赤ちゃんの名前を付けることは両親がその子がこの世に授かって初めて贈る大事なプレゼント。2013年にイタリアに生を受けた赤ちゃんたちはどんな名前が多かったのでしょうか。時代と共にイタリアでもトレンドの名前があります。
赤ちゃんの名前を付けることは両親がその子がこの世に授かって初めて贈る大事なプレゼント。家族を大切にするイタリア人にとっても赤ちゃんの名付けは意味あること。
イタリア人のファーストネームは日本ほどバラエティーに富んだものではありません。多くはカトリックの聖人の名前や歴史上の重要人物と同じ名前を我が子に名付けます。
一般的に男性の名前の語尾は -o であり、女性の名前の語尾は -a になります。
そのため〈 Roberto ♂〉〈 Roberta ♀〉、〈 Paolo ♂〉〈 Paola ♀〉といった男女間で名前の対があります。
男性の名前の語尾の多くが -o で終わりますが例外的に 〈Andrea 〉〈 Luca 〉〈Gianluca 〉〈Nicola 〉 など語尾が -a でもこれらは男性の名前になります。
2013年にイタリアに生を受けた赤ちゃん達はどんな名前を授かったのでしょうか。 国立統計研究所 (Istituto Nazionale di Statistica) による統計結果をもとに今年のトレンドを音声と共にみてみましょう。名前の響きというのも名付ける上で重要なポイント♪です。
来年赤ちゃんが誕生する方、名前は日本風、それともイタリアンな名前にする?
赤ちゃんの名前ランキング -イタリア(2013年12月統計)
🌟 女の子 – Bambine 🌟
🌟 男の子 – Bambini
- Sofia
- Giulia
- Giorgia
- Martina
- Emma
- Aurora
- Sara
- Chiara
- Gaia
- Alice
- Anna
- Alessia
- Viola
- Noemi
- Greta
- Francesca
- Ginevra
- Matilde
- Elisa
- Vittoria
- Giada
- Beatrice
- Elena
- Rebecca
- Nicole
- Arianna
- Melissa
- Ludovica
- Marta
- Angelica
- Francesco
- Alessandro
- Andrea
- Lorenzo
- Matteo
- Mattia
- Gabriele
- Leonardo
- Riccardo
- Davide
- Tommaso
- Giuseppe
- Marco
- Luca
- Federico
- Antonio
- Simone
- Samuele
- Pietro
- Giovanni
- Filippo
- Alessio
- Edoardo
- Diego
- Christian
- Nicolo’
- Gabriel
- Emanuele
- Cristian
- Michele
上記が新生児の名前人気トップ30。イタリアでも外国由来の名前が人気ランキングに入るようになりました。例えば Gabriel 。 これはイタリアのオリジナル名でいうと Gabriele ですがあえて外国由来の名前で名付けた形になります。
そして下記に紹介する名前は現在イタリアに多く存在する名前になります。新生児の名前ではありません。
2013年時点で最も多く存在する名前-イタリア
👩🏻🦰 女性 – Donne 👱🏻♀️
👨🏻 男性 – Uomini 👱🏻♂️
- Maria
- Anna
- Giuseppina
- Rosa
- Angela
- Giovanna
- Teresa
- Lucia
- Carmela
- Francesca
- Caterina
- Antonietta
- Carla
- Concetta
- Margherita
- Franca
- Paola
- Luisa
- Nicoletta
- Laura
- Antonia
- Giuseppa
- Luigia
- Bruna
- Amelia
- Luciana
- Marisa
- Gabriella
- Emilia
- Grazia
- Giuseppe
- Giovanni
- Antonio
- Mario
- Luigi
- Francesco
- Angelo
- Vincenzo
- Pietro
- Salvatore
- Carlo
- Franco
- Domenico
- Bruno
- Paolo
- Michele
- Giorgio
- Aldo
- Sergio
- Luciano
- Roberto
- Vittorio
- Pasquale
- Alberto
- Enrico
- Renato
- Gino
- Guido
- Umberto
- Gaetano
そうなんです、教室なんかで”Anna!” “Mario, どこ?” なんて声をかけると何人も振り向く・・・なんてことがあります。同じ名前を持つ人が多くてもそれぞれ個性を持ったイタリア人はとても魅力的です。
日本はというと現代の新生児女子で最後に”子”が付く名前はかなり少なくなりました。70年代生まれの私の名前は “Mariko” ですが語尾に -o が付くためイタリアの文法的には男性名詞ということになり何度か ”君は女なの、男なの?” と聞かれたり ”Marika” と名前を間違えられた事がありました。
日本は昔から両親がその子の名前に意味を込めて名付けることが多いです。自分の名前の由来をイタリア人に紹介すると彼らはとても関心をもって聞いてくれます。両親から最初にもらった名前、大事にしていきたいですね。
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