別があるヒトは分かりやすいでしょう。イタリア語の名詞にはヒト以外にも性があり、例えば”letto ベッド”や”gonna スカート”といった物にも性があります。

      男性名詞、女性名詞の区別は基本的に語尾が -o で終わるものは男性名詞、 -a で終わるものは女性名詞になります。語尾が -e で終わる名詞についてはコツコツ覚えていくしかありませんが、見分けるちょっとしたコツがあるのでこちらの “イタリア語の名詞”についてを参照してください。


      § 単数は男性名詞、複数は女性名詞 §
      singolare maschile, plurale femminile

      特殊な名詞の例として”uovo 卵”
      『 un uovo  1つの卵』単数形の時は男性名詞、『 due uova 2つの卵』のように複数形の時は女性名詞になります。

      • L’uovo è buono.   その卵は美味しい。
      • Le uova sono buone.  それらの卵は美味しい。

      このように単数の時は男性名詞、複数の時は女性名詞になるという特殊な変換をする “uovo – uova” 以外の代表的なもの;

      • un paio di scarpe (1対の靴) – due paia di scarpe (2対の靴)
      • un centinaio (約100)  – centinaia (数百)
      • un migliaio (約1000)  – migliaia (数千)
      • il carcere (刑務所) –  le carceri (刑務所)
      • un miglio (1マイル) –  due miglia (2マイル)
      • il corno (角) –  le corna (角)
      • il lenzuolo (ベッドシーツ) –  le lenzuola

      ※ ”uovo – uova” のような特殊な変換は標準イタリア語でのルールですが方言によっては性別が変わらないままで使われています。
      例えばヴェネツィアでは1つの卵を” un ovo ” といい男性名詞・単数として扱い、複数は “do ovi ” と男性名詞・複数として扱います。つまり複数になっても性に変化はないのです。方言での文法ルールの方が標準イタリア語よりも基本に則っているというのは少し変な感じがしますがこれもイタリア語の魅力のひとつ。あなたの大好きな町の方言がどのような特徴があるのか探ってみるのも楽しいと思います。


      上記の特殊な名詞の他、体のパーツも単数は男性名詞、複数は女性名詞となるものが多い

      • un dito (1本の指): cinque dita (5本の指)
      • il braccio (片腕); le braccia (両腕)
      • il ciglio (まつ毛); le ciglia (両まつ毛)
      • il sopracciglio (眉毛); le sopracciglia (両眉毛)
      • il ginocchio (片膝); le ginocchia (両膝)
      • il labbro (唇); le labbra (両唇)
      • l’osso (骨); le ossa (骨)
      • l’orecchio (片耳); le orecchie (両耳)

      ※ 体のパーツを知っておくと普段の会話、そしてお医者さんにかかったときなどにとても役立ちます。上記以外にも大切なパーツが色々あります。ネイティブスピーカーによる音声付『体のパーツ』についてのブログはこちらをご参照ください。


      『イタリア語の特殊な名詞』のブログ購読お疲れ様でした。

      イタリア語会話を楽しむためにもやはり語彙力というのはとても大切です。より幅広い内容が話せるように一つ一つ自分のペースで語彙力をアップしていきましょう。

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        イタリアのシャンプー・リンスなど

        海外旅行や海外生活でどれを使ったらよいのか戸惑うものの1つがシャンプーやリンス、洗顔フォームなどの石鹸類。これらについて役立つ情報とイタリア語を紹介☆


        海外旅行や海外生活でどの商品を使えばいいのか戸惑うものの1つがシャンプーやリンス、洗顔フォームなどの石鹸類。

        日本では『ヨーロッパ製品』は匂いが良くなんとなくカッコイイイメージがあるが実際に長年イタリア生活をしている人からすると日本製ほどいいものはないという人が多い。確かに洗顔フォームや化粧品など日本ほど沢山選択肢がある国はなかなかないのは事実。また匂いも強すぎず日本製だけあって日本人に合っている。

        しかしながら特にどのメーカーを使っても大丈夫な人はイタリアの石鹸類を色々と試すのも楽しみのひとつ。そのほか毎回日本製をゲットするのは難しいので現地にいる時にはイタリアで簡単に手に入る商品を使っている人も多いのでは。
        そんな訳で今回はイタリアでの石鹸選びに役立つ情報をお届け!


        detergente per le mani ハンドソープ

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        イタリアの手洗い洗剤は良い匂いの物が多い。特に記載がなければ基本的には手洗いを目的としているが “mani & viso” =手と顔、 “ideale anche per il viso”=顔にも適している と記載があるときは洗顔としてもOK。

        日本のように洗顔は泡立ててするものという習慣がないイタリアでは泡立つ洗顔フォームを殆ど見かけない。そのため泡立つ洗顔兼ハンドソープは個人的には意外と便利で気に入っている。濃い目のアイメイクなどはコットンに染み込ませた専用のメイク落としで拭き落とすのが主流。


        shampoo e balsamo  シャンプーとリンス

        黒髪、栗色、金髪、ストレート、巻き髪、くせっ毛など日本人よりも多様な髪質をもつイタリアにはシャンプー・リンスの種類も豊富。匂いもとても良い。日本でもお馴染みのメーカーである “Dove ダヴ” や ” panten パンテーン”の他、”GARNIER” や “L’Oreal “などがある。自分の髪に合ったものを選んでイタリアでの洗髪を楽しんでみては。

        • capelli grassi 脂っぽい髪
        • capelli secchi 乾燥した髪
        • capelli spessi 太い髪
        • capelli sottili 細い髪
        • capelli colorati ヘアカラーした髪
        • shampoo antiforfora フケ防止シャンプー
        • capelli lisci ストレート髪
        • capelli ricci 巻き髪
        • capelli scuri  暗い色の髪
        • capelli chiari 明るい色の髪
        • capelli corti  ショート髪
        • capelli lunghi 長い髪

        detergente intimo ビデ用ソープ

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        “intimo“は『内部/内心/内輪/下着』という意味。

        手洗い用液体石鹸と同じような容器に入っているが “intimo”と記載があるものはビデ用の石鹸。デリケートな部分を洗うので体に優しいpHや成分でできている。スーパーなどではビデ用の液体石鹸は生理用品の近くに陳列されていることが多い。

        家やホテルにはトイレ及びビデがあるが、公共トイレには基本的にビデはない。こんな時に便利なのが『ビデ用ウエットティッシュ』。赤ちゃんのお尻拭きと同じこと。コンパクトなウエットティッシュなので持ち運び便利。


        doccia schiuma ボディーソープ

        種類が多いことよりイタリア人にとってシャワーや風呂が大切なのがわかる。日本と異なりお買い得の大量ボトルはポンプ式でないことが多い。ボディーソープをはじめこれらの商品はスーパーで買うのがお勧め。大型スーパーだと種類も価格も納得できる。日本のように多種多様のドラッグストアがあるわけではないがイタリアで有名なドラッグストアといえばAcqua&Saponeがある。


        役立つフレーズ 🛀🏻


        • Mi lavo le mani. 
          (私は)手を洗う。
        • Davide, ti sei lavato le mani? 
          ダヴィデ、手洗った?
        • Puoi comprare il doccia schiuma, per favore?
          ボディーソープ買って来てくれる?
        • Laura ha i capelli lunghi. 
          ラウラは長髪です。
        • Mio marito è andato dal parrucchiere.
          私の夫は美容院に行った


        一日の疲れを癒やすバスタイム。今回のブログがリラックスタイムに役立ちますように。

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          イタリア語の現在形 不規則動詞

          イタリア語の現在形 不規則動詞 ~ i verbi irregolari al presente ~

          現在の事実・事柄を述べるときは直説法現在presente indicativo,つまり現在形を使います。現在形で不規則活用をするものには重要な動詞が多くあります。今回はfare (~する); andare (行く); venire (来る)など不規則活用をする代表的な動詞を学習しましょう


          イタリア語の動詞は-are動詞、 -ere動詞 -ire動詞の3種類があります。前回現在形の規則動詞のルールについて簡単に学習しましたが今回は代表的な不規則動詞について。イタリア語の現在形 不規則動詞の活用形は独特ですが不規則動詞をとる動詞には普段使われる重要な動詞が多いのでしっかり習得しましょう!

          動詞は主語の人称・数によって不定詞、つまり動詞の原形を活用(coniugazione)します。不規則動詞も主語によって形が異なるので主語である io や tu などは省くことが多いです。

          まず現在形の用法について再確認しましょう。

          • 現在の状況:
            I miei nonni stanno bene.  私の祖父母は元気にしている。
          • 現在の行為・出来事:
            Mio padre fa la doccia.  私の父はシャワーを浴びる。
          • 過去から継続されている状況や出来事/習慣:
            Abbiamo due cani in casa.  私達は室内に2匹の犬を飼っている。
          • 近い未来に起こる行為・出来事:
            Dario domani va in vacanza.  ダリオは明日バカンスに行く。

          ★ 代表的な不規則活用をする動詞のリスト ★

          ※スマートフォンで表が全て表示されない場合はスマートフォンの向きを横にしてみてください。

            essere avere fare andare bere
          io sono ho faccio vado bevo
          tu sei hai fai vai bevi
          lui/lei è ha fa va beve
          noi siamo abbimo facciamo andiamo beviamo
          voi siete avete fate andate bevete
          loro sono hanno fanno vanno bevono

           

            dare dire rimanere stare uscire
          io do dico rimango sto esco
          tu dai dici rimani stai esci
          lui/lei dice rimane sta esce
          noi diamo diciamo rimaniamo stiamo usciamo
          voi date date rimanete state uscite
          loro danno dicono rimangono stanno escono
            venire sapere dovere potere volere
          io vengo so devo posso voglio
          tu vieni sai devi puoi vuoi
          lui/lei viene sa deve può vuole
          noi vieniamo sappiamo dobbiamo possiamo vogliamo
          voi venite sapete dovete potete volete
          loro vengono sanno devono possono vogliono

          ★ essere と avere ★

          essere と avere は重要な動詞。英語でいうと essere=”to be” , avere= “to have” にあたります。共に現在形は不規則活用でこれらを動詞を使うことにより①存在や感情、所有や性質を表現、そして②イタリア語でよく使われる近過去が表現できるようになります。

          essereの例文;

          • Sono giapponese. 私は日本人です。
          • Lui è un po’ stanco. 彼は少し疲れている。
          • Quella è la stazione di Roma. あれはローマ駅です。

          avereの例文;

          • Ho mal di testa. 私は頭が痛い。
          • Hai due figli. 君は子供が2人いる。
          • Hanno trent’anni . 彼らは30歳です。

          Essere

          • Io sono
          • Tu sei
          • Lui / Lei è
          • Noi siamo
          • Voi siete
          • Loro sono

          Avere

          • Io ho
          • Tu hai
          • Lui / Lei ha
          • Noi abbiamo
          • Voi avete
          • Loro hanno

          ★ essere, avere 以外の代表的な不規則動詞よりいくつかピックアップして発音もチェックしましょう。

          fare (~する); stare (~である/住んでいる); sapere (知る/ できる); andare (行く); venire (来る); dovere (~しなければならない/~に違いない); potere (~できる); volere (~したい);

          動詞活用の人称代名詞は io(私は)- tu(君は) – lui(彼は)/lei(彼女は) – noi(私達は) – voi(あなた達は) – loro(彼らは)

          FARE

          • faccio
          • fai
          • fa
          • facciamo
          • fate
          • fanno

          STARE

          • sto
          • stai
          • sta
          • stiamo
          • state
          • stanno

          SAPERE

          • so
          • sai
          • sa
          • sappiamo
          • sapete
          • sanno

          ANDARE

          • vado
          • vai
          • va
          • andiamo
          • andate
          • vanno

          VENIRE

          • vengo
          • vieni
          • viene
          • veniamo
          • venite
          • vengono

          DOVERE

          • devo
          • devi
          • deve
          • dobbiamo
          • dovete
          • devono

          POTERE

          • posso
          • puoi
          • può
          • possiamo
          • potete
          • possono

          VOLERE

          • voglio
          • vuoi
          • vuole
          • vogliamo
          • volete
          • vogliono

          ☆イタリア語の現在形 不規則動詞の例文☆

          • Anna e Marta non vanno al cinema.
            アンナとマルタは映画に行かない。
          • Mi dai il tuo numero di telefono?
            私に君の電話番号を教えてくれる?
          • Marco viene al mare con noi.
            マルコは私達と一緒に海に行く。
          • Non so dov’è il museo.
            私はその美術館がどこか知らない。
          • I miei genitori bevono un po’ di vino.
            私の両親はワインを少し飲む。
          • Voglio prendere un caffé.
            私はコーヒーを飲みたい。
          • Devono preparare un esame.
            彼らは試験の準備をしなければならない。
          • Puoi parlare più piano?
            (君は)もう少しゆっくり話してくれる?


          ※否定文は動詞の前に non を付ければよい。

          ※疑問文は通常の文章の語尾に “?”を付ける。発音は文章の語尾を上にあげる➚

          ※動詞: dovere, potere, volere, sapere (“~ができる”という意味としての場合) は補助動詞であり他の動詞の不定形と組み合わせて義務や可能、要求、願望などを表現。

          ※andare, fare の三人称単数の現在形活用は  (lui/lei) va, (lui/lei) fa となりアクセント記号は不要。一方dare の三人称単数は ( lui/lei) dà,  potereの三人称単数は ( lui/lei)  può ….などアクセントが必要な単語もある。


          イタリア語の現在形 不規則動詞、大変そうに感じますが何度も繰り返し使っていくと自然に覚えていきます。

          最後に復習を兼ねたエクササイズクイズをお楽しみください。


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          1. Question 1 of 4
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            Quiz

            直説法現在 不規則動詞


            verbi-irregolari-1


            I verbi irregolari 不規則動詞

            空欄に正しい語句を入力してください。

            のようにアクセント記号を入力したくてもキーがない場合

            da 又は da’

            でもOK


             

            •  
              • Stasera io e alcuni amici (andare)  al ristorante e (bere)  una bottiglia di vino.
              • Mi dispiace (io - dovere),  andare a casa. Dopo ti (io - dire)  a che ora ci vediamo.
              • I miei genitori (andare)  in vacanza la settimana prossima. (io - dovere)  cucinare da solo.
              • Dove (tu - andare) questo fine settimana? Io (andare) al mare, vieni con me?
              • Mia fratello non mi (dare)  la sua macchina, quindi (andare) in ufficio a piedi.
              • Il mio insegnante di francese (dire)  che (noi - dovere) studiare di più.
              • Io non (bere)  mai la coca cola a casa, ma quando (andare)  in pizzeria la prendo sempre.
              • I miei genitori (dire)  sempre che io (dovere) cambiare lavoro.
              • Fabio, (tu avere)  una sigaretta? Dopo (io andare)  a comprarle.
              • (tu dovere)  smettere di fumare, ti fa male.
               

          フォトクレジット – La serenata (Federico Andreotti)

          イタリア語の現在形 規則動詞

          イタリア語の現在形 規則動詞 ~ i verbi regolari al presente ~

          音声付の入門講座

          現在の事柄・事実を述べるときには直説法現在(presente indicativo)、つまり動詞の現在形を使います。これらの動詞は主語によって語尾変化する必要があります。今回は規則動詞について学習しましょう


          ★直説法現在の用法★

          イタリア語を始めて最初に学習する時制は直説法現在(indicativo presente)、つまり現在形。現在形は客観的に現在の事柄・事実を表現するときに使う叙法です。基本的には現在のことを述べますが未来のことも表現できるとても重要なものです。

          イタリア語の動詞は主語よって不定形(=動詞の原形)を活用する必要があります。そのため動詞をみれば主語が誰なのかがわかります。

          • 現在の状況:
            Fabio lavora a Milano.    ファビオはミラノで働いている。
          • 現在の行為・出来事:
            Lucia guarda la tivù.   ルチアはテレビを見る。
          • 過去から継続されている状況や出来事/習慣:
            Abito a Milano da 15 anni.    私はミラノに15年住んでいる。
          • 近い未来に起こる行為・出来事:
            Dario domani va in vacanza.   ダリオは明日バカンスに行く。

          ※ 上記例文4番目の va は不規則動詞で原形は andare。不規則活用する動詞にはよく使う重要な動詞が多いです。別のブログで現在形不規則動詞に触れていますのでそちらをご参照ください。

          動詞の活用は主語の人称と数によって異なり、活用形の変化は動詞の不定形種類によって規則があります。動詞の不定形は原形(INFINITO)とも呼ばれ活用される前の形のことをいいます。動詞は語尾の形によって動詞は-are動詞、-ere動詞、-ire動詞の3種類。辞書を使って動詞の意味を調べるときにはこの不定形が記載されています。

          今回はイタリア語の現在形 規則動詞について、どのようなルールがあるのかしっかりとみていきましょう。


          ★ 直説法現在の規則動詞活用表 ★

          現在形-are動詞-ere動詞-ire動詞-ire動詞(isc型)
          iocomproprendodormofinisco
          tucompriprendidormifinisci
          lui/leicompraprendedormefinisce
          noicompriamoprendiamodormiamofiniamo
          voicomprateprendetedormitefinite
          lorocompranoprendonodormonofiniscono
          comprare (買う), prendere(取る、掴む),  dormire (眠る),  finire (終える、終わる)


          ☆ -are動詞の規則変化 ☆


          それでは代表的な-are動詞の一つ、guardareの現在活用を音声でチェックしてみましょう!

          guardare (~を見る)

          • Io guardo
          • Tu guardi
          • Lui guarda
          • Noi guardiamo
          • Voi guardate
          • Loro guardano


          規則活用する上でのポイントは下記の通りです。

          • 語尾の-areを主語に応じて -o/-i/-a/-iamo/-ate/-anoに活用
          • アクセントは最後から2番目の音節にあることが多い。 loro の動詞のアクセントは最後から3番目の音節
          • studiare”のように-areの前が “i” の場合、【tu, noi】活用時に “i”を重複させない
          • “giocare””pagare”等、語尾が-care/-gare の動詞は【tu, noi】活用時に”h”を追加しカ行、ガ行の音を維持する活用がある
          • 動詞の活用により主語が特定できるので”io/tu/lui…”などの主語は省略可(-are, -ere, -ire動詞共通)

          規則活用をする代表的な -are動詞;


          ascoltare  聞く / cantare  歌う/ cercare  探す /   cominciare   始める/ giocare  遊ぶ、スポーツする
          guardare  見る /  lavoare  働く/  mangiare  食べる / pagare  支払う /  parlare  話す/ preparare  準備する
          studiare  勉強する/ tornare  戻る、帰る ……


          ☆ -ere動詞の規則変化 ☆

          代表的な-ere動詞の一つ、vivereの現在活用を音声でチェックしてみましょう!

          vivere (生活する)

          • Io vivo
          • Tu vivi
          • Lui vive
          • Noi viviamo
          • Voi vivete
          • Loro vivono


          • 語尾の-ereを主語に応じて -o/-i/-e/-iamo/-ete/-onoに活用
          • アクセントは最後から2番目の音節にあることが多い。 loro の動詞のアクセントは最後から3番目の音節

          規則活用をする代表的な -ere動詞;


          correre 走る/ credere 信じる、確信する / leggere 読む / mettere 置く
          prendere 取る、つかむ、乗る / scrivere 書く  / spendere 費やす、使う / vivere 生きる、暮らす


          ☆ -ire動詞の規則変化 ☆

          代表的な-ire動詞の一つ、dormireの現在活用を音声でチェックしてみましょう!

          dormire (眠る)

          • Io dormo
          • Tu dormi
          • Lui dorme
          • Noi dormiamo
          • Voi dormite
          • Loro dormono


          • 語尾の-ireを主語に応じて -o/-i/-e/-iamo/-ete/-onoに活用
          • ire動詞の規則型変化には2種類。通常型と isc型

          • 通常型のire動詞は-ere動詞の活用変化と同じ型で活用;”aprire(開ける)””sentire(~を聞く)”など
          • -isc型;“capire(理解する)”や”pulire(掃除する)”など。一般的に語尾が -cire, -sire, -gire で終わる-ire動詞は -isc型の活用をすることが多い。例えば: agire(振舞う、行動する) – io agisco 

          • アクセントは最後から2番目の音節にあることが多い。 loro の動詞のアクセントは最後から3番目の音節

          規則活用をする代表的な -ire動詞;


          § 通常型の規則活用 §

          • aprire 開ける
          • bollire 沸かす、茹でる
          • dormire 眠る
          • offrire 提供する
          • partire 出発する
          • sentire 感じる、聞く

          § -isc型規則活用 §

          • capire 理解する、わかる
          • finire 終わる、達する
          • marcire 朽ちる、腐る
          • preferire 好む、選ぶ
          • pulire 掃除する
          • spedire 送る

          色々な動詞があります。まずは自分の一日の行動をイタリア語で何というのかというのを考えてひとつひとつボキャブラリーを増やしていくとよいでしょう。


          イタリア語の現在形 規則動詞 – エクササイズクイズをどうぞ

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          1. Question 1 of 3
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            カッコ中の動詞の原形を正しい活用にしてください。

            例; io ( lavorare ) dal lunedì al giovedì. → io lavoro dal lunedì al giovedì.


             

              • tu ( preparare )   la cena?
              • Gianni ( parlare ) l’italiano e lo spagnolo.
              • noi ( mangiare ) il risotto stasera.
              • voi ( studiare ) l’italiano.
              • Francesco e Anna ( cercare ) una casa a Milano.

               

          フォトクレジット – La passeggiata in villa ( Giandomenico Tiepolo )

          イタリア語の慣用句 海に関するイディオム

          イタリア語の慣用句 海に関するイディオム- frasi idiomatiche sul mare

          夏といえば海!今回は海に関する面白い慣用句を音声付で紹介します。その中の1つが『Tra il dire e il fare c’è di mezzo il mare. 言うは易く行うは難し』


           美しい言語であるイタリア語には日本語同様面白い言い回し・慣用句があります。今回は夏にちなんで”海”に関する慣用句を紹介。ネイティブイタリア人による音声テキストを聞いてリピートしてみましょう。


          Essere in alto mare


          直訳だと“航海中である/大海原にいる”ということ。海のど真ん中で自分の方向すらわからないということから⇒ 『 (謎や解決を解く)手がかりがない』、『達成するには程遠い』という意味。


          “non riesco a studiare per l’esame, sono in alto mare”
          試験勉強に身が入らない、やり遂げるには程遠い。


          In un mare di guai


          直訳は“災難の海の中”,つまり『トラブルの最中/災難にあっている』。通常、再帰動詞の “cacciarsi 入り込む/隠れこむ” 又は “ficcarsi 閉じこもる/入り込む”と共に使うことが多い。これらの再帰動詞はともに面倒なことに巻き込まれてしまった状況から抜け出すのが難しいことを示唆する。

          ※ 再帰動詞についてのブログはこちらをご参照ください。


          “mi sono cacciato in un mare di guai!”
          面倒なことに巻き込まれてしまった!


          Promettere mari e monti


          『守れない約束をする』という意味で皮肉を含んだ言い回し。同じ意味合いで使われるのは“fare promesse da marinai”。


          “i politici promettono solo mari e monti”
          政治家達は守れない約束ばかりする。


          Tra il dire e il fare c’è di mezzo il mare


          直訳は”言うのとやるのと間には海がある”、つまり大きな隔たりがあるということで『言うは易く行うは難し』ということ。


          C’è maretta


          marettaは “さざなみ”。『張り詰めた空気が漂っている/緊張した空気が漂っている』


          “in ufficio c’è maretta, sta succedendo qualcosa”
          オフィスに張り詰めた空気が漂っている、何かが起ころうとしている。


           una goccia nel mare


          直訳は”海に一滴”、つまり『わずかなもの/些細なもの』ということ。


          “ho donato dei soldi per i bambini bisognosi, ma è una goccia nel mare”
          (私は)貧しい子供たちに寄付をしたがほんの些細なものにすぎない。


          buttare a mare


          直訳は”(何かを)海に投げ捨てる”ということ。イディオムとしての意味合いは何か馬鹿げたことをしでかして『チャンスを逃す』という意味。文法的にも少し変わった言い方で”mare”の前の前置詞は”a”のみ。


          “ho buttato a mare un’occasione d’oro”
          (私は)大きなチャンスを逃してしまった。



          日本語にも海に関する慣用句は「滄海の一粟」や「海を山にする」などがあります。慣用句は独特な表現で知れば知るほど楽しくなります。今回は海に関する慣用句を紹介しましたが、その他の様々なイタリア語慣用句表現についてはこちらのブログをお楽しみください。


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            c'è / ci sono ~がある

            c’è / ci sono ~がある – イタリア語入門

            『~がある/~がいる』という存在の表現を学習しましょう。疑問文の “C’è ~ ~はありますか?”は買い物や旅行中にとても便利なフレーズ。ネイティブによる音声テキスト付で発音もチェックできます。


            「~がある/~がいる」は “ci そこに” と 動詞 essere  を使い ” C’è ” ” ci sono ” という形で表現されます。英語でいうと” there is “” there are”の意味と大体同じです。

            essere は主語が単数か複数かで ” è “又は “sono” に活用。動詞essereの現在形活用についてはこちらのイタリア語の現在形 不規則動詞のブログをご参照ください。

            C’è + 《単数》/ Ci sono + 《複数》

             ~がいる、~がある


            • C’è Mario al telefono.
              マリオが電話口にいる。
            • C’è posta per te.
              君に郵便がある。
            • C’è un bancomat qui vicino?
              この近くにATMはありますか?
            • Ci sono tante persone nel centro commerciale.
              ショッピングモールにはたくさんの人がいる。
            • Ci sono dei problemi.
              いくつか問題がある。
            • Oggi quanti studenti ci sono nell’aula?
              今日は教室に何人の生徒がいますか?


            否定形

            Non c’è + 《単数》/  Non ci sono + 《複数》

            ~がない、~がいない


            • Non c’è problema.
              問題ありません。
            • Maria oggi non c’è.
              本日マリアはいません。
            • Non c’è più tempo.
              もう時間がありません。
            • Non ci sono soldi nel portafoglio.
              財布の中にお金がありません。
            • I miei genitori non ci sono fino a questa domenica.
              日曜日まで両親は家にいません。


            ☆ ポイント

            • C’è, Ci sono の原形は場所を示す特別な“ci” が 動詞 essere と共に用いられ esserci として慣用的用法で使われます。この“ci” は代名小詞というもの。少し難しいのでとりあえず「~がある/~がいる」という表現には C’è, Ci sono を使うと思ってください。

            • 【 Ci + essere 】 の単数形は Ci è ですが母音が重なるので”i”を省略して C’è  になります。

            • 《お金 soldi》は常に複数形で表します。一方 《人々 gente》は意味的には複数の人をいっていますが単数形として扱います。

            • 疑問副詞(come, dove, quando, perché …など) を使った疑問文以外は” c’è ” ” ci sono ” を疑問形ににするとき単語を並べ替える必要はなく文末に疑問符をつければいいだけです。疑問文の時は語尾を上げて発音するようにしましょう。

            –  C’è Mario.  マリオがいる。

            –  C’è Mario?  マリオはいる?(単純に疑問符をつけた疑問文、発音するときには語尾をあげる⤴)

            – Dov’è Mario? マリオはどこにいる?(dove”どこに”という疑問副詞を使った疑問文、発音するときには語尾をあげる⤴)

            • イタリア語の表現に二重否定がありますがこの文章は肯定文になるわけではありません。単に否定を強調しただけになり意味として否定文であることに変わりはありません。
              - Non c’è nessuno.    誰一人としていない。
              - Non c’è niente.    何にもない。

            ☆ C’è (esserci) とè (essere)の違い

            どのような時にc’è, è を使うのか例文を見て理解を深めましょう。

            • Non voglio andare al mare perché c’è troppa gente.
              人が多すぎるので私は海に行きたくない。
              → 人が多すぎるという現状が存在

            • Ci sono tante brave persone che lavorano in questo ospedale
              この病院には多くの素晴らしい職員がいる。
              → 現在素晴らしい職員がたくさん存在

            • Che problema c’è?
              何か問題でもあるの?
              →現在抱えている問題が存在するかどうか尋ねている


            • Anna è intelligente e simpatica.
              アンナは賢くそして感じが良い。
              → アンナさんの人柄を描写

            • Questa carne è molto tenera.
              この肉はとても柔らかい。
              → 肉の状態を説明

            • Quella è Maria e questi sono i suoi gatti.
              あの人がマリアさんで、これらは彼女の猫です。
              → 人や物を特定


            それでは復習を兼ねて “c’è/ ci sono  ~がある” のエクササイズクイズをお楽しみください。

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            1. Question 1 of 1
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              c’è/ ci sono  ~がある

              エクササイズクイズ


              正しい文章を選択してください(複数回答)

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            会話に割り込む-interrompere qualcuno

            話している人に失礼がないよう上手に会話に割って入り質問したり意見を言うのがマナーというもの。イタリア語でどんな風に言えばいいか早速マスターしましょう!


            会話に割り込む- interrompere qualcuno のは難しいこと。しかし話しが曖昧なまま進んでしまうのもよくないこと。そんなとき上手に会話に割って入り質問したり意見を言うことが必要となります。

            今回は話しを遮る相手に応じて上手な割り込み方を学びましょう。①丁寧な言い方、②普通の言い方、③くだけた言い方の3通り。イタリア語はあなたにとって外国語とはいえ相手やTPOによって使い分けるとよりスマートな印象が伝わります。

            FORMALE-丁寧な言い方


            • Le chiedo scusa. Potrei dire solo una cosa?
              申し訳ありません。一言だけよろしいでしょうか?

            • Mi scusi, posso farle una domanda?
              すみません、質問してもよろしいですか?

            • Vorrei aggiungere solamente una cosa se non le dispiace. Posso?
              もしよろしければ1つ付け加えてもよろしいでしょうか?

            • Chiedo scusa, temo di non avere capito. Può ripetere per favore?
              申し訳ありません。よくわからなかったのでもう一度言っていただけますか?

            NORMALE-普通の言い方


            • Scusa, posso dire solo una cosa?
              すみません、一言いいですか?

            • Un momento, posso chiederti una cosa?
              ちょっとすみません、1つ質問をしてもいいですか?

            • Voglio aggiungere solo una cosa se non ti dispiace.
              もしよかったら1つ付け加えてもいいですか?

            • Scusa ma non ho capito, puoi ripetere per piacere?
              すみません、よく分からなかったのでもう一度言ってもらえますか?


            INFORMALE-くだけた言い方


            • Fammi dire una cosa
              ちょっと一言いわせて

            • Un momento, posso chiedere?
              ちょっと待って、聞いてもいい?

            • Voglio aggiungere una cosa
              付け足したいことがある

            • Non ho capito, puoi ripetere?
              よく分からなかったからもう一回言ってくれる?


            ①丁寧な言い方は敬語”あなた Lei” を使ったフレーズ。とても行儀がよく相手を敬いながら会話に入り込むことができます。②の普通の言い方は”君 Tu”という親称のフレーズです。③のくだけた言い方は非常にダイレクトな言い方なので友人同士やよく知っている相手に対して使うのが通常です。 

            例文に出てくる vorrei, voglio の動詞の原形は volere ( ~したい、~がほしい )という補助動詞です。補助動詞についてのブログはこちらをご参照ください。
            またvoglio, vorrei ともに主語は io で『私は』。voglio は直説法現在の活用であり「私は~したい」と少し強い口調になります。一方 vorrei は条件法現在の活用であり「私は~したいのですが。。。」と丁寧に柔らかい口調で要求するときに使います。
            条件法現在にはこのように要求や提案を柔らかい口調で表現する以外にも用法があります。条件法現在についての詳しいブログはこちらをご参照ください。

            上記の会話に割って入るフレーズはイタリアの政治討論番組でもよく見られます。イタリア人は政治に対する興味が高く、政治家や評論家が討論番組で時には熱すぎるくらいの討論を交わします。上記にあるような会話に割って入る言葉を言えばまだ良い方。ヒートアップしてくると数人が大きな音量で同時に話し始めるので司会者もかなり手を焼いています。

            イタリアでテレビを見る機会があったらちょっとチェックしてみるのもいいです。 自分の意見ばかり言って人の話しを聞かないのは良くないですが、自分の意見をきちんと言うというのは大事なコミュニケーションの術。上手に会話に割って入るイタリア語をマスターして会話に積極的に入っていきましょう。


            dante-learningではe-ラーニングを行っています。ZoomまたはSkypeでネイティブ講師とマンツーマン。本格的なレッスン開始前にトライアルレッスンをお試しいただけます。初心者の方でも日本人スタッフがいるので安心してお問い合わせください。

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              イタリアで海水浴-Andiamo al mare

              四方を海に囲まれたイタリアには沢山海水浴場があります。今回は源泉したお勧めスポットと夏に聴きたい定番サマーソングを紹介します。


              夏場イタリアに行くとに日焼けしたイタリア人を沢山目にする。日本では春先辺りから“紫外線防止”“白い肌キープ”を謳ったコスメ商品がマーケットに並ぶがイタリアでは夏に日焼けするのがステイタス。夏場に日焼けしないでいると“何か不幸なことでも合ったの?”とばかりに質問してくるくらいだ。 四方を海に囲まれたイタリアにはキレイな海岸がたくさんある。そんな中からお勧めの海岸をいくつか紹介。


               

              ① San Vito Lo Capo サン・ヴィート・ロ・カーポ / シチリア島

              シチリア島の北西にある州都・パレルモから程近いSan Vito Lo Capo。険しい崖をバックに美しい海岸が広がる。イタリア各地やEU諸国から夏のバカンスを過ごしにやってくる。ホテル宿泊もあるが夏場のみの家を借りてゆっくり過ごす人も多い。

              旧市街centroはこじんまりとして小さいが必要なものは揃う。 シチリアでSan Vito Lo Capoで忘れてならないのがクスクス。シチリアは北アフリカの文化の影響が強くクスクスはシチリア郷土料理でもある。毎年San Vito Lo CapoではCous Cous Festというクスクスフェステバルが行われている。魚介のクスクスは絶品!


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              ② Riccione リッチョーネ / エミリア=ロマーニャ州

              エミリア=ローマーニャ州にあるアドリア海に面した町でリミニ Riminiからも近い。リミニ同様Riccioneは海水浴場として有名で多くの人が賑わう。

              Riccioneの海岸は浅瀬が続き結構進んでも足が海底に届く。水も比較的キレイである。海岸沿いにはビーチバレーや子供が遊べるミニ公園があり若者や家族連れに人気がある。ランチは簡単にエミリア=ロマーニャ州の特産のピアディーナを食べるのがお勧め。シンプルながら美味しい。 昼間は海岸で、そして夜は旧市街に繰り出せば色々なお店や娯楽、そして美味しいレストランが軒を連ねる。娯楽好きにはたまらない町


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              ③ Sottomarina  ソットマリーナ / ヴェネト州

              ヴェネト州にある町でヴェネツィアの南50㎞に位置する。ヴェネト州の人は海水浴場としてよくSottomarina周辺やヴェネツィアより北にあるJesolo イェーゾロ を利用する。 Sottomarinaの海岸に限らず多くのところでビーチパラソルやビーチ用ベッドを貸し出しているが有料なので要注意。普通にビーチ用タオルを敷いて海を楽しんでいる人もいる。

              海水浴によくパニーノを持参していくことが多いがヴェネト州は実はサンドイッチの種類が豊富で美味しい地域。イタリア語でサンドイッチはtramezzinoトラメッジーノ。バールやスーパーで買った美味しいトラメッジーノを海岸で楽しむのもヴェネト州ならではの楽しみ。

              Sottomarinanoのすぐ近くにあるCioggia キオッジャの旧市街はとても小さいがヴェネツィア県らしい情緒ある町である。


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              ④ La Caletta  ラ・カレッタ  / サルデーニャ島

              サルデーニャ島はシチリア島についで2番目に大きいイタリアの島で大きさは日本の四国とほぼ同じ。独特な美しい自然がある。島の北東部には高級リゾート地であるエメラルド海岸(Costa Smeralda)が広がる。

              今回紹介する La Calettaはエメラルド海岸から70㎞程南下したNuoro県にある町。サルデーニャ島の海岸はゴツゴツした岩礁があったりサラサラとした白い砂浜があったりとバラエティに富んでいる。また浅瀬が続くところもあれば急に水深が深くなるところもある。海の美しい青色のグラデーションは深さの違いが成すもの。本島とは異なる独特な雰囲気を味わえるのもサルデーニャ島の大きな魅力。


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              最後に”夏といえばこの歌!”ということで知り合いのイタリア人に聞いたところ何曲かお勧めの定番サマーソングを紹介してくれました。その中から厳選して2曲紹介♪

              Abbronzatissima - Edoardo Vianello
              Sapore di sale - Gino Paoli

              今回紹介した以外にも美しい海岸、そして自然豊かなイタリアがあります。また同じ場所でも四季折々違った顔を見せてくれます。

              あなたが行ってみたい海や思い出深い場所についてネイティブ講師と話してみませんか。当スクールでは経験豊かなネイティブ講師とのマンツーマンレッスンをオンラインで行っています。本格的なレッスン開始前にトライアルレッスンをお試しいただけます。下記のフォームよりお申込みください。

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