イタリア語で“どういたしまして prego” その他の表現

イタリア語で“どういたしまして prego” その他の表現


  • お礼を伝える表現は grazie だけではなく、ti ringrazio / la ringrazio / grazie di cuore / grazie mille など状況や相手で使い分けます。
  • “どういたしまして” も prego 一辺倒ではなく、figurati / si figuri / ci mancherebbe / non c’è di che / non c’è problema を覚えるとぐっと自然になります。
  • 感謝の理由を言うときは前置詞 per または diTi ringrazio per il regalo / Ti ringrazio di tutto.
  • レベル A2(伊検4級~3級)の語彙です。短い対話で繰り返し練習しましょう。

“ありがとう”を伝える表現
Modi per dire grazie

最も簡単で誰もが知っているお礼の言葉は grazie(グラッツェ)、そして礼に応える “どういたしまして” は prego(プレーゴ)。確かによく使うしよく聞く言葉です。礼儀正しくもあり、簡単な一言である “grazie” “prego” はとても便利です。

ただせっかくイタリア語を学んでいるのだから、これ以外の表現も知っておきたいもの。また “grazie” と言って必ずしもお決まりの “prego” が返ってこないこともあります。そんな時、コミュニケーションや気持ちのやり取りで大切な役割を果たすお礼とその応対の色々な言い方を知っていると、とても役に立ちます。

動詞 ringraziare を使って “ありがとう=君に感謝します” の言い方は
Ti ringrazio. (= io ringrazio te)。敬語では La ringrazio. (= io ringrazio Lei) “あなたに感謝します。”

“ありがとう” を伝える表現の例

  • grazie / grazie mille どうもありがとう
  • ti ringrazio / la ringrazio 君に感謝する/あなたに感謝します
  • (io) vi ringrazio (私は)君達に感謝します。/ (noi) vi ringraziamo (私達は君達に)感謝します / (lui / lei) ti ringrazia (彼/彼女は君に)感謝します
  • grazie di cuore 心から感謝します

前置詞 per と di
Le preposizioni “per” e “di”

感謝の理由を述べるときには前置詞 perdi が使われます。例えば:
Ti ringrazio per il regalo. プレゼント、どうもありがとう。”
Ti ringrazio di tutto! 色々ありがとう!”

お礼の言葉もないほど感謝していることを伝えるときは
Non so come ringraziarti. 何とお礼を言えばいいのかわからない。” といった表現も聞かれます。

prego 以外の“どういたしまして”
Alternative a “prego”

お礼に応える prego 以外の表現

  • figurati / si figuri(又は “si immagini“) とんでもない、大したことじゃないですよ
  • ci mancherebbe これくらい何でもないよ
  • non c’è di che 大したことないですよ/お礼を言われるほどのことではありません
  • non c’è problema 何でもないことです
  • nessun disturbo お安い御用

figurati と ci mancherebbe の注意点
Attenzione: non sempre significano “prego”

figurarsi は『思い描く、想像する』の意味で、Figurati (tu)Si figuri (Lei) はそれぞれ命令形です。
ここでの意味は “そんなことは大したことじゃないって想像つくでしょ⇒そんなお礼なんてとんでもない⇒どういたしまして” ということ。

figuratici mancherebbe も常に “どういたしまして” という意味になるわけではないので注意が必要。例えば下記の例文:

Figurati se mio fratello mi presterà mille euro. 兄が私に1000ユーロを貸すなんて、そんなことあるもんか…(君はそんなこと想像できるかい?ありえないよ。)

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grazie や prego を覚えたら、次は figurati・ci mancherebbe・non c’è di che まで使い分けたいところ。A2-B1 の日本人学習者のために設計された Zoom 集中コースで、お礼の場面を実践会話で練習しましょう。

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その他の表現
Altre espressioni utili

音声テキストで紹介した以外に “どういたしまして。/たいしたことないよ” と伝えたい時に “Di niente!” や “Per così poco.” なども使えます。場面や相手との関係に合わせて自然に使い分けられるようになると、感謝の気持ちがより深く伝わります。

Sakura(サクラ、日本人留学生)が、ローマでルームメイトの Luca(ルカ)からスーツケースの修理を手伝ってもらった後の場面。

🌸 Sakura: Luca, ti ringrazio davvero! Senza di te non sarei mai riuscita a chiudere la valigia.
ルカ、本当にありがとう!あなたがいなかったらスーツケースを閉められなかった。

👨 Luca: Figurati, Sakura! Era proprio una sciocchezza.
とんでもないよ、サクラ!ほんの小さなことさ。

🌸 Sakura: No no, per me è stato importante. Ti ringrazio di cuore.
いやいや、私には大事なことだった。心から感謝します。

👨 Luca: Ma ci mancherebbe! Tra coinquilini si fa così.
そんなのお互い様!ルームメイト同士はこんなものだよ。

🌸 Sakura: E grazie anche per il caffè di stamattina. Era buonissimo.
それから今朝のコーヒーもありがとう。とても美味しかった。

👨 Luca: Non c’è di che. È il mio modo di darti il benvenuto a Roma.
大したことないよ。ローマへようこそ、っていう僕なりの歓迎さ。

🌸 Sakura: Allora stasera cucino io. Ti ringrazio per tutto.
じゃあ今晩は私が料理するね。色々ありがとう。

👨 Luca: Non so come ringraziarti! Adoro la cucina giapponese.
何とお礼を言えばいいか!日本料理が大好きなんだ。

🌸 Sakura: Per così poco! È un piacere cucinare per te.
こんな小さなことで!君のために料理するのは楽しいよ。

ミニチャレンジ
Mini-sfida

次の表現を伊語で書いてみましょう。

  1. 「プレゼントをありがとう。」
  2. 「(敬語で)あなたに感謝します。」
  3. 「とんでもない、大したことないよ。」(friend, “figurarsi”)
  4. 「色々ありがとう!」(”di tutto”)
  5. 「何とお礼を言えばいいかわからない。」
答えを見る
  1. Ti ringrazio per il regalo. / Grazie per il regalo.
  2. La ringrazio.
  3. Figurati!
  4. Ti ringrazio di tutto!
  5. Non so come ringraziarti.

よくある質問
Domande frequenti

<!– wp:rank-math/faq-block {"questions":[{"id":"faq-grazie-01","title":"grazie と ti ringrazio はどう違いますか?","content":"

意味はほぼ同じですが、ti ringrazio は動詞 ringraziare(感謝する)を活用させた完全な文で、grazie より少し丁寧で個人的な響きがあります。grazie は最も一般的で日常で多用されます。敬語では La ringrazio を使います。

“,”visible”:true},{“id”:”faq-grazie-02″,”title”:”prego 以外に「どういたしまして」の言い方はありますか?”,”content”:”

はい、たくさんあります。代表的なものは figurati(友達同士)、si figuri(敬語)、ci mancherebbe、non c’è di che、non c’è problema、di niente、per così poco、nessun disturbo など。場面と相手で使い分けます。

“,”visible”:true},{“id”:”faq-grazie-03″,”title”:”figurati は常に「どういたしまして」の意味ですか?”,”content”:”

いいえ。figurati は figurarsi(想像する)の命令形で、文脈次第で意味が変わります。お礼への返事では「とんでもない」、しかし Figurati se mio fratello mi presterà mille euro. のような文では「想像できる?ありえない」という意味になります。

“,”visible”:true},{“id”:”faq-grazie-04″,”title”:”感謝の理由を言うときの前置詞は per と di どちらですか?”,”content”:”

両方使えます。具体的な物や行為には per が一般的:Ti ringrazio per il regalo. / Ti ringrazio per l’aiuto. 抽象的な「全部」「親切さ」などには di もよく使われます:Ti ringrazio di tutto. / Ti ringrazio di cuore.

“,”visible”:true},{“id”:”faq-grazie-05″,”title”:”敬語ではどの表現を使えばいいですか?”,”content”:”

相手が Lei(敬語)の場合、La ringrazio(あなたに感謝します)と si figuri(どういたしまして)が基本です。si immagini も使えます。お店、職場、年上の方、初対面の場面で適切です。

“,”visible”:true},{“id”:”faq-grazie-06″,”title”:”このレベルは伊検何級ですか?”,”content”:”

A2 レベル(CEFR)に相当し、伊検 4級〜3級の語彙範囲です。日常会話で頻出する表現なので、初級段階で覚えると会話の自然さが大きく向上します。

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フォトクレジット: Vittorio Matteo Corcos – Mezzogiorno al mare 1884


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