数字には普通に ” 1, 2, 3…” と数える基数と、「~番目(の)」と、順序・順番を表す序数があります。今回は数量を表す基数についての音声&エクササイズ付ブログです。
イタリア語で数字を学習しましょう。数字の中でも今回は数量を表す基数について学習しましょう。数字は買い物をする上でも大切。自己紹介でよく聞かれる年齢や普段の会話でも必須の項目です。
イタリア語には “dare i numeri” という言い回しがあります。直訳すると『数字を与える』ですが 『頭がイカれている、発狂する』という意味になります。確かに無数にある数字を覚えられるものかと発狂しそうになってしまいます。
でも大丈夫。まずは小さい数字から、そして自分がよく使う数字から徐々に覚えていきましょう!今回のブログは音声付なので正しい発音もチェックできます。
今回学ぶ基数は ” numeri cardinali”といいます。一方「~番目の」という順序や順番を表す序数は ” numeri ordinali ” といいます。序数についての解説はこちらをご覧ください。
それではネイティブ・スピーカーが発音する音声の後に続けてリピートしてください。
数字1~10
- 1 – uno
- 2 – due
- 3 – tre
- 4 – quattro
- 5 – cinque
- 6 – sei
- 7 – sette
- 8 – otto
- 9 – nove
- 10 – dieci
数字11~20
- 11 – undici
- 12 – dodici
- 13 – tredici
- 14 – quattordici
- 15 – quindici
- 16 – sedici
- 17 – diciassette
- 18 – diciotto
- 19 – diciannove
- 20 – venti
1~10は理屈なくとにかく覚えるしかありません。11~19の語句には”dici”という共通の語句が含まれているとはいえ少し覚えるのは大変。基本的には覚えるしかないのですがよく見ると11~16は【数字+ 10(-dici)】、17~19は【10(dici-)+数字】となっています。
数字21~30
- 21 – ventuno
- 22 – ventidue
- 23 – ventitrè
- 24 – ventiquattro
- 25 – venticinque
- 26 – ventisei
- 27 – ventisette
- 28 – ventotto
- 29 – ventinove
- 30 – trenta
数字~10の倍数
- 30 – trenta
- 40 – quaranta
- 50 – cinquanta
- 60 – sessanta
- 70 – settanta
- 80 – ottanta
- 90 – novanta
- 100 – cento
ご覧の通り10の倍数である20、30はそれぞれventi, trenta, そして40以降は quaranta, cinquanta …anta となります。40以降は “-anta” を語尾につけるのでアラフォー入りの方は 『 benvenuto negli “anta”~ようこそアファフォーへ~』なんて言われます。
20以降の数字は『20+2 → venti + due 』=ventidue, 『20+3 → venti + tre 』=ventitre ….といったようにパターンがあります。
注意しなければいけないのが1桁の数字が『1』と『8』! これらは母音が2つ続くため省略した形になります。声に出してみると母音1つを省略することにより音がスムーズになります。
『20+1→ venti + uno 』 → ventiuno → ventuno ( i がなくなります)
『20+8→ venti+ otto 』 → ventiotto → ventotto ( i がなくなります)
同様に30以降も1と8がくるときは母音が1つなくなりますので注意が必要です。
31 trentuno 32 trentadue, 33 trentatrè, 34 trentaquattro, 35 trentacinque, 36 trentasei, 37 trentasette, 38 trentotto, 39 trentanove. Then 41 quarantuno and 48 quarantotto, 51 cinquantuno and 58 cinquantotto …
それでは大きな数も確認していきましょう。
Da cento in poi – 100以上の数
- 100 – cento
- 200 – duecento
- 500 – cinquecento
- 1000 – mille
- 2000 – duemila
- 10.000 – diecimila
- 100.000 – centomila
- 1.000.000 un milione
- 2.000.000 due milioni
- 1.000.000.000 un miliardo
100は ” cento ” といい200、300・・・等の100の倍数は【1~9の数字の基本+cento】にすればOK. 1000は “mille” といいますがその倍数である2000や3000は 【1~9の数字の基本+ mila】となります。
現在イタリアの紙幣はユーロですがユーロ導入前はリラを使っていました。そのためリラをよく使っていた世代は大きな数字にとても強い気がします。参考までに130円≒ 1€ ≒ 2000リラ
☆ イタリア語の数字 エクササイズ ☆
練習問題1: 数字をイタリア語でまず言ってみよう!
そのあと音声ファイルで発音チェック♬
- 31
- 47
- 94
- 58
- 66
- 73
- 12
- 99
- 4
- 10
練習問題2:聞き取りエクササイズ
まずは音声を聞いてください。10つランダムな数字が流れますので書き取りましょう。正解はこのブログの一番下に記載してあります。
練習問題3;自分の年齢を言ってみよう!
Q: Quanti anni hai? 君は何歳?
A: Ho — anni ~歳です。
- Quanti anni hai? 君は何歳?
- Ho trentadue anni. 32歳です。
練習問題2の解答;9,385 – 346 – 12,396 – 98 – 43,675 – 281 – 4,024 – 78,221 – 203,724 – 21,629,319