役立つイタリア語 ~授業編~

今回のブログは役立つイタリア語 ~授業編です。積極的にレッスンに参加するために講師、そして生徒さんがよく使うフレーズを音声付で紹介♬ ” Avete qualche domanda? 何か質問はありますか?” “Cosa vuol dire ~? ~は何という意味ですか?” …など


外国語を学ぶ最も良い方法はネイティブから学ぶこと。ネイティブに学ぶことにより実際に使われているフレーズや正しい発音を習得することができます。

dante-learningのレッスンスタイル、そして留学してイタリアにある語学学校に通う場合に行われる授業は直接法といってイタリア語による講義が主流。語学を始めたばかりのレベルでは最初はわからないことが多く大変な思いをすることがあるかもしれませんがそれは誰でも同じこと。情熱を持って自分のペースで根気よく続けていけばある時語学力の進歩に気づくことでしょう。

今回のブログでは授業中に先生がよく使うフレーズ、そして生徒さんにとって役立つフレーズを音声付で紹介しています。


☆ 授業中に講師がよく発するフレーズ ☆

✍ Avete capito? 分かった?


もし授業を受けている生徒があなた一人の場合は “Hai capito?” と尋ねられます。この質問をされて大事なのは ”Sì, ho capito. はい、分かりました。”。一方わからなかった場合は “No, non ho capito.  いいえ、分かりませんでした。”と答えることがとても大切です。日本人の多くは「迷惑をかけるのでは・・・・」と周りや先生に気を遣いすぎ、分かった振りをすること。

✍ Avete qualche domanda?  何か質問はありますか?


先程と同様、生徒があなた一人の場合は ” Hai qualche domanda?” と尋ねられます。上手くイタリア語でいえなくても当然、だから学習しているのです。質問しようとする姿勢が大切、あなたの質問は他の生徒さんにとっても役に立ちますし自分自身への確認にもなります。

✍ Posso cancellare?  消してもいいですか?


ホワイトボードなどに書いたものを消す前に先生が発するフレーズ。まだ書き終わってない場合は” Aspetti un momento, per favore. ちょっと待ってください。” と伝えよう。

✍ Sapete il significato di questa parola? この言葉の意味は分かる?


生徒があなた一人の場合は ” Sai il significato di questa parola?” となる。知っている場合は” Sì, lo so.” 知らない場合は ” No, non lo so.” と答えよう。

✍ Per esempio…. 例えば・・・


わかりやすく例文を出すときにつぶやかれるフレーズ。

✍ Giusto! / Esatto!    正解!,その通り!


答えが合っていると先生に言われる一言。”Bravo!(♂) / Brava!(♀) ブラーボ/ブラーバ  “ と褒められることも。力強く褒められるとモチベーションもアップする。


☆ 生徒さんがよく使うフレーズ ☆

語学習得は受け身だけでは成長できません。わからない時や質問があるときは講師にしっかり伝えましょう。つたないイタリア語でも大丈夫(・∀・) 今回学ぶフレーズを使って積極的にレッスンに参加しよう!

✍ Come si dice ~ in italiano? 

~はイタリア語で何というのですか?


” Come si dice 『どういたしまして』 in italiano?    『どういたしまして』はイタリア語でなんていうのですか?” といった感じで聞きます。 この質問をして一つ一つ新しい語句を増やしていこう!

✍ Come si pronuncia questa parola?  

この単語はどのように発音するのですか?


イタリア語はそのままローマ字読みすれば良いので英語と比べると発音し易い。とはいえ何と発音すればいいのかわからないものもある。そんな時はこのフレーズを使ってネイティブに正しい発音を尋ねよう。

✍ Come si scrive ~?

~はどのように書きますか? 


” Come si scrive 『farfalla 』?  “ファルファッラ(蝶)”はどのように書きますか?”・・・ということでスペルを聞いているんですね。大体聞こえた通りのローマ字を書けばいいのですが、日本人にとっては特に”LとR”, “BとV”などは間違えやすい。

✍ Cosa vuol dire ~?

~は何という意味ですか?


これは” Che significa ~ ?” とも言える。意味がよくわからない時や確認したいときは聞いてみよう。

✍ Posso farti una domanda?  

質問してもいいですか?


わからない時は聞いてみよう。マンツーマンのレッスン時はもちろんのこと、グループレッスンで授業に参加している場合は他の生徒さん達の参考にもなります。同じレッスンを受けている生徒さんは大体あなたと同じレベルであり、同じような疑問を抱えたままいることが多いです。わからないことを質問することで情報が共有され自分にとっても周囲にとってもプラスになります。

“Posso farti una domanda?”は親称のtuで尋ねている。イタリア語の先生は親しみを持ってレッスンを受けて欲しいということで敬語を使うようにいう先生は少ない。ただしTPOに合わせ敬語で尋ねた方がいい時は “Posso farLe una domanda?” と尋ねるとよいでしょう。

✍ Qual’è la differenza tra ( A ) e (B) ?  

AとBの違いは何ですか?


例えば ” Qual’è la differenza tra sapere e conoscere?   sapereとconoscereの違いは何ですか?” など類似している意味や使い方の区別がよくわからない時はこうして質問してみよう。


✍ 習い事に関連した単語

  • presente 出席している
  • assente 欠席した、不在の
  • aula 教室
  • lavagna bianca ホワイトボード
  • banco 机
  • sedia 椅子
  • titolo タイトル
  • pagina ページ
  • sedersi 座る
  • cercare 探す
  • pensare 考える
  • fare i compiti 宿題をする
  • dare un esame テストを受ける
  • stampare 印刷する
  • salutare ~に挨拶する
  • stancarsi 疲れる

いかがでしたか。「間違っているかも。。。」「うまく言えない・・・」と思ってしまうのはよくわかります。でもわからないからこそ私達はイタリア語を学習しているのです。今回のフレーズを使って積極的にレッスンで話してみてください。

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    フォトクレジット- “Dama col Petrarchino”  1528 – Andrea del Sarto

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    Mariko & Riccardo
    留学経験や豊富なイタリア語教授経験を活かし、小さなスクールならではのアットホームで個々のニーズに対応したサービス提供をモットーとする。 無類の猫好き、そして美味しいものが大好きでイタリアや日本の食文化をこよなく愛する。最近は食への探求心から家庭菜園でズッキーニやちょっと珍しいトマトを栽培中

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