「上に・下に・上へ・下へ」と位置や方向を表す副詞、sopra(上に)、sotto(下に)、su(上へ)、giù(下へ)を整理します。sopra と sotto は静止した位置、su と giù は動きや方向を表すのが基本。さらに di sopra(上の階)、in giù(下方へ)、su e giù(行ったり来たり)などの組み合わせも。sopra と sotto は前置詞にもなります。これらの位置の副詞を、例文つきでわかりやすく解説していきます。
Gli avverbi di posizione
位置の副詞とは:sopra・sotto・su・giù
「上・下」を表す副詞には、sopra(上に)、sotto(下に)、su(上へ)、giù(下へ)があります。Treccani も sopra・sotto・su・giù を場所の副詞として挙げています。大まかに言うと、sopra と sotto は「どこにあるか」という静止した位置、su と giù は「どちらへ動くか」という方向を表します。「Il libro è sopra.(本は上にある=位置)」と「Vieni su!(上がっておいで=方向)」を比べると違いがよくわかります。
これらは小さな語ですが、日常会話で非常によく使います。家の中で「上の棚」「下の引き出し」と言ったり、「上がって」「下りて」と人を呼んだり。位置と方向を的確に伝えられると、道案内や片づけ、料理の説明などがぐっとスムーズになります。まずは sopra・sotto(位置)と su・giù(方向)の二組を押さえましょう。
日本語では「上に」「上へ」を助詞で区別しますが、イタリア語は語そのものを変えます。「本が上にある」(位置)と「上がる」(方向)で、sopra と su を使い分けるのです。最初はどちらか迷うかもしれませんが、「止まっているか、動いているか」を考えると選びやすくなります。位置なら sopra/sotto、動きなら su/giù、というシンプルな対比を覚えておけば大丈夫です。
もう一つ知っておくと便利なのが、これらの語の多くが副詞と前置詞を兼ねることです。単独で使えば副詞(è sopra=上にある)、後ろに名詞を続ければ前置詞(sopra il tavolo=テーブルの上に)になります。一つの語を二通りに使えるので、覚える単語の数を増やさずに表現の幅を広げられます。まずは単独の副詞から慣れ、慣れてきたら名詞を続けて前置詞として使う、という順で身につけるとスムーズです。
- Metti il piatto sopra.
皿を上に置いて。 - Il gatto è sotto.
猫は下にいる。 - Sali su!
上がっておいで!
sopra, sotto
上に・下にの位置
sopra(上に)と sotto(下に)は、ものの位置を表します。「La chiave è sopra.(鍵は上にある)」「Cerca sotto.(下を探して)」のように、副詞として単独で使えます。何の上か・下かをはっきり言いたいときは前置詞として「sopra il tavolo(テーブルの上に)」「sotto il letto(ベッドの下に)」とも使えます。
sopra と sotto は、副詞と前置詞の両方になる便利な語です。後ろに名詞を続ければ前置詞(sopra la sedia=椅子の上に)、単独なら副詞(è sopra=上にある)。「上下の位置」を表す中心的な語なので、まずこの二つを使いこなせるようにすると、空間の説明が得意になります。
sopra と sotto には、文章で「前述の・後述の」という意味もあります。「come detto sopra(前述のとおり)」「vedi sotto(下記参照)」のように、書類や説明文でよく見かけます。物理的な上下だけでなく、文章の中の「上のほう・下のほう」も表せるのです。読解で出会ったら、文脈で「空間の上下」か「文章の前後」かを判断しましょう。
数や量の話でも sopra と sotto は活躍します。「sopra i trenta gradi(30度を超えて)」「sotto lo zero(氷点下)」「bambini sotto i dieci anni(10歳未満の子ども)」のように、基準より上か下かを表します。天気予報や年齢制限など、日常のいろいろな場面で耳にする使い方です。「物理的な上下」から「数値の上下」へと意味が広がっているわけで、この感覚をつかむと応用が利きます。
順位やランキングでも sopra・sotto が使われます。「Siamo sopra in classifica.(順位で上にいる)」「È sceso sotto la media.(平均を下回った)」のように。スポーツの順位表や成績の話でよく出てきます。「上にいる・下に落ちる」という日本語の感覚とも重なるので、比較的イメージしやすい使い方です。基準を決めて「その上か下か」を言う、という発想がつかめると、さまざまな場面に応用できます。
- Il quadro è appeso sopra.
絵は上に掛かっている。 - Ho trovato le scarpe sotto il letto.
ベッドの下に靴を見つけた。 - Firma sotto, per favore.
下に署名してください。
su, giù
上へ・下への方向
su(上へ)と giù(下へ)は、動きや方向を表します。「上がる」「下りる」のように、移動の向きを示すのが特徴です。「Vieni su!(上がっておいで!)」「Vai giù.(下りて)」「Guarda su.(上を見て)」のように。階段やエレベーターで人を呼ぶとき、視線を向けさせるときによく使います。
su は前置詞「〜の上に・〜について」としても使いますが、副詞の su は「上へ」という方向です。「tira su(引き上げる)」「metti su l’acqua(お湯を火にかける)」のように、動詞と組み合わせて句動詞も作ります。giù も「buttare giù(書き留める・飲み下す)」のように動詞とくっつきます。方向の su・giù は、動きのある表現で活躍します。
su と giù は、動詞とくっついて句動詞(verbi sintagmatici)をたくさん作ります。「andare su(上がる)」「venire giù(下りてくる・崩れる)」「mettere su(火にかける・始める)」「buttare giù(書き留める・落ち込ませる)」など。動詞+su/giù で、もとの動詞とは少し違う意味になることもあります。会話で頻出するので、よく使う組み合わせから覚えていくと表現の幅が広がります。
su には「さあ!」と人を励ます使い方もあります。「Su, coraggio!(さあ、頑張って!)」「Su, andiamo!(ほら、行こう!)」のように、相手の背中を押すかけ声です。giù にも「giù le mani!(手を離せ!)」のような強い表現があります。方向の su・giù は、物理的な動きから気持ちの動きまで幅広く使われ、会話に勢いを与えます。短い語だからこそ、イタリア人の会話にぽんぽん飛び出します。
数の増減にも su・giù を使います。「I prezzi vanno su.(値段が上がる)」「La temperatura va giù.(気温が下がる)」のように、andare su / andare giù で「上昇・下降」を表します。経済ニュースや天気の話でおなじみの言い方です。物の移動だけでなく、数値が「上がる・下がる」動きも su・giù でいきいきと伝えられます。日本語の「上がる・下がる」とほぼ同じ感覚で使えるので、覚えやすい表現です。
- Sali su, ti aspetto!
上がっておいで、待ってるよ! - Scendi giù un attimo.
ちょっと下りてきて。 - Tira su la tapparella.
シャッターを上げて。
di sopra, di sotto
上の階・下の階の言い方
di sopra(上の階)と di sotto(下の階)は、建物の階を指す便利な表現です。「I vicini di sopra fanno rumore.(上の階の隣人がうるさい)」「Vado di sopra.(上の階へ行く)」のように。二階建ての家やマンションで、上下の階を言うときの定番です。su や giù を使って「Sono di sopra.(上にいるよ)」とも言えます。
方向を強調したいときは in su(上方へ)、in giù(下方へ)を使います。「dai dieci anni in su(10歳以上)」「guardare in giù(下を見る)」のように。また「ここの上・下」を指す quassù(この上に)、quaggiù(この下に)、lassù(あの上に)、laggiù(あの下に)といった合成語もあり、距離と上下を同時に表せます。
これらの合成語は、話し手からの距離も同時に表すのが面白いところです。quassù(この上に)と lassù(あの上に)は、どちらも「上」ですが、近いか遠いかが違います。quaggiù(この下に)と laggiù(あの下に)も同様です。山の上の小屋を指して lassù、自分のいる高台を指して quassù、と使い分けます。上下と遠近を一語で言えるので、風景の描写でとても便利です。
- I bambini sono di sopra.
子どもたちは上の階にいる。 - Da qui in giù è tutto in discesa.
ここから下はずっと下り坂だ。 - Lassù c’è un rifugio.
あの上に山小屋がある。
su e giù, sottosopra
位置を使った慣用表現
位置の副詞は、慣用表現でも活躍します。「su e giù」は「行ったり来たり、上ったり下りたり」。「Cammina su e giù per la stanza.(部屋を行ったり来たりしている)」のように、落ち着かない様子を表します。「sottosopra」は「ひっくり返って、上を下への大騒ぎ、めちゃくちゃ」。「La casa è sottosopra.(家の中がぐちゃぐちゃだ)」のように使います。
面白い慣用句に「non andare né su né giù」があります。直訳は「上にも下にも行かない」ですが、意味は「どうにも我慢できない、しゃくにさわる」。「Quella offesa non mi va né su né giù.(あの侮辱がどうにも腹に据えかねる)」のように使います。位置の副詞は、空間だけでなく感情や状態も表せる、奥行きのある語です。慣用表現を覚えると、会話がぐっと生き生きします。直訳では意味がつかめないので、丸ごと覚えてしまうのがおすすめです。
ほかにも mettere sottosopra(ひっくり返す・引っかき回す)、andare su e giù(上下する・行き来する)など、su/giù や sopra/sotto を使った言い回しは豊富です。気分について「essere giù(落ち込んでいる)」「tirarsi su(元気を出す)」という使い方もあります。giù が「下」から「落ち込み」へ、su が「上」から「元気」へと結びついているのが見えてきます。位置の語が感情まで運ぶ、というイタリア語らしい発想です。
- Sono stato su e giù tutto il giorno.
一日中、上ったり下りたりしていた。 - Dopo il trasloco è tutto sottosopra.
引っ越しのあと、何もかもめちゃくちゃだ。
La forma con «a» e «di»
sopra a / sopra di の形
sopra と sotto を前置詞として使うとき、後ろが名詞ならふつう直接続けます。「sopra il tavolo(テーブルの上に)」「sotto il letto(ベッドの下に)」。Treccani も、話し言葉では sopra al tavolo、sotto al letto のように a を挟む形も使われると説明します。意味は同じで、a を入れるとややくだけた響きになります。どちらでも通じますが、書き言葉では a なしの形が好まれます。
後ろが代名詞のときは、di を入れます。「sopra di me(私の上に)」「sotto di noi(私たちの下に)」のように。sopra me とは言わず、必ず di を挟むのがポイントです。たとえば「Sopra di me abita una mia amica.(私の上の階に友人が住んでいる)」。名詞なら直接、代名詞なら di、と覚えておくと、前置詞の sopra・sotto が正確に使えます。
su も同じ感覚です。名詞には直接(sul tavolo=テーブルの上に、su+il の縮約)、代名詞には di(su di noi=私たちに関して)。su は「〜の上に」だけでなく「〜について」の意味も持つので、文脈で見分けます。「un libro su Galileo(ガリレオについての本)」のように。前置詞としての sopra・sotto・su は、後ろが名詞か代名詞かで形が変わる、と意識すると迷いません。
- Il quadro è sopra al camino.
絵は暖炉の上にある。 - Sopra di noi abita una famiglia.
私たちの上の階に家族が住んでいる。 - Conto su di te.
君を頼りにしているよ。
dentro, fuori, davanti
ほかの位置の副詞も
上下のほかにも、位置を表す副詞はたくさんあります。dentro(中に)、fuori(外に)、davanti(前に)、dietro(後ろに)、vicino(近くに)、lontano(遠くに)。Treccani もこれらを場所の副詞として一緒に挙げています。「Aspetto fuori.(外で待つ)」「Il giardino è dietro.(庭は後ろにある)」のように、sopra・sotto と同じ感覚で使えます。
これらの多くも、sopra・sotto と同じく副詞と前置詞の両方になります。「dentro(中に=副詞)」「dentro la scatola(箱の中に=前置詞)」のように。上下(sopra/sotto/su/giù)をマスターしたら、前後・内外(davanti/dietro/dentro/fuori)も同じ要領で広げていくと、空間の表現が一通りそろいます。位置を自在に言えると、道案内や物の説明がとても楽になります。家具の配置や料理の手順など、日常の説明でも大いに役立ちます。
これらの語は組み合わせると、もっと細かい位置も表せます。「qui dentro(この中に)」「là fuori(あの外に)」「lì davanti(あの前に)」のように、qui/lì と組み合わせて距離を足せます。「Mettilo lì sopra.(あの上に置いて)」のように、複数の位置語を重ねるのも自然です。一語ずつ覚えたら、二語を組み合わせて「この中」「あの上」と言ってみると、表現がぐっと細やかになります。
- Ti aspetto fuori.
外で待ってるね。 - Il bagno è in fondo, a destra.
トイレは奥の右だ。 - Mettilo dentro, al sicuro.
安全に中に入れて。
Nella vita di tutti i giorni
場面で使う:道案内・家・料理
道案内では、これらの副詞が大活躍します。「È qui sopra, al secondo piano.(すぐ上、2階です)」「Il bar è più giù, sulla destra.(バールはもう少し下、右手です)」のように。坂の多い町では「sempre dritto e poi giù(まっすぐ行って、それから下へ)」という案内も自然です。上下を交えて説明できると、相手にぐっと伝わりやすくなります。
家の中では、su・giù・di sopra・di sotto が毎日のように飛び交います。「Sali su che è pronto.(できたから上がっておいで)」「Le chiavi sono giù, sul tavolo.(鍵は下、テーブルの上だよ)」「Dormo di sopra.(私は上の階で寝る)」。家族とのやりとりで、これらの語なしには一日が回らないほどです。階のある家を想像しながら例文を読むと、使い方がすっと頭に入ります。
料理でも便利です。「Metti su l’acqua, intanto.(その間にお湯を火にかけて)」の mettere su は「火にかける」。「Abbassa, tieni la fiamma giù.(火を弱めて、低く保って)」のように、火加減も su・giù で言えます。動詞と組み合わさると、もとの「上・下」から少し離れた意味になるのが面白いところです。台所のイタリア語にも、位置の副詞はしっかり根を張っています。
買い物や町歩きでも便利です。エレベーターのない建物で「È al terzo piano, tutto su a piedi.(3階です、全部歩いて上ります)」、坂の途中の店を指して「È un po' più giù.(もう少し下です)」。観光案内所や店先で、こうした上下の説明は毎日のように交わされます。地図を見せながら「qui sopra」「più giù」と指させるようになると、道のやりとりが一気にスムーズになります。
- La farmacia è qui sotto, a sinistra.
薬局はこの下、左手です。 - Porta su le valigie, per favore.
スーツケースを上に運んで。 - Metti su il sugo, intanto.
その間にソースを火にかけて。
Esempi quotidiani
位置の副詞 日常の例文
最後に、日常でよく使う位置の副詞の例文を集めました。声に出して読むと、位置と方向の区別が自然に身につきます。どれも日常で頻繁に使う表現ばかりなので、まるごと覚えるのが近道です。
読むときは、頭の中で動きを思い浮かべるのがコツです。sopra・sotto なら止まっている物を、su・giù なら動く人や物をイメージします。映像とセットで覚えると、いざ話すときに正しい語がすっと出てきます。
最後に一つ、覚え方のヒントです。家を一軒思い浮かべて、屋根の上に sopra、地下に sotto、二階へ上がる動きに su、一階へ下りる動きに giù、と当てはめてみてください。一つの場面に四語をまとめて結びつけると、記憶に定着しやすくなります。位置と方向の感覚が体にしみ込めば、もう迷うことはありません。
- Il libro è sopra.
本は上にある。 - Cerca sotto il letto.
ベッドの下を探して。 - Vieni su un attimo.
ちょっと上がっておいで。 - Scendi giù, ti aspetto.
下りておいで、待ってるよ。 - I vicini di sopra sono gentili.
上の階の隣人は親切だ。 - Cammina su e giù, è agitato.
行ったり来たり、彼は落ち着かない。 - La stanza è sottosopra.
部屋がめちゃくちゃだ。 - Guarda in giù dal balcone.
バルコニーから下を見て。
Dove sbagliano i giapponesi
日本人がつまずくポイント
いちばん多い迷いは、sopra/sotto と su/giù の使い分けです。「上にある」という静止した位置なら sopra、「上へ動く」という方向なら su。「Il libro è sopra(本は上にある)」と「Vieni su(上がっておいで)」を比べて、「位置なら sopra/sotto、動きなら su/giù」と覚えてください。
もう一つは、sopra/sotto を前置詞として使うとき、後ろに名詞を続けるのを忘れることです。「テーブルの上に」は sopra il tavolo と、名詞を続けます。単独の sopra は「上に(漠然と)」という副詞です。また su は前置詞「〜について」(un libro su Roma)の意味もあるので、文脈で「上へ」か「〜について」かを判断します。
三つ目は、代名詞の前で di を落としてしまうことです。「私の上に」は sopra di me で、sopra me とは言いません。名詞なら直接(sopra il tavolo)、代名詞なら di を挟む(sopra di me)、と区別します。日本語の感覚で前置詞のあとにそのまま「私」を置くと不自然になるので、代名詞のときは di をワンセットで思い出すと安心です。
- ❌ Vieni sopra(動き)→ ✅ Vieni su
動きは su/giù - ❌ è sopra il(名詞なし)→ ✅ sopra il tavolo
前置詞は名詞を続ける
Come parlano gli italiani
イタリア人はこう話す
イタリア人は家の中で su と giù を一日中使います。「Scendi giù che è pronto!(下りておいで、できたよ!)」「Sali su, ti faccio vedere.(上がっておいで、見せてあげる)」のように、人を呼ぶときの定番です。二階建ての家では di sopra / di sotto も頻出。位置と方向の副詞は、家庭の会話の必需品です。階段のある家では、一日に何度も su と giù が飛び交います。
慣用表現も会話を彩ります。忙しく動き回った日は「Sono stato su e giù tutto il giorno!(一日中ばたばたしてた!)」、散らかった部屋を見て「Che disastro, è tutto sottosopra!(ひどい、めちゃくちゃだ!)」と。基本の sopra・sotto・su・giù を使いこなせるようになると、こうした慣用表現も自然に身につきます。まずは家の中の上下を、これらの副詞で言ってみてください。身近なものの位置を口に出して練習すると、すぐに身につきます。
気持ちの上下も、イタリア人はこれらの語で表します。元気がないときは「Oggi sono un po' giù.(今日はちょっと落ち込んでいる)」、励ますときは「Su, tirati su!(さあ、元気出して!)」。giù が「沈んだ気分」、su が「上向きの気分」と結びついているのがよくわかります。位置の副詞が感情まで運ぶこの使い方を知っていると、ネイティブの会話のニュアンスがぐっと深く理解できます。
- Ti aspetto di sopra.
上の階で待ってるね。 - Metti su il caffè, per favore.
コーヒーを火にかけて。
Dialogo
会話:引っ越しの片づけ
留学生のタケシが、友人のキアラと、二階建てのアパートで引っ越しの荷物を片づけています。位置の副詞がたくさん出てくる場面です。
👨🏻🦰 Takeshi: Questi scatoloni dove li metto?
この段ボール、どこに置く?
👩🏽🦱 Chiara: I libri di sopra, in camera. Le pentole giù, in cucina.
本は上の寝室。鍋は下の台所ね。
👨🏻🦰 Takeshi: Ok. E questo specchio? Lo appendo sopra il divano?
了解。この鏡は?ソファの上に掛ける?
👩🏽🦱 Chiara: Sì, perfetto. Però attento, è tutto sottosopra qui!
うん、いいね。でも気をつけて、ここはもうめちゃくちゃ!
👨🏻🦰 Takeshi: Ahah, sono su e giù dalle scale da un’ora!
ははっ、1時間も階段を上ったり下りたりしてるよ!
👩🏽🦱 Chiara: Le valigie portale su, in camera. I cappotti restano giù.
スーツケースは上の寝室へ。コートは下のまま。
👨🏻🦰 Takeshi: E i libri pesanti? Li lascio qui sotto?
重い本は?ここの下に置いておく?
👩🏽🦱 Chiara: Sì, lasciali lì sotto. Poi sistemiamo tutto con calma.
うん、そこの下に置いといて。あとでゆっくり片づけよう。
🎯 Mini-sfida
ミニチャレンジ
次の5問、位置の副詞を正しく使えますか?位置と方向の区別に注意して挑戦してみてください。答えは下のトグルで確認できます。
- 「上がっておいで!」(動き):Vieni ___!
- 「本は上にある」(位置):Il libro è ___
- 「上の階にいる」:sono di ___
- 「家がめちゃくちゃ」:la casa è ___
- 「行ったり来たり」:su e ___
答えを見る / Vedi tutte le risposte
1. su(動きは su/giù)/2. sopra(位置は sopra/sotto)/3. sopra(di sopra=上の階)/4. sottosopra(めちゃくちゃ)/5. giù(su e giù=行ったり来たり)。ポイント:位置は sopra/sotto、方向は su/giù、慣用表現は丸ごと暗記。
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理解度クイズ
(クイズ準備中)
Domande frequenti
よくある質問
位置の副詞について、B1レベルの学習者からよく寄せられる質問をまとめました。sopra/sotto と su/giù の違いや、前置詞用法など、つまずきやすい点を確認しておきましょう。
sopra/sotto と su/giù はどう違いますか?
sopra(上に)・sotto(下に)は静止した位置を、su(上へ)・giù(下へ)は動きや方向を表します。「上にある」なら sopra、「上がる」なら su を使います。
sopra と sotto は前置詞ですか副詞ですか?
両方です。単独なら副詞(è sopra=上にある)、後ろに名詞を続ければ前置詞(sopra il tavolo=テーブルの上に)になります。
di sopra・di sotto はどんな意味ですか?
建物の「上の階・下の階」を指します。I vicini di sopra(上の階の隣人)、Vado di sopra(上の階へ行く)のように使います。
su e giù はどんな意味ですか?
「行ったり来たり、上ったり下りたり」という意味です。Cammina su e giù(行ったり来たりしている)のように、落ち着かない動きを表します。
sottosopra はどう使いますか?
「ひっくり返って、めちゃくちゃ」という意味です。La casa è sottosopra(家の中がぐちゃぐちゃだ)のように、混乱した状態を表します。
伊検2級・3級に出ますか?
位置の副詞は会話・読解で頻出します。sopra/sotto と su/giù の区別、di sopra などの慣用表現を押さえておくと安心です。
「私の上に」は sopra me ですか?
いいえ、sopra di me です。代名詞の前では di を挟みます(sopra di me, sotto di te)。名詞の前は直接(sopra il tavolo)。代名詞のときだけ di が要ると覚えてください。
sopra il tavolo と sopra al tavolo はどちらが正しい?
どちらも使えます。a なしの sopra il tavolo が標準的で書き言葉向き、a を挟む sopra al tavolo は話し言葉でよく聞きます。意味は同じです。




