トリエステのお勧め-Trieste-番外編

トリエステのお勧め-番外編

番外編ではトリエステで有名なブッフェ”DA PEPI”を紹介。110年以上の歴史をもつトリエステ郷土料理を食べられるカジュアルなブッフェ。

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Trieste-3-225x300-upトリエステにあるお勧めブッフェ “DA PEPI”. テレビでこのお店を知った時からずっとトリエステに行く最も大きな動機となった。メディアでも何度か取り上げられた人気店だ。

“DA PEPI”はイタリア統一広場から歩いて数分のところにある。

店内は20人が座れる程度の小さいテーブルがあり、晴れた日はお店の外にもテーブルが所狭しと置かれ十数人くらいは座れる。座らなくても立ち食いで美味しいパニーノを頬張る客が沢山いる。

活気があってさすが人気店といえる。店員もテキパキしていて気持ちが良い。

“DA PEPI”は1897年から創業している老舗のブッフェ。地元の人からも人気のこのブッフェではトリエステならではの豚料理が楽しめる。お店のお勧めの一品はbollito misto(ボッリート・ミスト)。これは豚のソーセージや舌、パンチェッタなど各部位を楽しめる茹でた豚肉プレート。美味しいお肉に添えられたザワークラフト(crauti)とマスタード(mostarda)はお肉の味を更に引き立てる! ザワークラフトとはキャベツの漬物でドイツ料理のソーセージに添えられている酸っぱいキャベツのことだ。トリエステはドイツ系の貴族であるハプスブルグ家の領地であった影響が感じられる。

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bollito mistoのプレート、美味しすぎる!!!!(๑´ڡ`๑)  お食事と一緒に飲むビールはもちろんDreherビール。現在はオランダのハイネケンに買収されたがDreherビールは1773年に本格的なビール工場がここトリエステに設立されたトリエステを代表するビールだ。

bollito mistoの一品(ブログ冒頭写真は二人分)でお腹も心も満たされるがあまりの美味しさに他のメニューもトライしたくなる。そんな雰囲気を察したのか店員さんが “prosciutto cotto tipo Praga” を薦めてくれた。これはプロシュットコット・プラハ風。

プラハでもプラハハムを食べたことがあるがここのプロシュットコット・プラハ風は格別!ナイフで切り取ったちょっと厚めでほんのり温かいプロシュットコットは絶品!プロシュットコット・プラハ風に添えられた白いクリームソースは “formaggio liptauer”というものでトリエステ料理には欠かせない。マスカルポーネやゴルゴンゾーラ、パプリカ等が材料でとても繊細な味。個人的にゴルゴンゾーラは好きではないのだが、このliptauerソースは美味しかった。

ブッフェという割には少し高い値段だったが思う存分食べて飲んで、しかもこれだけ美味しいので大満足。トリエステに行く際にはお勧めブッフェだ。次回はシンプルにパニーノを立ち食いでオーダーしたい。

トリエステ-その1トリエステ-その2-もお楽しみください。

トリエステ-ブッフェ DA PEPI のサイトはこちら

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Mariko & Riccardo
留学経験や豊富なイタリア語教授経験を活かし、小さなスクールならではのアットホームで個々のニーズに対応したサービス提供をモットーとする。 無類の猫好き、そして美味しいものが大好きでイタリアや日本の食文化をこよなく愛する。最近は食への探求心から家庭菜園でズッキーニやちょっと珍しいトマトを栽培中

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