イタリア語の序数 – numeri ordinali

イタリア語の序数 (numeri ordinali) は「何番目」を表す形容詞。1〜10 は不規則 (primo, secondo, terzo…) で丸暗記、11 以降は規則的 (基数の末尾母音を落として -esimo)。名詞の性・数に合わせて語尾変化 (-o/-a/-i/-e)。階数・料理コース・世紀・教皇名で頻出、A1 レベル必須。

Primo, secondo, terzo… レストランのメニュー、建物の階数、歴史の世紀。イタリア語序数は日常のあらゆる場面で登場します。基数(1, 2, 3…)が「いくつ」を表すのに対し、序数は「何番目」を表す表現です。1から10までは不規則な形を覚える必要がありますが、11以降は -esimo をつけるだけの規則的なパターンです。この記事ではイタリア語序数の一覧と作り方を、ネイティブ音声、実践的な使い方、練習クイズつきで完全解説します。


イタリア語序数は numeri ordinali と呼ばれます。基数(numeri cardinali)が「いくつ」を数えるのに対し、序数は「何番目」という順序を表します。基数のレッスンをまだ読んでいない方は、先にそちらを確認しておくと理解がスムーズです。

序数はイタリア語では形容詞として機能するため、修飾する名詞の性(男性・女性)と数(単数・複数)に合わせて語尾が変化します。この点が基数との大きな違いです。Accademia della Cruscaも、序数は形容詞と同じ振る舞いをすると説明しています。

まずはネイティブスピーカーの音声を聴きながら、声に出してリピートしてください。


イタリア語序数 1番目から10番目:不規則な形を覚えよう

1番目から10番目は不規則な形なので、そのまま覚える必要があります。音声を聴いてリピートしましょう。

番目イタリア語序数読み方基数
1番目primoプリモuno
2番目secondoセコンドdue
3番目terzoテルツォtre
4番目quartoクアルトquattro
5番目quintoクイントcinque
6番目sestoセストsei
7番目settimoセッティモsette
8番目ottavoオッターヴォotto
9番目nonoノーノnove
10番目decimoデチモdieci

📌 覚え方のコツ

primo と secondo は日本語でも「プリモピアット(一皿目)」「セコンドピアット(二皿目)」としてイタリア料理で馴染みがあるはずです。terzo、quarto、quinto もイタリア語のクイズ番組やスポーツ中継でよく聞く表現です。


11番目以降の序数:-esimoルールの作り方

11番目以降は規則的です。基数の最後の母音を取って -esimo をつけるだけ。これが numeri ordinali の最も重要なルールです。

作り方:基数の語尾母音を削除 + esimo

undici → undic + esimo = undicesimo(11番目)
venti → vent + esimo = ventesimo(20番目)
trenta → trent + esimo = trentesimo(30番目)
cento → cent + esimo = centesimo(100番目)

音声で11から20の序数を確認してみてください。

番目序数番目序数
11番目undicesimo16番目sedicesimo
12番目dodicesimo17番目diciassettesimo
13番目tredicesimo18番目diciottesimo
14番目quattordicesimo19番目diciannovesimo
15番目quindicesimo20番目ventesimo

21番目以降と大きな数字の序数も音声で確認してみてください。

番目序数番目序数
21番目ventunesimo60番目sessantesimo
22番目ventiduesimo70番目settantesimo
23番目ventitreesimo80番目ottantesimo
30番目trentesimo90番目novantesimo
40番目quarantesimo100番目centesimo
50番目cinquantesimo

100番目以降の大きな序数も同じルールです。

番目序数作り方
101番目centounesimocentouno → centoun + esimo
200番目duecentesimoduecento → duecent + esimo
500番目cinquecentesimocinquecento → cinquecent + esimo
1000番目millesimomille → mill + esimo
2000番目duemillesimoduemila → duemill + esimo

⚠️ 注意:23番目のスペル

基数が tre で終わる場合(23, 33, 43…)は、アクセント記号を外してから -esimo をつけます。ventitré → ventitreesimo(e が2つ並ぶ)。Treccaniの文法解説でもこの規則が確認できます。


序数の語尾変化:性と数の一致

イタリア語序数は形容詞として機能するため、修飾する名詞に合わせて語尾が変化します。これが基数との大きな違いです。

男性単数女性単数男性複数女性複数
1番目primoprimaprimiprime
3番目terzoterzaterziterze
11番目undicesimoundicesimaundicesimiundicesime

語尾のパターン:-o(男性単数)、-a(女性単数)、-i(男性複数)、-e(女性複数)。通常のイタリア語の形容詞とまったく同じルールです。

例文で確認:

La prima volta. 初めて。(volta は女性名詞 → prima)
Il primo piano. 1階。(piano は男性名詞 → primo)
I primi computer. 初期のコンピューター。(computer は男性複数 → primi)
Le prime lezioni. 最初のレッスン。(lezioni は女性複数 → prime)


序数の使い方:日常の4つの場面

1. 建物の階数

イタリアでは地上階を piano terra(0階)と呼び、日本の2階が primo piano(1階)になります。

Vivo al settimo piano. 私は7階に住んでいます。
L’ufficio è al terzo piano. オフィスは3階にあります。

2. レストランの料理

イタリアのコース料理は序数で呼ばれます。primo piatto(一皿目 = パスタやリゾット)、secondo piatto(二皿目 = 肉や魚)。

Come primo prendo la pasta. 一皿目はパスタにします。
Come secondo vorrei il pesce. 二皿目は魚をお願いします。

3. 世紀と歴史

世紀には序数を使います。il ventunesimo secolo(21世紀)、il quattordicesimo secolo(14世紀)。

Il Rinascimento iniziò nel quattordicesimo secolo. ルネサンスは14世紀に始まった。
Viviamo nel ventunesimo secolo. 私たちは21世紀に生きている。

4. 分数

分数では分母にイタリア語序数を使います。un terzo(3分の1)、un quarto(4分の1)、due quinti(5分の2)。例外は「半分」で、mezzo を使います。

Un terzo dei lavoratori. 労働者の3分の1。
Due quinti della popolazione. 人口の5分の2。

📌 日付の序数は1日だけ

イタリア語の日付では、月の1日だけ序数を使います。il primo aprile(4月1日)。2日以降は基数です。il due aprile(4月2日)、il quindici maggio(5月15日)。


日本人が間違えやすい3つのポイント

1. 階数のずれ

イタリアの primo piano は日本の2階です。piano terra(地上階)が日本の1階にあたるため、すべて1つずれます。「3階に行きたい」は「Vorrei andare al secondo piano」(2階)になります。

2. 語尾変化を忘れる

序数は形容詞なので性数一致が必要です。la prima volta(女性単数)を la primo volta と言ってしまうミスが多いです。名詞の性を確認してから序数の語尾を合わせましょう。

3. -esimo の作り方で母音を残してしまう

undici → undicesimo が正しいのに、undiciesimo と母音 i を残してしまう間違いがあります。「最後の母音を取ってから -esimo をつける」を忘れずに。ただし tre で終わる場合は例外で、e を残します(ventitreesimo)。

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序数が実際の会話でどう使われるか、対話で確認してみてください。

Al ristorante(レストランにて)

  • Cameriere: Buonasera! È la prima volta che venite qui?
    こんばんは!こちらは初めてですか?
  • Yuki: Sì, è la nostra prima volta. Che cosa ci consiglia?
    はい、初めてです。おすすめは何ですか?
  • Cameriere: Come primo, le tagliatelle al ragù sono il nostro piatto più famoso.
    一皿目なら、タリアテッレのラグーソースが一番有名です。
  • Marco: Perfetto! Come primo prendo le tagliatelle. E come secondo?
    いいですね!一皿目はタリアテッレにします。二皿目は?
  • Cameriere: Come secondo consiglio la bistecca alla fiorentina.
    二皿目はビステッカ・アッラ・フィオレンティーナがおすすめです。
  • Yuki: A proposito, Marco, a che piano abiti nel nuovo palazzo?
    ところでマルコ、新しいマンションの何階に住んでるの?
  • Marco: Al quinto piano. Ma ricorda, in Italia il piano terra è il primo livello!
    5階だよ。でもイタリアでは地上階が最初のレベルだから覚えてね!
  • Yuki: Ah sì, quindi il quinto piano italiano è il sesto piano giapponese!
    ああそうか、イタリアの5階は日本の6階ってことね!

今日のイタリア語序数のレッスンは以上です。1から10の不規則な序数と、11以降の -esimo ルールを覚えれば、どんな数でも序数に変換できます。階数、料理の順番、世紀、分数など使う場面は意外と多いので、例文を声に出して練習してみてください。

基数(numeri cardinali)のレッスンをまだ読んでいない方はぜひ合わせてご覧ください。また現在形の規則動詞不規則動詞を学べば、序数を使った実践的な会話ができるようになります。c’e/ci sonoMi piaceの表現も合わせてどうぞ。

A presto e buono studio!

また会いましょう。勉強頑張ってください!


クイズ

それでは復習を兼ねてクイズをお楽しみください。

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ミニチャレンジ , 序数を使ってみよう

ここまで学んだ内容を実戦で確認しましょう。まず自分で答えを考えてから開いてください。

Challenge 1,「私は5階に住んでいます」をイタリア語で

答え: Vivo al quinto piano.
piano は男性名詞なので序数も男性単数 quinto。前置詞+定冠詞は a + il = al。イタリアでは piano terra が地上階なので、日本の感覚より 1 階ズレます。

Challenge 2,「21世紀」をイタリア語で

答え: il ventunesimo secolo (または短縮形 il XXI secolo)。ventuno → ventun + esimo = ventunesimo。secolo が男性名詞なので男性単数の語尾 -o のまま。新聞やニュースでは頻出の表現です。

Challenge 3,「最初のレッスン」を女性複数形で

答え: le prime lezioni.
lezione (女性名詞) の複数 lezioni に合わせて primo → prime (女性複数)。序数は形容詞と同じ振る舞いをするので、必ず修飾する名詞に性・数を一致させます。


よくある質問 – Domande frequenti

序数は全部覚える必要がありますか?

1番目から10番目(primo, secondo, terzo…decimo)の不規則な10個だけ覚えれば十分です。11番目以降は基数の語尾母音を取って -esimo をつけるだけの規則的なパターンなので、ルールさえ覚えれば自分で作れます。日常で最も使うのは primo(1番目)から decimo(10番目)までです。

イタリアの建物の階数は日本と違いますか?

はい、イタリアでは地上階を piano terra(0階)と呼びます。そのため日本の2階がイタリアの primo piano(1階)、日本の3階が secondo piano(2階)になります。つまり常に1つずれます。エレベーターのボタンでも0やTと表記されていることが多いので、旅行の際は注意してください。

イタリア語で「初めて」は何と言いますか?

la prima volta と言います。直訳すると「最初の回」です。primo は序数の1番目ですが、volta が女性名詞なので prima に変化します。È la mia prima volta in Italia.(イタリアは初めてです)のように使います。男性名詞を修飾する場合は primo のままです。

序数と基数を間違えやすい場面はありますか?

日付に注意してください。月の1日だけ序数を使い、il primo maggio(5月1日)と言います。2日以降は基数で il due maggio、il tre maggio です。また、ローマ教皇や国王の名前にはローマ数字で序数を使います。Papa Francesco I(フランチェスコ1世)のように表記されます。

基数と序数のレッスンをどちらから学ぶべきですか?

基数(numeri cardinali)を先に学ぶことをおすすめします。序数の11番目以降は基数をもとに作るため、基数を知らないと序数も作れません。基数のレッスンは同じサイトで無料で学べます。無料アカウントを作成すれば音声付きのすべてのコンテンツとクイズにアクセスできます。


この記事を読んでいただき、ありがとうございました。イタリア語の学習に興味がある方は、ぜひ私たちのホームページを訪れてください。無料アカウントを作成すると、イタリア語学習のための特別な教材や資料を無料で受け取ることができます。なぜイタリア語を勉強しているのか、何を学びたいのか、ぜひ教えてください。皆さんのご参加をお待ちしています。


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