言わせてはいけない10個の言葉-イタリア女性編

女心は難しい。男性陣の皆さん、悪気はなかったのに何か言って彼女を怒らせてしまったことはありませんか?もしも彼女がイタリア人だったら・・・・今回紹介する10個の言葉を彼女の口から言わせてはいけません。言わせてしまった場合の対応策も紹介しています。


イタリアの女性と聞いて男性陣はどんなイメージがありますか? 日本でもよく知られている女優のモニカ・ベルッチやソフィア・ローレン、そして元ジョージ・クルーニーの恋人だったエリザベッタ・カナリスなどが代表するように美しくセクシーなだけでなくどこか強さを感じるイタリア女性。


もしもイタリア人の彼女ができたら・・・・そんなことも我が身に起こるかもしれない。付き合いが上手くいっているときはバラ色の人生のように思えますが恋人や恋愛には喧嘩はつきもの。イタリア人女性に言わせてはいけない10個の言葉をご覧ください。参考までに言われてしまった場合に役立つ受け答えもどうぞ。イタリア人女性だけではなく多くの日本女性にも当てはまることが多いでしょう。

ただこれらの事例が全てということではないので『こんなシチュエーションもあるのかもな』『イタリア語ではこういう言い方をするんだ』と楽しみながら読んでいただければと思います。

NON SONO TUA MADRE
私はアンタのママじゃないのよ!


女性の心理: 当たり前のように手作りパスタを作ったり、靴下までアイロン掛けたりすると思わないでよ。アンタのママじゃないのよ。あ~、最後にロマンチックな夜を過ごしたのはいつだったかしら・・・

受け答え: Scusa hai ragione.〈君の言うとおりだ〉 
素直にこう言われると女性の怒りも収まる。


文法✒; sono (io) < essere (~である), hai(tu) < avere (~持っている、~である)
イタリア語の動詞は主語によって活用形が異なります。

MI TROVI INGRASSATA?
私、太ったと思う?


女性の心理: 食欲に任せ大好きなパスタやジェラートを食べて贅肉がついたのはよくわかっている・・・・でも太っていないと言って。愛するあなたにはそう思われたくない。

受け答え: Assolutamente no! Sei come quando ti ho conosciuta.〈そんなことないよ!君は出逢ったときのままだよ〉 
あなたの愛がある一言で彼女の心は落ち着くもの。何かと女性は体型を気にしがち。


文法✒; trovi (tu) < trovare  (見つける)

SAI CHE GIORNO E’ OGGI, VERO?
今日何の日か知っているわよね?


女性の心理: また大切な記念日忘れたわね。高くつくわよ、お詫びとして後で何か買ってもらおう。当然の報いだわ。

受け答え:ハリウッド映画 Mementovieのように記憶したいことを体にタツゥーするか。それはちょっと行き過ぎなので携帯電話のカレンダー機能に登録しておくがいい。


文法✒; sai (tu) < sapere(知る、<能力として>~できる)

NIENTE ・・・
別に・・・


女性の心理:  “C’è qualcosa che non va? どうかしたの?”というあなたの質問に対し”niente  別に・・・” という回答は何もないという意味ではなく何かがある証。
しかし “Sei sicura?  本当に?” という追加質問は厳禁。そんなことをいったら口喧嘩勃発です。

受け答え: “別に・・・”と不機嫌に言われてしまうとこちらもつい怒りたくなる。が、そこはグッと冷静さを保ちましょう。時間が許すならば(許さなくても時間をやりくりしよう) “Che ne dici di andare a cena stasera? 美味しいものを食べに行かない?”と優しく彼女を包み込もう。 

ALLORA FALLO TU
だったらアンタがやれば


女性の心理: 私のやっていることに口出さないでよ。アンタのやり方が一番なんて思わないで。分かったなら黙ってあっちにいっていて。

受け答え: Uターンして彼女が作業している場所から黙って立ち去りましょう。


文法✒; fai (tu) < fare(~する、作る、~させる)

INVECE DI STARE SEDUTO
座ってないで


女性の心理: 座って全く動かない。私ばっかりにあれこれやらせないで少しは自主的に手伝ったら?言われないとわからないの?

受け答え: 一言謝り直ぐに彼女を手伝おう


D’ACCORDO …
分かった…


女性の心理: 不服気味にいう”分かった・・・”はそのままの意味で理解してはいけません。本心は納得していなくリベンジを計画中

受け答え: 言葉の意味をそのまま鵜呑みにするのではなく声のトーンに要注意!用心しておきましょう。何事も起こりませんように。


VUOI INDOSSARE QUELLA COSA?
そんなの着るの?


女性の心理: そんな悪趣味なの着ないでよ。私の彼氏としてふさわしい格好をして。

受け答え: 直ぐにクローゼットへ行き着替えよう。何を身につけようがあれこれ言われたくない男性陣の気持ちもごもっとも。しかし女性は自分の彼氏を周囲によりよく見せて自慢したいもの。良いリレーションシップを保つためにも彼女の顔を立ててあげよう。


文法✒; vuoi (tu) < volere(~したい、~がほしい)
※ この vuolereやdovere (~しなければならない)、potere ( ~できる)、sapere(<能力として>~できる)は補助動詞という働きをもつ大切な動詞です。補助動詞についてのブログ解説はこちらをご参照ください。

DECIDI TU !
自分で決めれば!


女性の心理: “全く、いつも自分で決められないんだから・・・優柔不断な男ね” 
何でもかんでも自分で決めるパワハラ、モラハラ男子は良くないがいつも迷ってばかりでは頼りがないです。様々な場面で決断力が求められます。

受け答え: 声のトーンや口調に注意。家庭ではマンマが何でもやってくれるかもしれないがそれなりの年齢になったら自主的に色々できるようになっていた方がその先の人生で訳に立ちます。これは男性女性にも言えることですが・・・


文法✒; decidi (tu) < decidere(決める、解決する)

DOBBIAMO PARLARE
話しがあるの


女性の心理: これ以上不満を内に秘めているのは無理。警告しないとわからないようね。

受け答え: 勇気がいりますが逃げずに “Certo! もちろん” といって話しを聞こう。


文法✒; dobbiamo (noi) < dovere(~しなければならない、~に違いない)


上記例文で出てきた動詞はとても重要な動詞です。これらの動詞は直説法現在(現在形)で不規則活用をします。下記に表を記してありますので参考にしてください。
現在形の規則活用動詞についての解説はこちらをご参照ください。

essereaverefaredoverepoteresaperevolere
iosonohofacciodevopossosovoglio
tuseihaifaidevipuoisaivuoi
lui/leièhafadevepuòsavuole
noisiamoabbiamofacciamodobbiamopossiamosappiamovogliamo
voisieteavetefatedevetepotetesapetevolete
lorosonohannofannodevonopossonosannovogliono


恋人、そして夫婦関係が円満でありますように❤

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    フォトクレジット Juana Romani – Couverture Paris Noël – 1894

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    Mariko & Riccardo
    留学経験や豊富なイタリア語教授経験を活かし、小さなスクールならではのアットホームで個々のニーズに対応したサービス提供をモットーとする。 無類の猫好き、そして美味しいものが大好きでイタリアや日本の食文化をこよなく愛する。最近は食への探求心から家庭菜園でズッキーニやちょっと珍しいトマトを栽培中

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