イタリア語の直説法 – indicativo italiano

イタリア語の直説法
I tempi dell’indicativo italiano


イタリア語文法の中核ともいえる直説法(indicativo)。この直説法は事実や事柄を客観的に述べる叙法です。イタリア語を第二言語として習う私達にとって始めの頃に学習する現在形や過去を表現する近過去や半過去は直説法に分類されます。
一方、意見や願望、疑念など主観的な観点から述べるときや不確実なことを述べるときには接続法という叙法が使われます。

直説法は更に単純時制(tempo semplice)と複合時制(tempo composto)に分けられます。単純時制とは動詞一つで構成される時制であり動詞の語尾変化を伴います。複合時制は【助動詞】+【動詞】で構成される時制です。


♦直説法の単純時制には4つ♦

1. 現在形 – presente indicativo

用法;

  • 現在の事実・出来事
    例;Adesso mangio una mela. 今リンゴを食べます。

  • 近い未来に起こる事実・出来事
    例; Domani mangio una mela. 明日リンゴを食べます。

  • 現在の習慣
    例;Mangio sempre una mela a pranzo. いつもお昼にリンゴを食べます。

規則活用;

現在形-are動詞-ere動詞-ire動詞-ire動詞(isc型)
iocomproprendodormofinisco
tucompriprendidormifinisci
lui/leicompraprendedormefinisce
noicompriamoprendiamodormiamofiniamo
voicomprateprendetedormitefinite
lorocompranoprendonodormonofiniscono

Esempi con il presente indicativo;

  • La mattina leggo sempre il giornale.
  • Non capisco bene il francese.
  • Stefano gioca a calcio il mercoledì.
  • Federica cammina per andare in ufficio.
  • Mio fratello non mangia mai i broccoli.

2.  半過去 – imperfetto indicativo

用法;

  • 過去において反復的・習慣的に行われていた行為
    例; Quando ero piccolo, leggevo tanto. 幼い頃沢山本を読んだ。

  • 過去のある時点で行われていた継続した行為、完了していない過去
    例; Ieri sera guardavo la televisione. 昨晩テレビを見ていた。

  • 近過去の従属節として
    例; Mentre guardavo la tivù, Maria ha telefonato. テレビを見ているとき、マリアから電話があった。

規則活用;

半過去-are動詞-ere動詞-ire動詞
iomangiavoscrivevoaprivo
tumangiaviscriveviaprivi
lui/leimangiavascrivevaapriva
noimangiavamoscrivevamoaprivamo
voimangiavatescrivevateaprivate
voimangiavanoscrivevanoaprivano

Esempi con l’imperfetto indicativo;

  • L’autobus arrivava sempre in ritardo.
  • I miei amici non uscivano mai la sera.
  • Laura giocava a pallavolo durante il liceo.
  • L’anno scorso tornavo sempre tardi dal lavoro.
  • Quando l’ho chiamato, Giorgio dormiva.


3. 単純未来 – futuro semplice indicativo 

用法;

  • 未来においての予測や予定を述べるとき
    例; La settimana prossima comprerò una bicicletta. 来週自転車を買う(予定)。

  • 不確かなことを述べるとき
    例; Quest’orologio costerà 1000 euro. この時計は1000ユーロだろう

規則活用;

未来形-are動詞-ere動詞-ire動詞
iocominceròleggeròcapirò
tucominceraileggeraicapirai
lui/leicominceleggeràcapirà
noicominceremoleggeremocapiremo
voicomincereteleggeretecapirete
lorocomincerannoleggerannocapiranno

Esempi con il futuro indicativo;

  • Tra cinquant’anni, tutti guideranno una macchina elettrica.
  • Non sappiamo cosa cucineremo questa sera.
  • Domani tornerò più tardi del solito.
  • la settimana prossima pioverà.

遠過去-passato remoto

用法;

  • 遠い昔に起こった出来事を述べるとき
    例; Colombo scoprì l’America nel 1492. 1492年コロンボはアメリカ大陸を発見した。
  • 現在とは無関係の完了した過去の出来事
    例; Leonardo da Vinci nacque nel 1452. レオナルド・ダ・ヴィンチは1452年に生まれた

上記の通り遠過去は遠い昔に起こった過去の出来事について述べるときに使います。歴史的な事実や文学作品、またイソップ物語など童話の中でよく使われる叙法です。遠過去は口語で使われるというよりも文章で使われることが多いのが現状です。特にに北イタリアの口語ではこのような過去は近過去で代用されることが多いのが現状です。一方南イタリアでは上記のような過去の内容を述べるときは遠過去が使われています。

規則活用;

遠過去-are動詞-ere動詞-ire動詞
iolavoraivendei

 

vendetti

capii
tulavorastivendesticapisti
lui/leilavoròvendé

 

vendette

capì
noilavorammovendemmocapimmo
voilavorastevendestecapiste
lorolavoraronovenderono

 

vendettero 

capirono

♦直説法の複合時制には4つ♦

5.近過去 – passato prossimo

用法;

  • 起こったばかりの完了した過去の出来事
    例; Marco è appena arrivato. マルコは到着したばかりです。

  • 過去において完了した動作や状況(その結果が現在にも影響)
    例; Anna è nata nel 1980. アンナは1980年に生まれた。

  • 「~したことがある」「~したことがない」という過去における経験
    例;Sono già stato due volte a Roma. ローマには2回行ったことがある。

近過去はよく使用される過去形で一般的に過去に起こった出来事を表現するときに使われます。近過去は助動詞の直説法現在(presente)と過去分詞(participio passato)を組み合わせて作ります。その形には2種類あり【avere + 過去分詞】又は【essere + 過去分詞】の形になります。どちらの助動詞(avere, essere)を使うかは動詞の種類によって異なります。

※ 助動詞にessereを使う場合、過去分詞の語尾は主語の性と数によって変化します。

  • 【avere + 過去分詞】
    例; Ho mangiato una mela a colazione. 私は朝食にリンゴ一つを食べました。

  • 【essere + 過去分詞】
    例; Ieri sono andato al cinema. 昨日私は映画に行きました。

 

 

近過去 essere avere
+
過去分詞
io sono ho
-ato
tu sei hai
lui/lei è ha
-uto
noi siamo abbiamo
voi siete avete
-ito
loro sono hanno

6. 大過去-trapassato prossimo

用法;

大過去はある時点の過去よりも更に遡って完了した過去の出来事を述べるときに使われます。大過去は助動詞の直説法半過去(imperfetto)と過去分詞(participio passato)を組み合わせて作ります。その形には2種類あり【avere + 過去分詞】又は【essere + 過去分詞】の形になります。どちらの助動詞(avere, essere)を使うかは動詞の種類によって異なります。

※ 助動詞にessereを使う場合、過去分詞の語尾は主語の性と数によって変化します。

  1. 【avere + 過去分詞】
    例; Ho finalmente visto il film che tu mi avevi consigliato di vedere. 君が勧めてくれた映画をようやく見ました。


  2. 【essere + 過去分詞】
    例; Quando sono arrivata all stazione, il treno era già partito. 私が駅に着いたときにはもう既に電車は出発していた。

 

 

大過去 essere avere
+
過去分詞
io ero avevo
-ato
tu eri avevi
lui/lei era aveva
-uto
noi eravamo avevamo
voi eravate avevate
-ito
loro erano avevano

7.先立未来-futuro anteriore

用法;

  • 実際に起こる前に完了した未来の出来事を表現するとき
    例; Quando avrò finito l’università, farò un viaggio. 大学が終業したら旅にでよう。

  • 過去の事実についての憶測
    例; Ho mal di pancia. Avrò mangiato troppo. お腹が痛い。多分食べすぎたんだろう。 

先立未来は助動詞の単純未来(futuro semplice)と過去分詞(participio passato)を組み合わせて作ります。

  1. 【avere + 過去分詞】 
    例; L’anno prossimo a maggio avrò finito l’università. 来年の5月には大学を終業する。

  2. 【essere + 過去分詞】
    例; Maria sarà andata al cinema.  マリアは多分映画に行ったのだろう

 

 

先立未来 essere avere
+
過去分詞
io sarò avrò
-ato
tu sarai avrai
lui/lei sarà avrà
-uto
noi saremo avremo
voi sarete avrete
-ito
loro saranno avranno

 8.先立過去-trapassato remoto

用法;

先立過去(=前過去)は遠過去時制を使っている過去よりも少し前に起こった完了した過去について述べるときに使います。

  1. 【avere + 過去分詞】 
    例; Quando ebbi finito di cenare, lessi un libro. 私は夕飯を済ませた後、本を読んだ。

  2. 【essere + 過去分詞】
    例; Quando lui fù tornato a casa, andò a letto subito. 彼は家に着くと直ぐにベッドに行った。

 

 

先立過去 essere avere
+
過去分詞
io fui ebbi
-ato
tu fosti avesti
lui/lei fu ebbe
-uto
noi fummo avemmo
voi foste aveste
-ito
loro furono ebbero

 それぞれの直説法・単純時制(現在形、半過去、単純未来、遠過去)と複合時制(近過去、大過去、先立未来、先立過去)についてはまた詳しく別のブログで解説していきます。


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    ヴェネツィアのカーニバル-CARNEVALE di VENEZIA

    世界三大カーニバルの一つ、ヴェネツィアのカーニバル。毎年2週間ほど続く幻想的なヴェネツィアのカーニバルでは仮面と華やかな衣装で着飾った人々で溢れ現実の世界とは思えない雰囲気に包まれます。


    carnevale-1-250x333

    2月に行われる大きなイベントといえばやはりカーニバル(イタリア語でcarnevale)!日本語では謝肉祭ともいいます。カーニバルというとイメージとしてヴェネツィアの仮面、そしてリズミカルなダンスのパレードで人々を魅了するブラジルのリオのカーニバルが世界的に有名です。どんちゃん騒ぎのお祭り的なイメージが強いカーニバルですがもともとは宗教的な意味をもつ大事なイベントです。カトリックには毎春に復活祭(イタリア語ではPasqua パスクヮ)があり、この復活祭はイエス・キリストの復活を祝う行事で『春分の日の後の最初の満月の次の日曜日』が復活祭の日に当たります。

    復活祭から主日(=日曜日)を除いた40日前は肉や卵を食べない食事制限期間(=四旬節)に入ります。主日はカトリックでは礼拝する日であり日曜日にあたります。
    主日を含めると復活祭から46日前がカーニバル最終日。この食事制限期間の前に思い切り美味しい物を食べて楽しもうというのがカーニバルで数日~2週間ほど開催されます。

    carnevale-3-250x333

    カーニバル最終日にあたる火曜日は食事制限直前であり、制限に備えこれまで以上に思い切り食事を楽しむのでmartedì grasso(=肥沃の火曜日)と呼ばれます。羽目をはずして食べすぎて肥えてしまうからですね・・・・。カーニバルという語句は【carnevale】= +  =【お肉よ、さようなら】という意味なんですよ、実は。。。

    世界的にも有名なイタリアのカーニバルはヴェネツィア、そして carri(カッリ)と呼ばれる大きな山車がパレードするトスカーナ州 Viareggio(ヴィアレッジョ)のカーニバル、そして “battaglia delle arance(オレンジ合戦)”で有名なピエモンテ州Ivrea(イヴレーア)のカーニバルがあります。

    今回は最も知られたヴェネツィアのカーニバルに潜入したいと思います。毎年テーマがあり2013年は” Vivi in colori”ということで色彩豊かな祭を開催しました。

    2013年のヴェネツィアカーニバルは1月26日~2月13日まで開催されました(更新情報はブログ下部参照)。町中のショーウインドーにはいつも以上に色彩・デザイン様々な仮面が飾られ、迷路のような通りを歩くとまるで中世の時代にタイムスリップしたかのような衣装をきた人々が普通に歩いています。広場にはスケートリンクや顔にペインティグするアーティスト、仮面やヴェネト特産物の屋台が並び、大道芸人が通りゆく人達の足を止めカーニバルを盛り上げていました。

    carnevale-2-250x333

    毎年行われる歴史ある催し物の一つが 12人の美しいヴェネツィアの未婚女性が同じ衣装に身を纏いパレードを行う“la festa delle Marie”。カーニバルの最終日にはこの12人のマリエから最も美しいMariaが選ばれます。この“la festa delle Marie”というフェスタの起源は今から遡ること940年、12人の貧しくも美しいヴェネツィアの女性が集団で結婚式を挙げようとしていたところヴェネツィアの富を以前から狙っていた海賊が突然乱入しこの12人の新婦と新婦達が身に着けていたサンマルコ寺院より借用していたジュエリー等の財宝を持ち去っていったのです。しかし直ぐにこの異変に気付いたヴェネツィア市民は海賊を追跡し無事に12人の新婦と財宝を取り戻しました。この勝利を祝い“la festa delle Marie”が生まれました。

    世界各国から人々が楽しむ
    世界各国から人々が楽しむ

    その他毎年行われる大きなイベントにはサンマルコ広場の鐘楼からの滑空ショー。滑空ショーは大体期間中の日曜日に行われるそうです。1回目の滑空は天使が舞い降りてくるという”il volo dell’Angelo”. 昨年のMaria に選ばれた女性がこの天使となって広場に舞い降りてきました。一方2回目の鐘楼からの滑空は大体毎年有名人が登場するとのことで今年はバレーボール界の美女Francesca Piccininiが滑空しました。そしてラストを飾る滑空は今年のMarieが公表された後ヴェネツィアの旗が堂々とサンマルコ広場を滑空してクライマックスを告げました。今年の最終日は前日から降った雪の影響でacqua alta(アックア アルタ 高潮)になりましたがなんとか無事に終了しました。

    イタリアではイベント毎に特別なお菓子がありますがもちろんカーニバル時期の特別なお菓子があります。まずはfrittelliフリテッリ。こちらは丸い形のドーナツのようなお菓子でシンプルなものから中に干しブドウやカスタードクリームが入っているものなど色々とあります。揚げ菓子ですが意外とさっぱりしていていくつも食べられそうな美味しいものです。

    そしてもう一つカーニバルを飾る菓子がgalaniガラーニというこちらも揚げ物のお菓子です。薄い紙のような生地をサクッと揚げたものでヴェネト州ではgalaniという名で親しまれていますが地方によってはchiacchiere(キアッケレ)、frappole(フラッポレ、Ferrara地域)、lattughe(ラットゥーゲ、Mantova地域)などと色々な呼び名があります。

    frittelli
    galani

    毎年行われるこのヴェネツィアのカーニバル。特に週末はイベントが目白押しです。時間帯によっては(人の)渋滞解消のため交通止めがある通りがありますが回り道をするのも醍醐味。一度はあなたも仮面をかぶりカーニバルの登場人物の一人となって楽しむのもいいのではないでしょうか。

    情報アップデート;2023年のヴェネツィアカーニバルは2月4日~2月21日

    子豚型のお洒落なサラミ
    いつも以上に幻想的なヴェネツィア


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      サンレモ音楽祭 ♬ Festival della Canzone Italiana di Sanremo

      サンレモ音楽祭 ♬ Festival della Canzone Italiana di Sanremo

      サンレモ音楽祭

      Festival della Canzone Italiana di Sanremo

      毎年リグーリア州にあるサンレモ(Sanremo)で開催されるイタリアポピュラー音楽の祭典。2013年は14組のアーティストと8組の新人アーティストが参加。毎年平均視聴率50%近くになるこの音楽祭。早速2013年2月に開催されたサンレモ音楽祭の様子を見てみましょう!


      ♪まずは2013年のチャンピオンに輝いたMarco Mengoniの”L’essenziale”をYoutubeより♬


      毎年2月から3月の初めに数日間開催されるサンレモ音楽祭。なんとこの音楽祭は1951年より毎年開催されている歴史ある音楽の祭典で今年もサンレモのアリストン劇場からテレビとラジオでライブ中継されました。1977年より毎年アリストン劇場から放送されたサンレモ音楽祭ですが1990年の第40回周年のときは唯一ここではなく別会場で開催されました。2013年で63回目の祭典になり偶然にも日本の紅白歌合戦(2012年の大晦日放送が第63回)と同級生になります。

      2013年は昨年末のイタリア首相マリオ・モンティの突然の辞任により2月末に総選挙が行われるということで慌ただしい時期でした。また当時ローマ教皇であったベネディクト16世が音楽祭前日に退位表明したことからイタリアでは大きな出来事が入り混ざった中の開催となりました。

      現在では多くのアーティストの中から選出された歌手がこの音楽祭で競いますが1年目の1951年の歌手はたった3人だったそうで当初はラジオのみの放送でした。
      63年の歴史の中で1967年には当時サンレモ音楽祭開催中、出演歌手だったLuigi Tencoが自ら命を絶つというショッキングな事件が起き、また80年代には生演奏ではなく口パクだった歌手がいたというスキャンダルもありました。

      しかし1984年から新人部門を設けて新しい音楽の風をいれるなどの工夫を凝らし未だにかなりの視聴率を稼ぐ人気番組であることは間違いないようです。
      2013年のサンレモ音楽祭は2月12日~16日に開催され国営放送のRAIより生中継されました。第一夜の平均視聴率は48.2%、第二夜は42.89%、第三夜は42.50%、第四夜は48.17%、最終日は53.80%ということで5夜の平均視聴率は47.49%、最終日のサンレモ受賞者が発表された午前0時56分には最高視聴率73.48%を叩きだしたということですからイタリアでの人気ぶりは一目瞭然です。

      今年の音楽祭には本戦の14組のアーティストと新人戦の8組の新人アーティストが参加しました。思考を凝らしたプログラムで行われ14組のアーティストはそれぞれ2曲ずつ披露し、視聴者からの投票によって本戦でどちらの曲を歌うかが決定されました。
      投票はテレビ投票と特別審査員からの投票により評価され、新人アーティストは1曲勝負という仕組みでした。本戦の最終日には参加者14組が曲を披露し、最終的に選ばれた3組がまた更に競い今年の受賞者が決定しました。

      新人賞は第四夜に決定し、受賞者は“Mi servirebbe sapere”を披露したAntonio Maggio。本戦のサンレモ音楽祭大賞は”l’essenziale”を披露したMarco Mengoniが受賞者に選ばれました。

      ♪新人賞Antonio Maggioの“Mi servirebbe sapere”をYoutubeより♬

      本戦とは別企画で第4夜には”sanremo story”という特別なプログラムがありました。こちらは14組のアーティストが過去のサンレモ音楽祭の名曲を本戦出場以外のアーティストとコラボレーションしても良い審査なしのショー。イタリアの名曲を現代パージョンで聞けるお得な企画です。Youtubeなどでオリジナルがどんな感じか検索するもの楽しいですよ。

      サンレモ音楽祭はもちろん音楽がメインですがゲストとして登場する人物もこの音楽祭を盛り上げる大事な要素です。今年のゲストで特に目を引いたのがまず第一夜に登場したMaurizio Crozzaというコメディアンがシルビオ・ベルルスコーニの物まねし皮肉ったため、会場内にいたベルルスコーニを支持する観客がヤジを飛ばし一時騒然となりました。

      第二夜には前フランス大統領サルコジ婦人のCarla Bruniが出演。彼女はもともとトリノ出身のイタリア人ですが現在はフランスに国籍を変えた人物です。カルラ・ブルーニは元モデルであり歌手でもあります。今回の特別出演ではフランス語でギターの弾き語りをしてくれました。

      第三夜のゲストの一人として元サッカー選手のRoberto Baggioが出演しサッカー選手時代の話や近年の慈善活動について話してくれました。彼は2010年広島で開かれたノーベル平和賞受賞者世界サミットで「平和サミット賞」を受賞した経歴があります。サンレモ音楽祭では世界の子供たち・我が子へ「希望・自信・夢・忍耐を持つように」と自分の経験を交えながら話したスピーチがとても印象的でした。

      第四夜ではなんといっても有名なジャズピアニストのStefano Bollaniによるピアノ演奏。彼は用意していた曲の他、観客よりリクエストをとりサンレモ音楽祭の名曲数曲を即興で繋げ演奏してくれました。 他にも大御所ギタリストのFranco Cerriがサンレモ出場アーティストとのコラボレーションで出演するなどイタリアの音楽界を代表する素晴らしい人達が参加した豪華な夜でした。

      最終日の第五夜ではテノール歌手で世界的に有名なAndrea Bocelliが素晴らしい歌声で観客を魅了しました。2曲目にはピアノ演奏者として彼の息子も参加し親子コラボレーションを披露。

      5夜続いた今年のサンレモ音楽祭。新しい演出方法、そして話術が素晴らしい司会者と合計22組の素晴らしいアーティスト達のおかげで見ごたえのあった音楽祭だったような気がします♬


      音楽に関する単語

      • musica  音楽
      • cantante  歌手
      • presentatore  司会者(男)
      • presentatrice  司会者(女)
      • teatro  劇場
      • palcoscenico  舞台
      • spettatore  観客
      • microfono  マイク
      • chitarra ギター
      • basso  ベース
      • batteria  ドラム
      • coro コーラス
      • stonato  音痴な
      • applauso  拍手/喝采

      このブログでは2013年開催のサンレモ音楽祭の様子をお伝えしました。日本と同様時代と共に人気を集める音楽のジャンルやメジャーなアーティストも変わっていきます。イタリアの文化を知る上で音楽は欠かせない要素のひとつ。あなたの好きなアーティスト探しをしてみるのもいいものです。そして音楽に触れることによりイタリア語の綺麗な音が更に魅力的に感じることと思います。


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        イタリアの女性の日 Festa della donna 

        イタリアの女性の日 Festa della donna 

        Festa della donna
        女性の日 

        毎年3月8日は国際女性の日。イタリア語では”Festa della donna” といいます。身近にいる女性へ敬意を表す大切な行事です。「アモーレカンターレマンジャーレの国」といわれるイタリアではどのようなことをするのでしょうか?そして女性の社会的地位の現状は・・・


        ミモザ320x213

        3月8日は 「Festa della donna 女性の日」でイタリアでは男性が母親や妻、恋人に限らずお世話になっている女性に敬意を込めてミモザという黄色い花を贈る習慣があります。国際的にも「国際女性の日」としても知られています。

        この起源は100年以上前にニューヨークで起こった女性労働者が労働条件改善を求めて抗議をしたところからきています。不幸なことに彼女達はこの抗議活動で命を落とすことになりましたが、後に彼らの行動を讃えて国際女性の日が生まれました。

        イタリアで3月8日がFesta della Donnaであることが伝わったのは1922年のこと。イタリア全国的にFesta della Donnaが認識され祝福されたのは1946年、つまり第二次世界大戦後になります。そして同年、女性解放の喜びとエネルギーのシンボルとして黄色い花のミモザが選ばれたそうです。

        ミモザcon チョコ

        ミモザは春を知らせる花としても知られ自然の生命力を感じさせます。そしてミモザの花ことばを調べてみると(サイトによって違う意味が書かれていますが・・・)「豊かな感受性」とありました。まさに女性にピッタリです。

        ミモザは大きな木にもなります。国が異なっても春を知らせる花の色は日本でもイタリアでも黄色なんですね。春を知らせる黄色い花といえば日本では菜の花が有名ですがイタリアでは cima di rapa (チーマ・ディ・ラーパ)という野菜があります。この野菜の花も黄色く cima di rapaが市場に出始めると春の知らせとなります。ほんのり苦みがありオレッキエッティとアンチョビーの相性は抜群です。

        自然のミモザ

        話をFesta della donnaに戻しましょう・・・。 近年ではFesta della Donnaの日、女性が広場に集まり女性の平等権利主張や女性に対するドメスティック・バイオレンス (DV)反対運動の集会やデモ活動を行っています。 現代においてイタリアや日本は男女平等の国とはいえまだ社会的女性差別はあります。 毎年夫やパートナーによる家庭内暴力、元夫や元恋人、もしくはストーカーからの女性への暴力は後を絶たず社会的問題となっています。

        また女性の社会進出に障害がある地域があります。特に南部イタリアでは働いている女性の割合が北部に比べかなり少ないのが現状です。北部は女性の社会的立場もかなり確立していますが北部に比べると南部はまだまだといったところです。
        労働賃金も男性に比べると報酬が平均20%程度少ないというリサーチ結果があります。女性に優しい男性が多いイタリアですがこのような問題もあり、イタリア人女性はたくましく立ち上がりより女性に優しい社会を目指し活動を行っています。

        黄色い花-ミモザ

        女性の日、母や妻、恋人などに感謝するだけでなく社会的問題をいつも以上に考えさせる日でもあります。皆さまもいつも以上に女性を労わってください。
        町も女性への感謝の意を示すかのようにこの日が近づくと黄色いミモザがあちこちで見られます。今年は身近にいるお世話になっている女性へ愛らしくもエネルギーに満ちたミモザをプレゼントしてみませんか?


        女性の日の他、どんな機会に花を贈るのでしょうか。贈る側も受け取る側も優しい気持ちに包まれます。

        • Festa della donna  女性の日
        • Pasqua  復活祭
        • compleanno 誕生日
        • Festa del papà 父の日
        • Festa della mamma 母の日
        • San Valentino バレンタインデー
        • matorimonio 結婚式
        • anniversari 記念日
        • nascita di un bimbo 子供の誕生
        • battesimo 洗礼
        • trasloco 引越し
        • condoglianze 弔辞、お悔み

        花の種類をイタリア語で

        • Non ti scordar di me 勿忘草
        • rosa          バラ
        • tulipano     チューリップ
        • giglio          ユリ
        • viola  スミレ
        • tarassaco タンポポ
        • magnolia モクレン
        • orchidea 蘭
        • narciso  水仙
        • iris  アヤメ
        • peonia  牡丹
        • ortensia  紫陽花
        • garofano     カーネーション
        • stella Alpina エーデルワイス


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          イタリア語の名詞

          イタリア語の名詞 – i sostantivi

          今回のブログはイタリア語入門編“イタリア語の名詞 ” についての基礎文法です。イタリア語の名詞には姓と数があります。どんなルールがあるのか学習しましょう


          語学を習う上で基本中の基本の名詞(イタリア語でsostantivoといいます)。そして初めてイタリア語を習うものにとっては最初に驚くものの一つといえます。なぜならイタリア語の名詞には性と数があります。

          日本語には名詞が男性名詞か女性名詞かという概念はありませんし、例えば“本”が1冊だろうが4冊だろうが“本”という名詞自体に変化はありません。私たちにとってイタリア語は母国語でもないので名詞などの単語や文法は地道に覚えていくしかありません。でも少しずつわかってくるともっと知りたくなってきます。自分のペースでしっかりそして楽しみながら語彙力をアップしていってください。


          ★ 性について ★

          イタリア語の名詞全ては男性名詞と女性名詞に分けられます。例えば『息子(イタリア語でfiglio)』『娘(イタリア語でfiglia)』など男女の区別があるヒトは分かりやすいでしょう。

          ヒトや動物以外にも性があり、例えば”傘”や”自転車”といった物にも性があります。男性名詞、女性名詞の区別は基本的に語尾が -o で終わるものは男性名詞、 -a で終わるものは女性名詞です。

          語尾以外にも男性名詞か女性名詞か見分けるコツとして定冠詞(不定冠詞も同様)から判断できます。英語でいう定冠詞は”THE” の1種類しかありませんがイタリア語の定冠詞はなんと7つ《 IL, LO, LA, I, GLI, LE , L’》 あります。

          男性名詞をmaschileの(m.),女性名詞をfemminileは(f.)と記載します。参考書や一般の辞書でもこのような表記があることが多いので覚えておくと便利です。 

          それではどのような男性名詞、女性名詞があるのか実際にみてきましょう。今回のブログでは名詞の前にあえて定冠詞を付けて表記しています。

          ☆ルール: 語尾が ”-o “男性名詞 / ”-a”女性名詞


          男性名詞

          1. l’amico – 男友達
          2. il gioco – ゲーム
          3. il gatto – 猫
          4. lo zio – 伯父

          女性名詞

          1. la donna – 女性
          2. la sigaretta – タバコ
          3. l’anatra – アヒル
          4. la mamma – 母親

          名詞には語尾が “-o” 又は”-a” で終わるもの以外に “-e” で終わる名詞があります。これらが男性名詞なのか女性名詞なのかは覚えるしかありません。

          ☆ルール: 語尾が”-e” で終わる名詞


          男性名詞

          1. il cane - 犬
          2. il pepe – 胡椒
          3. il padre – 父親
          4. il nome – 氏名

          女性名詞

          1. la gente – 人々
          2. la patente – 免許
          3. la notte - 夜
          4. la chiave – 鍵

          “-e” で終わる名詞が男性名詞なのか女性名詞なのかはコツコツと覚えるしかありませんが見分けるコツは下記の通りです。ただし例外もあるのであくまで目安です。

          📝 “-e” で終わる名詞;語尾が “-sione”  又は ”-zione “で終わるものは女性名詞

          la televisione テレビ,  la stazione 駅,  la visione 視覚,  l’emozione 感情

          📝 上記の語尾が -o, -a, -e以外の男性名詞と女性名詞

          • ギリシャ語が語源のもので語尾が “-si” で終わるものは女性名詞

          la crisi 危機,  la sintesi 概要/総合,  la genesi 起源,  l’ipotesi 仮説,  l’analisi 分析

          • 語尾が   “-ù “で終わるものは女性名詞

          la gioventù 若さ,  la virtù 美徳,  la servitù 使用人

          • 外来語はだいたい男性名詞

          il computer コンピューター,  il bar バール,  il catering ケータリング,  il badge 予算, il goal ゴール  

          例外) la zebra シマウマ,  la hostess (女性の)客室乗務員 ,  la mercedes メルセデス・ベンツ

          ※ よく知られている例外のいくつかを下記に記載します。

          problema(m.) 問題 , clima(m.)気候, mano(f.)手 など


          ★ 性について ★

          イタリア語では名詞が単数か複数かでも語尾が変化します。単数形singolareは(s.)、複数形pluraleは(p.)。こちらもいくつかの例外や特例がありますが基本的に次のような規則があります。

          名詞の語尾が -o のものは基本的に男性名詞の単数形。この名詞が複数形になると語尾が -i に変わります。一方女性名詞の単数形の語尾は -a → -e に変わります。
          語尾が -e で終わる男性名詞と女性名詞の単数形は語尾が -i に変化します。

          ☆ルール:語尾変化 単数形→複数形:

          男性名詞の語尾  -o  →  -i

          男性名詞及び女性名詞の語尾  -e → -i


          単数形

          1. il giorno  – 日、昼間
          2. il cane  – 犬
          3. la canzone – 歌
          4. la stazione – 駅
          5. la madre – 母
          6. il/la cantante – 歌手
          7. la nave – 船

          複数形

          1. i giorni
          2. i cani
          3. le canzoni
          4. le stazioni
          5. le madri
          6. i/le cantanti
          7. le navi

          cantante(単数形) 男性歌手・単数の場合は il cantante 、女性歌手・単数 の場合は la cantante   歌手複数でその中に1人でも男性歌手がいれば i cantanti,  歌手複数で全員女性ならば le cantanti となります。
          つまり複数形にするときには男性が一人でも存在すれば男性名詞の複数語尾活用のルールに準じるということ。

          ☆ルール:語尾変化 単数形→複数形

          女性名詞の語尾  -a  →  -e


          単数形

          1. la pizza  ピザ
          2. la vita  – 人生、生活
          3. la ragazza  – 女の子
          4. la penna  – ペン
          5. la rosa  – バラ

          複数形

          1. le pizze
          2. le vite
          3. le ragazze
          4. le penne
          5. le rose

          名詞の単数から複数への語尾変化のルールはこのような感じですが少し語尾変化に気をつける単語があります。

          📝  男性名詞の語尾変化は単数 ( -o ) → 複数 ( -i ) であるが語尾が –co,  -go の単語は注意が必要です。

          * 語尾が –co, goで通常規則変化するものの
          例) amico 男友達 ⇒ amici,  asparagoアスパラガス ⇒ asparagi


          * 男性名詞で語尾が –co, go の単語の複数形は –chi, -ghi になるものがある。
          例) gioco ゲーム ⇒ giochi,  alberg ホテル ⇒ alberghi

          📝 女性名詞で語尾が –ca, -ga の単語の複数形は –che, -ghe
          例) amica 女友達 ⇒ amiche,  biblioteca 図書館 ⇒ biblioteche

          📝 女性名詞で語尾の -cia, -giaの前に子音がある場合、単語の複数形は-ce, -ge
          例) buccia 果皮 ⇒ bucce,  spiaggia海岸 ⇒ spiagge

          📝  最後にアクセントのある単語や外来語は単数でも複数でも語尾は無変化
          例)città(f.)町、caffé(m.)コーヒー, sport(m.)スポーツ, computer(m.)コンピューター


          どのルールにも例外があるようにイタリア語の名詞でも例外的な変化をするものがあります。まずは代表的なものから覚えていってください。最初から理解するのはどの言語でも難しく、何度も使って失敗してボキャブラリーを増やしていきましょう。

          例外

          • 語尾が(-io) で “i” に発音のアクセントがある単語:    複数形は (-ii)となる。

          lo zio (m) 伯父/叔父 → gli zii

          • 語尾が -a で終わる男性名詞: 複数形の語尾は -i となる。

          il problema  問題 - i problemi
          il programma 計画、予定 – i programmi

          • いくつかの名詞 (特に体のパーツに関する名詞)は単数形のときは男性名詞で複数になると女性名詞になるものがあります。これらは単数の時は男性名詞で語尾が-o , 複数の時は女性名詞になり語尾が -a 。このような変化をする名詞は特殊でありあまり深く考えずこういうものだと思って覚えていってください。

          単数形

          1. il braccio – 腕
          2. il sopracciglio – 眉毛
          3. il dito – 指
          4. il labbro - 唇
          5. l’osso – 骨
          6. l’uovo – 卵
          7. il lenzuolo – シーツ

          複数形

          1. le braccia
          2. le sopracciglia
          3. le dita
          4. le labbra
          5. le ossa
          6. le uova
          7. le lenzuola

          体のパーツに関する詳しいブログはこちらを、特殊な名詞についてはこちらのブログをご参照ください。


          自分の身近にあるものから、イタリア語で何というのか少しずつボキャブラリーを増やしてイタリア語会話を楽しみましょう!


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