イタリア語ショッピング完全ガイド|服・バッグ・アクセサリーの単語と旅行フレーズ

イタリア語ショッピング完全ガイド|服・バッグ・アクセサリーの単語と旅行フレーズ

イタリア語ショッピングの基本を身につければ、ミラノのブティックでもフィレンツェの革製品店でも、自信を持って買い物ができるようになります。このガイドでは、イタリア語ショッピングに役立つ服・靴・アクセサリーの単語と、試着のお願い・サイズ確認・色の指定に使えるフレーズを音声つきで練習できます。


イタリアで買い物をする前に
ショッピングの基本マナーと注意点

イタリア語ショッピングを楽しむ前に、日本とは少し違う習慣を知っておくとスムーズです。まず大切なのが挨拶。個人経営の小さなお店(negozio di abbigliamento)に入るときは、必ず「Buongiorno!」(こんにちは)や「Buonasera!」(こんばんは)と声をかけましょう。無言で入ると、店員さんも少し戸惑ってしまいます。

お店に入ると「Buongiorno, posso aiutarla?」(いらっしゃいませ、何かお探しですか?)と声をかけられることがあります。ただ見たいだけなら「Sto solo guardando, grazie.」(見ているだけです、ありがとう)と答えれば大丈夫です。

営業時間にも注意が必要です。ミラノやローマなどの大都市では大型のショッピングセンター(centro commerciale)が日曜日(domenica)も営業していますが、地方の小さな町の個人店は日曜定休のところが多く、土曜の午後から閉まることもあります。旅行の計画を立てるときに確認しておきましょう。

イタリアのファッション産業は世界的に有名で、グッチ(Gucci)・プラダ(Prada)・アルマーニ(Armani)など世界的なブランドが生まれた国です。服の素材や縫製にこだわる文化があり、Treccaniのabbigliamento(服飾)の解説にもあるように、イタリア語ではfareスペッサ(fare spese)が日常の買い物、fare shopping がファッション系の買い物を指す使い分けもあります。

洋服の単語 abbigliamento
衣類・ファッションのイタリア語

イタリア語ショッピングで最初に覚えたいのが、衣類(abbigliamento)の基本単語です。以下の一覧を見ながら、音声でも発音を確認してみてください。服を指定するときは「この〜をください」という表現もよく使います。

La regola

イタリア語の服の単語は、ほとんどが名詞として使われます。色や素材を組み合わせるときは、形容詞を名詞の後ろに置くのが基本です。
例:una maglietta rossa(赤いTシャツ)/ un cappotto di lana(ウールのコート)
名詞の性別によって形容詞の語尾が変わる点に注意。詳しくは後の「色の言い方」セクションで。

イタリア語日本語
vestito da donnaワンピース・女性服
abito da uomo男性用スーツ
gonnaスカート
pantaloniズボン・パンツ
giaccaジャケット
camiciaシャツ・ブラウス
magliettaTシャツ
cappottoコート
sciarpaスカーフ・マフラー
cappello帽子
guanti手袋
cravattaネクタイ

アクセサリーとジュエリー gioielli e accessori
宝石・装飾品の単語

アクセサリーに興味があるなら、gioielleria(宝石店・ジュエリーショップ)も覗いてみてください。フィレンツェのヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)周辺には宝石店が並んでいて、見るだけでも楽しめます。金(oro)・銀(argento)・プラチナ(platino)など素材も豊富です。

イタリア語日本語
anello指輪
braccialeブレスレット
collanaネックレス
orecchiniイヤリング・ピアス
orologio時計
oro金・ゴールド
argento銀・シルバー
platinoプラチナ
diamanteダイヤモンド
smeraldoエメラルド
rubinoルビー
perle真珠・パール

はるかさんがフィレンツェのお店で服を選ぶ場面です。イタリア語の先生マッテオさんがサポートしてくれます。

👩🏻 Haruka: Matteo, vorrei comprare una gonna. Dove posso andare?
マッテオ、スカートを買いたいんだけど。どこに行けばいい?

👨🏻 Matteo: Qui vicino c’è un bel negozio di abbigliamento. Entriamo!
近くにいい洋服屋さんがあるよ。入ろう!

👩🏻 Haruka: (al commesso) Buongiorno! Posso provare questa gonna verde?
(店員さんに)こんにちは!この緑のスカートを試着できますか?

Commesso: Certo! Che taglia porta?
もちろんです!サイズは何をお使いですか?

👩🏻 Haruka: Porto la taglia… non lo so bene. In Giappone faccio la 38.
サイズは……よくわからないです。日本では38を着ています。

👨🏻 Matteo: In Italia la 38 corrisponde più o meno alla S. Prova la 38 italiana!
イタリアのサイズ38は日本のSサイズくらいだよ。イタリアの38を試してみて!

👩🏻 Haruka: La gonna è troppo stretta. Avete la taglia più grande?
スカートがきつすぎます。ひとつ大きいサイズはありますか?

Commesso: Sì, eccola la 40! Come va?
はい、40はこちらです!いかがですか?

👩🏻 Haruka: Perfetta! La prendo. Quanto costa?
ぴったりです!これにします。おいくらですか?

Commesso: Cinquantadue euro.
52ユーロです。

👩🏻 Haruka: Posso pagare con la carta?
カードで払えますか?

Commesso: Certamente. Ecco lo scontrino.
もちろんです。レシートをどうぞ。

Nota bene

  • Posso provare…? 〜を試着できますか? ← ショッピングで最もよく使うフレーズ
  • Che taglia porta? サイズは何ですか?(店員から聞かれる定番の質問)
  • Porto la taglia ___. 私のサイズは___です。(ポルト・ラ・ターリャ)
  • troppo stretta きつすぎる ← troppo(〜すぎる)+形容詞
  • La prendo. これにします。(直訳:私はこれを取ります)←「買います」より自然な表現

🎯 Mini-sfida: fare spese in italiano
練習してみよう

以下の質問にイタリア語で答えてみてください。

  1. 「このジャケットを試着できますか?」はイタリア語でどう言う?
  2. 「私のサイズはMです」はどう言う?
  3. 「このコートは大きすぎます」を完成させよう:Il cappotto è troppo ___.
  4. ジュエリーショップをイタリア語で何という?

Risposte: 1. Posso provare questa giacca? / 2. Porto la taglia M. / 3. grande / 4. gioielleria

まとめと関連レッスン
旅行会話をもっと広げよう

イタリア語ショッピングで使う基本単語とフレーズを確認しました。服・アクセサリー・革製品の語彙と、「Posso provare?」「Vorrei…」「Quanto costa?」など実際のお店で役立つ表現を身につけておくと、旅行先での買い物がずっと楽しくなります。

イタリア旅行の他の場面でも会話を練習したい方は、こちらも参考にしてみてください。


革製品・バッグ pelletteria
フィレンツェが誇る革工芸の世界

イタリアのpelletteria(革製品)は世界的に評価が高く、フィレンツェとナポリは革製品の産地として特に有名です。バッグ(borsa)、財布(portafoglio)、ベルト(cintura)など、旅行のお土産にも最適です。お店で素材を確認したいときは「È di vera pelle?」(本革ですか?)と聞いてみてください。

イタリア語日本語
borsaバッグ(普通サイズ)
borsettaポシェット・小さめバッグ
scarpe靴(常に複数形)
cinturaベルト
portafoglio財布
valigiaスーツケース
borsellino小銭入れ
stivaliブーツ
sandaliサンダル

下着と素材 intimo e tessuti
生地・素材のイタリア語

イタリアにはIntimissimi(インティミッシミ)、Calzedonia(カルツェドーニア)、Tezenis(テゼニス)など下着・靴下の専門ブランドのお店がよく見かけます。価格も手頃で、日本では手に入りにくいデザインのものも見つかります。

素材(tessuto / materiale)の名前を覚えておくと、品質の確認やギフト選びに役立ちます。商品タグを見て確認するときにも使えます。

イタリア語日本語
calze靴下(長め)
calzini短い靴下(ソックス)
canottieraタンクトップ
reggisenoブラジャー
pigiamaパジャマ
accappatoioバスローブ
collantストッキング・タイツ
lanaウール
cotoneコットン
setaシルク
pelle革・レザー
vellutoベルベット
lino麻(リネン)

イタリア語ショッピングで使うフレーズ frasi utili
試着・購入・支払いに使う表現

単語を覚えたら、次は実際の会話で使うフレーズです。イタリア語ショッピングでよく使われる表現をまとめました。特に「Vorrei + 動詞の原形」の構文は、丁寧な希望・依頼を表す万能フレーズです。

Vorrei + +
〜したいのですが(丁寧な希望・依頼。主語は io(私))

  • Vorrei comprare una maglietta rossa. → 赤いTシャツを買いたいのですが。
  • Vorrei provare questo cappotto. → このコートを試着したいのですが。
  • Vorrei pagare con la carta. → カードで払いたいのですが。
  • Vorrei cambiare questa gonna. → このスカートを交換したいのですが。
フレーズ意味
Posso provare?試着できますか?
Dov’è il camerino?試着室はどこですか?
Quanto costa?いくらですか?
È troppo caro/a.高すぎます。
Accettate carte di credito?クレジットカードは使えますか?
Posso avere lo scontrino?レシートをもらえますか?
Avete altri colori?他の色はありますか?
Avete la taglia più grande/piccola?ひとつ大きい/小さいサイズはありますか?
È in saldo?セール品ですか?
La prendo.これにします。
Sto solo guardando, grazie.見ているだけです、ありがとう。

色・サイズの言い方 colori e taglie
形容詞の性数変化に注意

イタリア語の色の形容詞は、修飾する名詞の性(男性・女性)と数(単数・複数)に合わせて語尾が変わります。「赤い」は名詞によって rosso / rossa / rossi / rosse と変化します。色のイタリア語と形容詞の変化はこちらの記事でも詳しく練習できます。

色(女性単数形)日本語男性単数形
rossa赤いrosso
verde緑色のverde(不変)
gialla黄色のgiallo
blu青のblu(不変)
arancioneオレンジのarancione(不変)
bianca白いbianco
nera黒いnero
chiara明るい(色)chiaro
scura暗い(色)scuro
a righeストライプ柄のa righe(不変)
a quadriチェック柄のa quadri(不変)
a pallini水玉模様のa pallini(不変)

サイズについては、日本とイタリアの表記が違います。イタリアでは数字(36, 38, 40, 42…)やアルファベット(XS, S, M, L, XL)を使います。日本の号数とは対応しないことが多いので、試着できる場合は必ず試してみてください。

サイズ表現意味
Porto la taglia S / M / L.私のサイズはS / M / Lです。
La maglietta è troppo grande.このTシャツは大きすぎます。
È troppo piccola.小さすぎます。
È troppo stretta.きつすぎます。
È troppo larga.ゆるすぎます・幅広すぎます。
È leggera / pesante.軽い / 重い。

よくあるミスと注意点
日本人が間違えやすいポイント

Attenzione!

  • scarpe は複数形:「靴」は常に複数形 scarpe。「靴を一足」→ un paio di scarpe(ウン・パーイオ・ディ・スカルペ)。una scarpa と言うと「片足だけ」になります。
  • borsa と borsetta の違い:borsa は普通サイズのバッグ、borsetta は小さめのポシェット。大きさで使い分けます。
  • pelle と pelletteria の違い:pelle は「皮・肌」という素材のこと、pelletteria は「革製品のお店・産業」全体を指す言葉です。
  • 「高い・安い」に注意:値段が「高い」は caro(カーロ)、「安い」は economico(エコノーミコ)です。「安い」を basso(低い)と言うのは間違い。basso は「背が低い」「音が低い」のときに使います。
  • 色の形容詞の変化を忘れずに:「青い靴」→ scarpe blu(不変)、「赤いバッグ」→ borsa rossa(女性形)、「黒いコート」→ cappotto nero(男性形)

イタリアのお店で試着をお願いするにはどう言えばいいですか?

「Posso provare questo/questa ___?」と言います。例えばジャケットなら「Posso provare questa giacca?」(このジャケットを試着できますか?)です。試着室は camerino(カメリーノ)と言います。

イタリア語ショッピングでサイズを確認するフレーズを教えてください。

店員から「Che taglia porta?」(サイズは何ですか?)と聞かれます。自分のサイズを伝えるときは「Porto la taglia M.」のように答えます。イタリアのサイズ表記は日本と異なる数字(36, 38, 40…)を使うことが多いので、試着して確認するのが確実です。

イタリア語で「いくらですか?」はどう言いますか?

「Quanto costa?」(クワント・コスタ?)と言います。複数の商品の場合は「Quanto costano?」になります。値段が予算より高いときは「È troppo caro/a.」(高すぎます)と伝えましょう。

イタリアの服のサイズは日本と違いますか?

はい、異なります。イタリアの女性服は36, 38, 40, 42という数字で表記されます。日本の7号はイタリアの36〜38前後、9号は40前後に相当しますが、ブランドによって差があります。試着(provare)を強くお勧めします。XS, S, M, L, XLの表記を使うブランドもあります。

イタリアのショッピングで日曜日に気をつけることはありますか?

ミラノやローマなど大都市では日曜営業しているお店が多いですが、地方の小さな町では日曜日(domenica)と土曜午後に閉まる個人店が多いです。旅行先での買い物は土曜午前か平日に計画すると安心です。

「これください」はイタリア語でどう言いますか?

一番シンプルなのは「Questo, per favore.」(これをください)です。より丁寧に言うなら「Vorrei comprare questo.」(これを買いたいのですが)が自然です。決断したら「La/Lo prendo.」(これにします)とも言えます。


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