イタリア語で職業・PROFESSIONI|職業単語と言い方完全ガイド

「あなたはどんなお仕事をされていますか?」と聞かれたとき、イタリア語で職業をどう答えればいいでしょうか。このレッスンでは、イタリア語で職業を言う2つの基本パターン(fare と essere)、職業単語30語以上、会話フレーズ、語尾変化のルールをA1レベルからていねいに学びます。


このレッスンで学ぶこと
Cosa impareremo oggi

職業の言い方:2つのパターン
Come si dice la professione in italiano

イタリア語で職業を言うとき、2通りの言い方があります。どちらも正しく、日常会話で広く使われています。

パターン①:Sono + 職業名
essere動詞(〜です)+ 職業名。冠詞は不要です。

Sono insegnante. 先生です。
Sono medico. 医者です。
Sono studente. 学生です。(男性)
Sono studentessa. 学生です。(女性)


パターン②:Faccio + 定冠詞 + 職業名
fare動詞(する)+ 定冠詞(il / la / l’)+ 職業名。定冠詞が必要です。

Faccio l’insegnante. 先生をしています。
Faccio il medico. 医者をしています。
Faccio il cuoco. コックをしています。(男性)
Faccio la cuoca. コックをしています。(女性)

定冠詞(il / la / l’)について詳しく学びたい方はイタリア語の冠詞レッスンを先にチェックしてみてください。

動詞 fare と essere の活用
Coniugazione al presente indicativo

fare(する)も essere(です)も不規則動詞です。イタリア語で職業を言うのに欠かせない2つの動詞なので、活用をしっかり覚えましょう。不規則動詞の詳しい解説はこちら

主語fare(する)essere(〜です)
io(私)facciosono
tu(君)faisei
lui / lei(彼/彼女)faè
noi(私たち)facciamosiamo
voi(あなたたち)fatesiete
loro(彼ら/彼女ら)fannosono

essere の三人称単数は è(アクセント記号つき)。e(そして)と区別するために大切です。

イタリア語で職業:単語一覧
Vocabolario delle professioni

よく使われる職業名を男性形・女性形・日本語訳の3列で整理しました。語尾が変わるものと変わらないものに注目してください。

男性形女性形日本語
artistaartista芸術家
architettoarchitetta建築家
autistaautistaドライバー
barbierebarbiera理髪師
baristabaristaバーテンダー
camerierecamerieraウェイター/レス
commessocommessa店員
contadinocontadina農夫/農婦
cuococuocaコック・料理人
dentistadentista歯科医
dottoredottoressa医師/女医
farmacistafarmacista薬剤師
男性形女性形日本語
ferroviereferroviera鉄道員
giudicegiudice裁判官
impiegatoimpiegata会社員
infermiereinfermiera看護師
insegnanteinsegnante先生・教師
meccanicomeccanica整備士
musicistamusicista音楽家
postinopostina郵便配達員
professoreprofessoressa大学教授
studentestudentessa学生
veterinarioveterinaria獣医
casalingocasalinga主夫/主婦

女性の場合は語尾が -a に変わるものが多いですが(例:commesso → commessa)、-ista や -ente で終わる職業は男女同形です(例:il/la dentista、il/la insegnante)。

職業を尋ねる・答える
Come si chiede e risponde

相手との関係によって聞き方が変わります。親しい友達には tu 形、初対面や目上の方には Lei 形を使いましょう。

親称(tu)で尋ねる場合

💬 Che lavoro fai? どんな仕事をしているの?
💬 Faccio la parrucchiera. 美容師をしています。(女性)
💬 Sono parrucchiera. 美容師です。(女性)

敬称(Lei)で尋ねる場合(初対面・目上・ビジネス)

💬 Che lavoro fa? どんなお仕事をされていますか?
💬 Faccio il professore dell’università. 大学の教授をしています。
💬 Sono professore dell’università. 大学の教授です。

男性形・女性形のルール
Regole del genere nelle professioni

イタリア語の職業名詞は、話す人の性別に合わせて語尾が変わる場合があります。3つのパターンを覚えると多くの職業に応用できます。

ルール①:語尾が -o で終わる場合
男性形は -o、女性形は -a に変わります。
il cuoco(男性コック)→ la cuoca(女性コック)
il commesso(男性店員)→ la commessa(女性店員)


ルール②:語尾が -ista または -ente で終わる場合
単数では男女とも同じ形で、冠詞だけ変わります。
il dentista(男性歯科医)→ la dentista(女性歯科医)
il barista → la barista  il musicista → la musicista


ルール③:特殊な変化をするもの
il professore → la professoressa
il dottore → la dottoressa
il direttore → la direttrice
il scrittore → la scrittrice

性数一致のルールは形容詞にも共通します。イタリア語の形容詞の語尾変化と合わせて学ぶとより理解が深まります。

「職業」という概念についてのより広い背景を知りたい方は、イタリア語版ウィキペディアの「Professione」(イタリア語)も参考になります。




さらに多くの職業単語
Altre professioni italiane

基本の一覧に加えて、専門職や現代でよく使われる職業名をまとめました。イタリア語で職業の語彙をさらに広げていきます。

男性形女性形日本語
avvocatoavvocata弁護士
cantantecantante歌手
chefchefシェフ
direttoredirettriceディレクター
elettricistaelettricista電気技師
fotografofotografaカメラマン
giornalistagiornalistaジャーナリスト
idraulicoidraulica水道工事屋
ingegnereingegneraエンジニア
operaiooperaia工場労働者
pilotapilotaパイロット
psicologopsicologa心理士
scrittorescrittrice作家
programmatoreprogrammatriceプログラマー

chef はフランス語由来の外来語で男女同形です。Faccio lo chef. または Sono chef. と言います。

職場の場所:dove si lavora?
I luoghi di lavoro e le preposizioni

「どこで働いているの?」という質問に答えられると、自己紹介がぐっと具体的になります。場所を表すには前置詞 in / al / nella / nell’ を使います。時間・曜日の表現と組み合わせると「何時から何時まで」という情報も加えられます。

職業職場例文
l’infermiera(看護師)nell’ospedale(病院)L’infermiera lavora nell’ospedale.
il ferroviere(鉄道員)sul treno(電車)Il ferroviere lavora sul treno.
l’insegnante(先生)nella scuola(学校)L’insegnante lavora nella scuola.
il barista(バーテンダー)al bar(バー)Il barista lavora al bar.
l’avvocato(弁護士)in uno studio legale(法律事務所)L’avvocato lavora in uno studio legale.
il medico(医者)in un ambulatorio(診療所)Il medico lavora in un ambulatorio.
il cuoco(コック)in un ristorante(レストラン)Il cuoco lavora in un ristorante.

会話練習:自己紹介のシーン
Dialogo: ci presentiamo

会社の懇親会で初めて会った2人の場面です。イタリア語で職業を尋ね合うリアルな会話を読んでみてください。

👨🏻 Kenji: Buonasera! Mi chiamo Kenji, piacere.
こんばんは!ケンジと申します。よろしくどうぞ。

👩🏻 Giulia: Piacere mio! Sono Giulia. Che lavoro fai, Kenji?
こちらこそ!ジュリアです。ケンジ、どんなお仕事をしているの?

👨🏻 Kenji: Faccio l’ingegnere. Lavoro in un’azienda di informatica a Tokyo.
エンジニアをしています。東京のIT会社で働いています。

👩🏻 Giulia: Interessante! Io sono dottoressa. Lavoro in un ospedale qui a Roma.
おもしろいですね!私は医師です。ここローマの病院で働いています。

👨🏻 Kenji: Bello. E da quanto tempo fai questa professione?
それは素晴らしい。この職業に就いてどれくらいになりますか?

👩🏻 Giulia: Da cinque anni. Prima facevo la studentessa all’università.
5年になります。前は大学の学生でした。

ダイアログのポイント

  • Faccio l’ingegnere → パターン②(fare + 定冠詞 l’ + ingegnere)
  • Sono dottoressa → パターン①(essere + 職業名、女性形)
  • sei dottoressa → tu + essere で相手の職業を確認
  • facevo la studentessa → 過去の職業は半過去(imperfetto)を使います

🎯 Mini-sfida: 日本語の意味に合うように( )の中から正しいものを選んでください。
答えは下にあります。

1. 私(男性)は会社員です。 Sono ( impiegato / impiegata ).
2. 彼女はコックをしています。 Fa ( il cuoco / la cuoca ).
3. あなたはどんなお仕事をされていますか?(丁寧) Che lavoro ( fai / fa )?
4. 私たちは先生です。 Siamo ( insegnanti / insegnante ).
5. 男性の歯科医:( il / la ) dentista

Risposte: 1. impiegato / 2. la cuoca / 3. fa / 4. insegnanti / 5. il

お疲れ様でした!イタリア語で職業を言う2つのパターン(essere と fare)と語尾変化のルールを覚えましたね。次のレッスンで語彙をさらに広げていきます。

イタリア語で職業を言うとき、fareとessereはどちらを使えばいいですか?

どちらも正しく、日常会話でどちらも使われます。「Sono insegnante(先生です)」はよりシンプルで、「Faccio l’insegnante(先生をしています)」は職業として活動しているニュアンスがあります。会話ではほぼ同じ意味で使われるので、覚えやすい方から練習してみてください。

fareを使う場合、なぜ定冠詞(il/la/l’)が必要なのですか?

fare + 職業名の場合は「Faccio il cuoco」のように定冠詞が必要です。これはイタリア語の慣習で、fareの目的語として職業名を使うときに定冠詞を伴います。一方、essereを使う「Sono cuoco」では定冠詞は不要です。冠詞についての詳しい解説は冠詞のレッスンをご覧ください。

イタリア語の職業名に男性形・女性形はありますか?

はい、多くの職業名は話す人の性別によって語尾が変わります。語尾が-oで終わる場合は-aに変わります(cuoco→cuoca、commesso→commessa)。語尾が-istaや-enteで終わる場合は男女とも同じ形で冠詞だけ変わります(il dentista / la dentista)。professore→professoressa のように特殊な変化をするものもあります。

「Che lavoro fai?」と「Che lavoro fa?」の違いは何ですか?

「Che lavoro fai?」はtuを使った親称形で、友達や家族など親しい相手に使います。「Che lavoro fa?」はLeiを使った敬称形で、初対面の方や年上の方、ビジネスの場面などで使います。イタリア語では相手との関係によって動詞の形(活用)が変わります。

イタリア語で「学生」は男性と女性で違いますか?

はい、違います。男性の学生は「studente」、女性の学生は「studentessa」と言います。また大学教師も「professore(男性)/ professoressa(女性)」と区別します。-ore/-oressa のパターンは dottore/dottoressa、direttore/direttrice にも見られます。

イタリア語で自分の職業をまだうまく言えないとき、どうすればいいですか?

まず「Sono…」のパターンから練習するのがいちばん簡単です。職業名が分からない場合は「Lavoro in un’azienda(会社で働いています)」「Lavoro come…(〜として働いています)」のような表現を使う方法もあります。少しずつ単語を増やしながら練習しましょう。


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