“Casa” はイタリア語で”家””家庭”という意味。イタリア人にとっても居心地の良い家を持つことはとても大切。今回のブログでは住居や生活に欠かせない単語とフレーズを音声付きで紹介。
“Vuoi venire a casa mia? 家に来る?” イタリア人の友人ができたらこんな誘いを受けることもあるでしょう。またイタリアで長期滞在、はたまたイタリアに家を購入することがあれば家探しという少し大変ながらも貴重でワクワクする体験をすることでしょう。
家は最もリラックスできる空間。自分好みに家の中をコーディネートしていく楽しさがあります。
家探しに、そして家や生活環境について話すときに役立つ様々な単語と役立つフレーズを紹介。ネイティブによる音声ガイドもありますのでどうぞお楽しみください。
Stanze, spazi ed edifici – 部屋, 空間 ,建物
- l’appartamento アパート/マンション
- la villetta a schiera テラスハウス
- la bifamiliare 二世帯住宅
- la mansarda ペントハウス/屋根裏の居室
- la stanza /camera 部屋
- la cucina キッチン
- la camera da letto 寝室
- il bagno バスルーム/トイレ
- il ripostiglio 物置/納屋
- il soggiorno リビングルーム
- l’ingresso 玄関/入り口
- il palazzo 集合住宅/ビル
- l’ascensore エレベーター
- la sala da pranzo ダイニングルーム
- il balcone バルコニー
- le scale 階段
- il cortile 中庭
- la piscina プール
- il posto auto 駐車場
- la cantina 地下室
Domande utili – 役立つ質問フレーズ
- Quante camere ci sono a casa tua? あなたの家にはいくつ部屋がありますか?
-
A che piano è l’appartamento? (アパートの)何階ですか?
-
Quanti bagni ci sono? バスルームはいくつありますか
?
- Quanti metri quadri è? 何平方メートルありますか?
- C’è l’ascensore? エレベーターはありますか?
家を選ぶにあたっていくつ部屋やトイレがあるのか、大きさはどのくらいなのか明確にしておきたいものです。またマンションやアパートの場合は何階になるのか、そしてエレベーターがあるのかも大切です。
賃貸物件の値段はミラノやローマは同じヨーロッパの大都市ロンドンやアムステルダムなどに比べると若干安いです。東京や大阪と比べても平均的にイタリアの方が安いうえ間取りも大きなものを借りれます。もちろん便利な大都市は地方に比べると物価は全体的に高くなります。賃貸で安く抑えたいときには家具付きのmonolocaleというワンルームアパートがお勧め。
不動産会社はイタリア語agenzia immobiliare .
家やマンションの造りは日本のものと比べてバラエティ豊かな印象があります。想像力豊かで芸術気質なお国柄だからでしょうか・・・
Utenze, servizi e distanze – 公益事業,サービス,距離
- il gas ガス
- l’elettricità 電気
- il telefono 電話
- la bolletta 領収書
- l’affitto 家賃
- il mutuo 貸付/担保
- la banca 銀行
- l’ufficio postale 郵便局
- il supermercato スーパーマーケット
- la metropolitana 地下鉄
- la stazione del treno 駅
- i negozi 商店
- l’autobus バス
- il parco 公園
- la biblioteca 図書館
- il comune 市役所
- la vita notturna 夜の娯楽
- un quartiere tranquillo 閑静な地区
Domande utili – 役立つ質問フレーズ
- Le spese sono incluse? 諸経費は含まれていますか?
- Quanto si paga per … (il gas)? (ガス代)はいくら?
- C’è (la metropolitana) vicino? 近くに(地下鉄)はありますか?
- C’è vita notturna? 夜楽しめる所はありますか?
- (Il comune) è lontano da qui? (市役所)はこの近くですか?
イタリアのガス電気水道代などはヨーロッパ内でも高い方です。インターネットや携帯電話料金は全体的に日本より少し安い価格で利用できます。ただ携帯電話料金はよくオプションが変わったりするので気をつけないとあっという間に利用額を超えてしまうことがあるので注意が必要です。
言うまでもなくお店や夜の娯楽施設はミラノやローマなどといった大都市部ほど様々な選択肢があります。イタリアでは地方や南部などの地域ではお店やスーパーにもお昼休みがあり平日でもうっかり午後1時以降に買い物に行くととお店が午後4時くらいまで閉まっているということはよくあります。
家選びの条件としてお店やスーパーなどが便利であること、そして郵便局や病院などのサービスが充実していること、憩いの公園があるかどうかなどがあげられます。
自動車大国のイタリアは通勤や通学(こちらは親が子供の学校まで見送りする)の足は自動車が主ですがバスや電車を使う人もいます。公共交通機関においてはイタリア全国を走るTrenitaliaという鉄道の他、ミラノ、ローマ、ナポリといった大都市に地下鉄が通っています。地下鉄工事においてイタリアでは「地下を掘れば遺跡にあたる」と言われており実際にローマでは沿線拡張工事を開始して間もなく遺跡発見し幸か不幸か工事は中断されてました。一方ミラノは着実に地下鉄の延長工事が進められ現在では4路線が運行中で2路線が工事中となっています。
イタリアの家・・・入り口となる玄関ドアは日本のものと比べると重厚でうっかり鍵を持たずに外に出てしまうと施錠されてしまうドアが結構あるのでご注意を。